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仕事中によく泣いてたのは、我慢ばかりしていたから


こんにちは。シングルマザーのれいこです。


昨日、過去の記憶を記事にしました。
(読みづらいのでまた整えていきます)


この記事で思い出したことがありました。

よく泣いてたんですよ。「涙の数だけ強くなる」んだ、といつだかテレビで流れてきた曲を思い出しながら。これを乗り越えたら強くなれるんだ、と言い聞かせて。



仕事中に泣きすぎて仕事にならない


けど当時結構しんどかったんですよね。ちゃんとした人になるには年収がないといけないような気がしていたし、そのためにはちょっと無理をして仕事を覚える必要があるんだ、と。



大学も中退でアパレルしか職歴のない私がお給料を貰うためには、無理をするくらいが丁度いいと思い込んでました。入社3ヶ月目で仕事が終わらなくて深夜の1時半まで働いた日もあってね。へへ



ほぼ毎日オフィスに着く前にトイレ行くんですよ。仕事が辛いから。精神統一とでも言うのでしょうか。そして上司がとっても怖かったので、本社の優しい人が電話かけてきたらトイレに篭り泣いてました。この人には言えたんです。



何か一つ「つらい」と思うとすぐトイレに行ってました。口では「大丈夫です」って言ってんのに、なんでかわかんないけど涙がじわぁってこみ上げてくる。

「なんでこんなに泣いてるんだ?」
「ちょっとおかしい気がする」
「いや、でも仕事ができるようにならないと・・」


自分の「すぐ泣く」が何かのサインだなって気付いても押し殺してました。仕事しないと自分が認められないと思ったから。絶対に負けたくないと思って。



これ、数年越しでようやく気がついたんですけど悲しみをなかったことにする、って実は気持ちが心の中で溜まっていってるんですね。



「仕事大変なんだよね〜やばいよ〜」とは友達に言えても、明るく振る舞ってしまうと言うか。仕事が大変なことは知っておいて欲しいけど、本気で心配されるほどじゃないと思っていて。



友達もいて親も近くにいるけど、本音を誰にも言えてなかったんです。唯一言えたのが本社の優しい人だけ。だからこの時に溜まりに溜まった感情が一気に出てきちゃって、泣きながら話をしちゃう。


そもそも、本音がなんなのか気付いてなかった気もするんです。本当は大学を中退しても仕事ができてなくても、それでもいいと誰かに言って欲しかった。



そんなこと誰も知らないから誰も言わないんですけど。自分でもその気持ちをひた隠しちゃうから気付かないし。



どうにか我慢できる自分を作っていきます。近しい職場の人には「大丈夫です」の一言で突っ張っていました。それ以上話すとまた泣いてしまう。



結局そんな状況が続いてしまってどうしようもなくて、でも仕事はしたい私。すると本社の人は「精神科に行ってみなさい。私も行ったことあるから。仕事辞めたくないならそうやって付き合うこともできるよ」と教えてくれます。




初めてのメンタルクリニック


薄々気付いていました。けど他人から言われるのやばくない・・?とは思いつつこれもきっかけかなぁとメンタルクリニックを受診。人気の精神科は混んでたので、すぐにいけるクリニックへ向かいます。



待合室は混んでいてみんな普通の人。この時「普通の人が行くって本当なんだ」と他人事のように感じました。



血液検査をして、問診に答えて先生と少しだけ話します。これ休職とかになるんか・・?って思ってたら先生が「どうしたいですか?」と聞いてきます。



どうしたいですか?????
私はどうなんですか????先生????



先生は「あなたが鬱で会社を休みたいと言うのなら診断書が出せます。あなたが決めていいですよー。診断の結果は抑うつですけど。」とのこと。


抑うつってやつがあるんですね?
一歩手前ですね?

でもそしたら私はまだやれるってことですね。
(そうじゃない)



そう解釈してお薬をもらって、飲んだら気持ちが軽くなったので泣かずに仕事をすることができたんですよね。薬って効果あるんだなぁって。26歳の春に会社に向かうバス待ちで落ち着いた自分と再会しました。



そしたら仕事も一つずつこなせるようになっていって。このきっかけがなかったらずっと泣きっぱなしだったかもしれません。




限界になるまで我慢をしない



この時はお薬に助けられましたが、そもそも私は本音が限界になるまで言えない、が問題でした。さっきも書いてるんですが、気持ちってなかったことにしようと思っていても溜まってるんです。



なかったことにしようとすればするほど、溜まっていくんです。誰かに打ち明けられたり、一人でノートに気持ちを書き殴る習慣でもあったら違ったのかもしれません…。押し殺した気持ちほど、黒く淀んで動かずにいます。



なんでこんなに溜めちゃうかって言ったら。

怒りとか悲しみはネガティブで良くないもの
だから感じてはいけないもの。
外に出してはいけないもの。
醜いもの。

外に出していいのは明るいもの。
他人が困らないもの。
迷惑をかけないもの。


いつの間にかそう思い込んでいました。けど、無理やりポジティブに変換させても怒りや悲しみを感じた自分は確かにそこにいたんです。



だからそんな自分を否定するんじゃなくって「今、悲しんだ」とか「今、怒ってるなぁ」って自分の気持ちに気付いて受け入れていく方が自分に優しかったんですね。



だって完璧な人間なんかじゃないから。美しさだけで生きていけない。



小さく小さく自分の気持ちを受け入れて、小出しにする。高まった気持ちと一緒に言葉をバーーーって出す必要がないように。



怒りに任せて誰かを傷つけるための言葉を使わないように。悲しみに任せて「かまって」を泣きながら伝えることがないように。



そんな生き方が少しずつできるようになってきてから、気持ちが楽なんです。もちろんさっきも言ったけど完璧ではありません。けどいつになっても完璧になんてなれなくて、追い求めても苦しくなるだけなら。



醜さごと自分をまずは受け入れる。そうして、優しい気持ちを感じる時間を増やす。楽しいとか、心地いいとか。そうすると落ち着くんですよね。



ここからは蛇足なんですが、
お化粧も洋服も好きな私は完璧な自分をずっと求めていました。完璧主義、ここにも現る。クセなんですよねえ。だからいろんなアラが見える30歳目前。



けどそんな自分も「歳を重ねたんだなぁ、色気でも出たか?」と鏡を見ながら問いかけることにします。出てるといいね。




何もしてない時の自分より2ミリ良くなるようにお化粧とお洋服を楽しむようにしてます。完璧に仕上げるのはキリがないから。今の自分よりちょっといい、を目指して。小綺麗なアラサーを目指していきたいです。

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