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初対面ばかりの結婚式なのに存分に楽しめてしまった


もう早いこと1ヶ月経ちそうなんですが、先月友人の結婚式に参加してきました。自分の妊娠やらコロナの影響で結婚式が無くなったりやらだったのでわくわくしていました。けどここで問題があります。


それはほとんどの人たちが初対面だということです。1人だけ息子と共にスノーモービルに連れていってもらったことがあるので一度、面識がありますがそれも去年の冬の話。


ちなみに息子は人数の関係上お留守番。ばばの家にお泊まりである。

1さいのころ


新郎新婦を祝う気持ちはありつつもとても緊張していました。


けど、この結婚式で思いがけない発見がありまして。私が人見知りじゃなかったァ!って話じゃないです。長くなってしまったけど、楽しかった日から過去のトラウマを思い出したのでどうかお付き合いしてほしい。



そんな感じでバクバクの心臓を鳴らしながら頭で「なんとかなる、なんとかなる、なんとかなる」と10000000回は唱えてました。




式場へ向かうバス車内。会場は自然の中のレストランらしい


式場へはバスで向かうとのことだったので指定の場所へ行き、乗り込みました。



先に座っている方もいて(この人が・・参加者・・)と認識するもこっちはアウェイ感が半端じゃない。私以外はほとんど知り合いなのでは?とバクバクバク鳴るのを深呼吸で落ち着かせて「こんにちは〜」と声をかけ適当に着席。



気まずい。イヤホンをしてもいいのか・・?いや、点呼の声がかかるかもしれないな??スマホなら眺めていてもいいか???いや、人が通った時に挨拶しそびれて「あいつなんだ態度悪いな?」って思われても困る。ここは何もせず、黙って去年会ったあの子が乗るのを待とう。



いや、待って。私が去年会ったあの子、「ラリ子ちゃん」って呼ばれてた。私もそう紹介されたからそう呼んだけど本名なに????「〜〜なことがあって、ラリってたからラリ子ちゃんなんだよ〜」をなにも気にせず受け入れてしまった過去。



事前に配られた名簿にそんな名前あるはずもなく。本当に、あの子は来るの・・?そして私を覚えているの・・?



勝手に1人で悶々と考えすぎていた私。誰かが来るととりあえず挨拶をし、顔を確認しながら待ってたらみたことある顔が。そうだ、この人がラリ子ちゃんだ。よかったよかった。




やはり私以外の人たちはほとんどが知り合いだったようで、簡単に自己紹介。そしてバスの車窓から北海道庁や町並みを眺めながら会場へ。どうやらレストランを貸し切って式をするらしい。




車内では「新郎に『クライミング(山登り)の服で式に来てもいいよ』って言われたから持ってきたんだけどスーツ着てきてよかったぁ」と罠に掛かるところだった話や、「私たち、ほとんど青系のドレスだね??」とまさかの色被りをしていてきゃっきゃきゃっきゃ向かった。




よかった、本当によかった。みんな話しやすい人たちだった。バクバクだった心臓もいつの間にか静かになっていてなんてことなく過ごせそうなことに安心。




式場へ到着。めっちゃ自然・・!


地方都市の札幌に住んでいる私。自然なんてその辺にあるっちゃあるのだけど、普段生活してるのは公共機関が発達してるところなので少し足を伸ばさないといけない。


ついた先は超自然。清々しいくらいに。
気持ちのいい天候にも恵まれた。

きれいなお花💐


そして”手作り”だと強調して作られた結婚式は新郎新婦のこだわりや工夫がたくさん詰まっていてただ座っているだけなのに、わくわくした。


いろんな企画もあって、私はリンゴジュース飲み比べに参加させてもらった。お酒はめっぽう弱いので肩身を狭くしつつもウェルカムドリンクからリンゴジュースを頂いていた。




飲み比べるのは3種類。内、スーパーで売られているのが2つ、そして北海道の余市町で作られている「りんごのほっぺ。」まさにさっき飲んでいたジュースだ。何度飲んでも美味しい。バイキングで見つけたら絶対頂くくらいすき。ちなみに、りんごをそのまま絞っているらしい。

結果、全問正解できたんだけど他にも正解者がいたのでジャンケンに。今回は勝ちを譲ってやることにしました。



緊張しつつも参加した結婚式。作り手の想いがいっぱい詰まっていて、周りの友人たちが温かくて。とても居心地のいい空間でした。



集合写真は新婦をメインに写真を撮ろうよ!と私が言い出したんだけど、なにを思ったのか新婦は花束を高く掲げ出したので何かを召喚する写真になってしまった。

合わせて私たちもポーズが決まる


未来や今後の幸せを召喚してるのならそれでもいいんだけども。プライバシー保護のため私以外の顔は隠させてもらいましたが、シュールな画に笑いが止まらない様子がここに残っています。この時間を切り抜くっていいよね。




終わってから二次会へ。三次会ではカードゲームを


新郎新婦が三次会から参加するとのことなので、それまでの二次会。おそるおそるだったけど行っていいとのことなので息子もお泊まりだし参加させてもらうことに。



お酒をみんなで飲むなんて本当にいつぶりだろうってくらいに久しぶりだった。飲めないので元々居酒屋に行かないもんでして。それにしても仕事や子育てに追われて、そこに全く関係ない人たちと楽しく時間を過ごすことを少し忘れていたような。



ちなみに、参加者の友人たちは登山をする繋がりらしい。私もクライミングジムで仲良くなったので登ることがすきな人に悪い人はいないと思っている。(最近行けてないけど)



そして三次会では新郎新婦を待ちながらトランプのゲームをすることに。



私的な事件はここで起きた。




初心者は私だけ・・?!



なんと、三次会に残った私以外の参加者(5名)はいつもそのトランプゲームをしているらしい。ゲーム名は『ナポレオン。』

ナポレオン(napoleon)はトランプを用いて行うトリックテイキングゲームの一つ。名前と内容はイギリスのナポレオン(ナップ)に由来する[1]が、日本で独自に発展したものである。このゲームは「ナポレオン」と「副官」からなるナポレオン軍と残りの人達からなる連合軍の2チームによる絵札の争奪戦で、絵札一枚につき1点が入る。ただし、このゲームではK・Q・Jのみならず、Aと10も「絵札」とみなされる。

Wikipedia参照


読んで理解いただけるだろうか。理解頂けるのすごい。私は全然意味がわからず、ちんぷんかんぷんだった。人狼とか大富豪のような、心理戦が必要なゲームだということだけ分かった。



みんなは普段からこのゲームをやり込んでるらしくて年間の成績表をつけているらしい。新郎新婦も含め。ガチすぎる。そんな世界線があったとは子育てガチ勢の私には目からウロコ。



大人になってからも遊べる友達っていいよね〜と感じてたらみんな親切にゲームを教えてくれる。初心者は私だけなので、めっちゃ教えてくれる。けどこれは相手の心を探る真剣勝負なのだ。




私がいることで進みが遅いことやせっかくの仲間内でのゲームに参加してしまったことに罪悪感を感じる。ので、酒も入ってない私はとにかく食らいついてゲームに参加した。真剣勝負の空気を壊さないように。(和気あいあいとしてるけど、目がガチ)



勝っても負けてもお互いを責めるわけでもなく、己の戦略や成績と向き合う人々。そのうち新郎新婦が登場したので「お!今日の式の感想でも!!」と思ったがノリノリで2人も私にゲームを教えてくれた。



いいの・・?今日素敵だったねえ〜〜!!とかそういう反省会しなくていいの??2人が主役になるようなふわふわした会をするものなのかと思っていたんだよ私は。




作り手の2人は疲れながらもゲームに参加している。彼らにも年間成績があるのか。いや、今日は違うだろ。



結局、めちゃくちゃ教わりながら私もゲームにのめり込んでたら新郎新婦は帰っていった。それから「ゲームばっかしてたの、まずかったよね・・?」と我々の反省会が始まった。




けどゲームは続けた。卓球台が使える時がくるまで。結婚式の後とかそんなの関係なく、冷静に、自分たちが楽しむために。卓球台が使えるようになればラリーで卓球を楽しみ、そして三次会で幕を閉じた。




その後みんなは友人の家で朝までナポレオンをするそうだったけど、久しぶりにたくさんの初対面と会った私はさすがに疲れを感じてこの日を終えることにした。



ど緊張から始まったのに日付変わりそうなくらいまで食いつく私は結構肝が据わっているのだなぁ。いやでも、楽しかったなぁ。




新郎新婦に申し訳なく思っていたら・・



そしてせっかく三次会に来てくれたのに早々と帰ってしまった新婦たちのことが気になり、「ゲームしていてごめんね」と連絡をしたら「いやいや、疲れたもんで先に帰ってごめんよ」と。あなたが謝る世界線なの・・?我々あんなに結婚式の反省会そっちのけでゲームしてたのに・・?




新郎新婦にも申し訳なく思っていたし、結婚式に参加した友人たちにも申し訳ないと思っていた。培ってきた信頼関係があってゲームをしてるはずなのに、新参者の私が「そこにいたから」という理由だけでゲームに参加してしまったことを。教える手間をとらせてしまったこと。ちょっと空気が変わってしまったであろうこと。




「一緒に遊ぼうよ〜!」と言われても空気を読んで断ったほうがいいこともある、と思っている。「誘わないとこっちが悪いことしてる気分だし」みたいな感覚で誘ったのかもしれないのに、私ったら甘えに甘えて土足で踏み込んだのでは・・?!普段ない経験に、終わったあとはそわそわ。



しかし数週間後、いつものメンバーで遊んでいたらしい新婦から「れいこ、ナポレオンのセンスがいいって好評だったよ」と。私はずっと邪魔をしてしまったことを気にしていたのに、そんなことも気にせず受け入れてくれていた現実にびっくりした。



「私が邪魔したのではないか」と思ってしまったのは過去に邪魔に思われた経験があるからで、それは一度ではない。記憶がある限り、割と小さい頃から「いらない判定」をされてきていた。




”いらない判定”をされた過去からくる思い込み



最初にいらない判定を受けたのは小学4年生の頃だった。仲がいい2人組がいて、バスケットボールのクラブチームに入ったことをきっかけに仲が良くなった。3人で仲がよかったけど、次第に同じクラスだった子とより仲良くなった。



すると、その仲良くなった子から突然3枚の手紙をもらう。内容は「あなたと仲良くしたくないです」だった。衝撃だった。うち2枚はその内容で、1枚は内容が違った。



「○○ちゃんが書けって言うから。
ごめんね。私は仲良くしたいと思っているよ」


大人になった今なら、この手紙の複雑さが理解できる。3人で仲良くできたらいいと思ってたけど、〇〇ちゃんが嫉妬しちゃうからそれができない。女の子って難しい。結局その後、彼女たちに近づくことをやめた。



その後も大学生時代、アパレル時代と3人で仲良くしていたと思ったら他の2人+違う人たちで仲良くする、それを後日談として耳にして「あ、楽しそうだね〜」と返すしかなく、それとなく私も行きたい空気を出しても誘われることはなく。(怖くて誘えなかった)



どちらもしまいには3人で遊ぼうか!って話すら流れるようになる。そんなことを繰り返して私はまた"いらない判定"されたんだな、と自覚をするようになった。



遊びたいと思った子から好かれない。そんな経験が一度や二度ではない。だから私は邪魔者にならないように、周りが楽しめるように配慮するのがクセになっていた気がする。



なのに知らない人たちの輪に堂々と入り込み、自分はとことん教えてもらい、結婚式の三次会なのに新郎新婦を先に帰らせてしまう。私はなにもしていない。自分の仕事を、できることを見つけられずにただ騒いだうるさい女だった、と勝手に自分を責めていた。



けどふたを開けてみれば誰も私を責めてなかった。それどころか、またナポレオンやろうね〜とふわふわしていた。私は目の前の人たちではなく、過去の自分とばかり向き合っていた。



私を否定するのは、いつだって私だった。
勝手に反省なんかする必要なかった。



「そこにいたから」をもっと楽しんでいい



「そこにいたから」仲良くなる、は学生時代から社会に出るまで、何度も何度も繰り返してきたのは私だけではないと思う。ここまでなんとなく読んでしまったあなたにも経験があるんじゃないでしょうか。



合う合わない、人間同士ならいくらでもあって。"いらない"と直接言われなくたって空気でメッセージを受け取ることはある。そんなことを繰り返すと人間関係や自分に自信を失くして、更には求められる自分を作り出そうとしてしまう。



けど、あなたに何も求めない人は世の中にいる。ただ存在を受け入れて認めてくれる人は間違いなくいる。自分を責めなくていいし、1人反省会もしなくていい。頑張らなくていい。

「いままでいなかった」と「これからもいない」はイコールでは絶対ない。絶対に。



もしまた私と同じように「そこにいたから」を経験することがあれば、その時間をめちゃくちゃ楽しみましょう。楽しんでるあなたを好きになる人がいるかもしれないし、そこからそれとなく関係性が始まることだってあるかもしれません。



今、私の打ってる文字を見てくれてるあなたと私だって関係性が始まったっていいんです。周りにいなければ気になる人に近づいたっていい。人と人との巡り合わせを面白がっていきましょうぜ。


素敵な結婚式、ごちそうさまでした。ふふ


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