トルコの家庭料理『ドルマ』を作ってみた。
要はなすとピーマンに
お米とかを詰め込んで
トマトで煮込むってことよ。
普段お化粧をする女性の方と意見交換をしたいです。皆さんは”すっぴん”での移動可能範囲はどこまでですか?
れいちゃんはというと、下記範囲でございます。
目的があって、移動範囲が狭ければすっぴんでも移動が可能…。『絶望的狭さの台所』から”料理”という目的を淡々とこなす。
ハッとしました。だかられいちゃんは日々すっぴんで料理が出来ているのか。改めて気づかされました。そんな新しい知見を得た本日は、トルコの家庭料理である《ドルマ》を作って参りたいと思います!
〇旅行先の宿で出会ったトルコ料理『ドルマ』って?
先日、香川の離島を訪れた際に宿泊したお宿である島旅農園『ほとり』さん。ここでの御食事はオーナーさんとの共同調理が基本。
なかなか外食が出来なかったり。人が作ったご飯の調味料や食材が気になって、自炊以外を食べることが難しいれいちゃんにとっては好条件でした。
大学在学中にトルコに留学経験のある宿のオーナーの方の得意料理は現地トルコ料理。レンズ豆や鶏肉を使った料理が多いことを釣りをしながら教えてくれました(平和)
しかし、れいちゃんが宿泊した日には豆類を切らしていたそうで。あまりに肉類を食べないれいちゃんですが、メインは御野菜とお米なのでもしかしたら食べられるかも。とおススメしてくれたのが
“ドルマ”
中身をくり抜いたナスやピーマンに、お米や挽肉を詰めてトマト煮込みにする料理。
普段は牛ひき肉を使用することが多いですが、少しヘルシーにと鶏ひき肉で代用しました。
なすやピーマンなどの野菜も。そしてお米も一緒に食べられるので一品で大満足なお料理なんです。
〇絶望的狭さの台所からかつての帝国オスマン料理を作る。
東京に帰る日の朝にお弁当に詰めて、帰りの列車で食べるくらい美味しかったドルマ。
せっかく八百屋とお米屋で働いているのなら、最上級に美味しいものを作って見ないかホトトギス。というワケで作ってみたのです。
”ないのなら 作って泣こう ドルマくん”
ホトトギスどころか全米・全日本が泣いたれいちゃん流ドルマを一緒に作るとしましょう。世界三大料理と名高いトルコ料理。かつての巨大帝国オスマン。
もう規模が大きすぎてワンコンロの絶望的狭さの台所所属のれいちゃんタジタジ。やや控えめに御紹介します。
お米は浸水して給水させておきましょう。秋冬は乾燥の季節なので人間れいちゃんもしっかり水分補給をせねば。
お米を眺めながら考えます。
〇なすとピーマンを骨抜きに。実抜きか。
お次はナスです。
どうして初夢には鷹と富士山と並んでなすびがいるのでしょうか。
魂が抜かれちゃった、そんな感じなのかな。
〇実抜きされた実は、刻んで再び実とする。
お次はナスです。
〇実抜きした実達と、鶏ひき肉の合同プロジェクト新始動!
ここで材料には書いてなかった塩胡椒をしれっと入れます。
スーパーで商品を手にしたけど、やっぱり買わなくて棚に戻す感覚です。
〇鶏ひき肉と実の会にお米様会長をお呼びする。
〇1度も使ったことがないホワイトペパーとナツメッグを初投入
さあ、れいちゃん選手。ここから先は全く味の予想がつきません。自らの知恵と感覚との勝負です。はっきょいのこった。
〇具材達をくり抜かれたなすピーに注入。柿ピーやないて。
全部詰めるとこんな感じになりました。
あ。中の具材は余っちゃっても大丈夫ですよ。間違っても生で食べるような真似はしないでくださいね。一緒に煮込みますよ~。
〇トマトを3カ月前の七夕短冊切りにする。
忘れちゃいないかい?トマト煮込みだぜい。
〇鍋に今回の登場人物を全員ぶち込む(雑)
ここで入れれば間違いないと言われるキオスク的存在の”コンソメ”を入れます。期待大です。運命を背負っています(圧)
〇30分の煮込みダンシングターーイム♪
すんごくいい香りでした。ホワイトペパーなのかナツメッグなのか。真相不明でしたがとにかくいい匂いでした。
香りと映像をお届けできないのが悔しいです。皆さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかないのにそうなりそうです。
〇完成後、あまりの美しさにれいちゃん帝国を立てようか本気検討
〇本物を食べたことはないがとりあえず実食。
一応他にもおかずはありますが、あまりに脇役すぎてつま先立ちしています。
一口食べてみると…美味い…。美味すぎる。ただ、この美味しさがトルコママの作るのと同じ味かはまるで分からない…。
しかし、トマトや野菜の旨みをお米がたっぷり吸っていて。とろとろになっなすとピーマンが美味しすぎるのです。
トルコってケバブしかないと思っていたけれど(失礼)、温かい家庭料理だなと思いました。日本の寿司がケバブで、ドルマは肉じゃが的な感じなのかな。あ、でも肉じゃがは主食にはならないからちょっと違うか。
何でもいいか、美味しけりゃ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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