山梨の郷土料理“ほうとう”を炊き込みご飯にアレンジしてみた。
ほうとうのご飯verは
きっと美味くなると考えた。
皆様、こんにちは。れいちゃんです。
『いやあ、ちょっと大人になったなあ』なんてしみじみと思う瞬間って度々ありませんか?
年を重ねると出来るようになったことや、気にしなくなったこと…。本日の前置きとしましては、れいちゃんverを皆さんに共有してみますね。
こんな風に絶妙な観点の『大人になったなあと感じる瞬間』をつらつら並べてきましたが、番外編に”季節を感じる食材にときめくようになった時”が一昨日加わりました(オイッ)
段々涼しくなって『秋』を感じるようになった今。初秋にピッタリな”ほうとう風炊き込みご飯”を本日は作っていきたいと思います~!
〇オリジナル”ほうとう風炊き込みご飯”を思いついたワケ。
山梨県の郷土料理”ほうとう”。かぼちゃやキノコがたっぷり入った味噌仕立てのスープに、うどん(?)が入った冬に食べるとぽかぽか温まりそうな逸品。
まあ、グーグル大先生にお聞きしながら今高速で調べているんですけどね。
そう、れいちゃんは山梨県出身ではございません。縁も所縁もない土地の郷土料理『ほうとう』を炊き込みご飯にするだなんて。
一体どうやって思いついたのか。早速解説して参ります。
れいちゃんの大好きなテレビ番組の1つに『家事ヤロウ』という、バカリズムさんやカズレーザーさんがMCの番組があります。
先週の特集が”炊きこみご飯SP”だったんですよ。そんな特集の中でムロツヨシさん、松山ケンイチさんが北海道の『石狩鍋』をアレンジした石狩風炊き込みご飯を作っていました。
お鮭様と御味噌という誰がどう見ても絶品な組み合わせ。出木杉君が100点をとっても誰も驚かないくらいの安定感がありますね。
それならば。と、いつもは使わない頭をフル回転させたれいちゃん。
郷土料理のお鍋を炊き込みご飯にして美味しいのならば、もしかするとかぼちゃがメインの山梨の郷土料理”ほうとう”を炊き込んみると美味しいんじゃないのかなと思ったわけです。
つまりは全てムロツヨシさんのおかげというワケです。エクスペーディア♪
〇ほうとう風とは何ぞや。炊き込む前のつべこべ。
『炊き込む前のつべこべ』
〇お米の浸水プールは残暑をえんじょい
ちなみに今回はあまりにも地味な紹介になってしまいますが…茨城県産の新米『一番星』を使っております!令和4年度の中でもかなり早めに出てくる新米ちゃん。
拝啓、一番星様。雑な紹介で心外でしょうが今回は見逃してやってください。
そんな最高に美味しい新米を2時間浸水させている間に具材を準備しちゃいましょう。
〇アブラアゲキル。
いつもいつもお豆腐屋のお姉さんがおまけでくれる油揚げ。連休に突入する前にしっかりお店に油揚げを買いに行ったれいちゃん。
お姉さんはれいちゃんのおててサイズを知っているでしょうか?連休明けに聞いてみるとしましょう。
〇しめじに『できれば個人行動で』とお願いする。
”1人の力では何もできなくても。みんなが集まれば大きな力になる”
そんな日本の教育前線でよく使われる言葉を体現したようなしめじに個人行動を呼びかけます。
〇にんじんに『すまん、かぼちゃメインだわ』と今更告知。
見栄え的には1本まるまる置きましたが、主役はあくまでかぼちゃんマン。下半分だけ使いました。上半分はどんな料理に生まれ変わるか。将来に期待しかありません。
〇しいたけこれだけ?×2(韻を踏みながら言う)
「どうして僕らこれだけなの?」としいたけが聞いてくるでしょう。
「切れば意外と増えるから…」と苦しい言い訳をしながら気まずい時間すら楽しみましょう。
〇ボス、お呼びです。かぼちゃんマンついに降臨。
種は使いません。使わないけれど、写真に写りたいと言われましたので全体像を納めて参りました。
撮り終わったら潔く種はプっと飛ばしちゃいましょう。
具材の準備が全て整ったら一応なんとなく、見栄えと名誉の為にお皿に並べてみます。
〇つべこべ言わず、早速炊き込んでみよう。
〇土鍋に新米『一番星』を積極的に敷き詰める。
純白のお米がかぼちゃ色に。出汁色に染まっていく様をご覧ください。
〇かぼちゃとにんじんを入れて全体的に『オレンジ』感を出す。
オレンジ俺んち。
〇キノコ類をわんさか散らしてきのこ大放牧作戦決行。(油揚げも)
余談ですが雨が少し弱まりました。
〇お焦げが出来ることを期待しながら調味料を入れてみる。
入れ終わりましたらここからは出来上がった具材達を見ることになります。今まで手をかけて。つべこべ言いながらも寄り添い続けた具材達に拍手を!そして最後のお別れを!
〇中火で17分炊きーの。火を止めて15分蒸らしーの。
炊き時間15分。蒸らし時間17分。計32分。貴方は何をしますか?
〇蓋を開けて…ほうとう風炊き込みご飯のパイオニアに。
混ぜれど混ぜれど。お焦げが姿を見せることはありませんでした。しかし…。美しいかぼちゃ色に染まったお米にお醤油と御出汁の染み込んだ油揚げの香り。
ほくっほくのかぼちゃときのこの香りとにんじんのさりげない甘さ。『ほうとう風炊き込みご飯』の生みの親。もう感涙でございます。お母ちゃんないちゃうよ。
郷土料理をアレンジすると新しいレパートリーが増えそうだなあとなんだか嬉しくなったれいちゃんなのでした。
新米一番星に丁寧にお断りを入れつつ、お暇したいと思います。ではでは、本日は炊き込みご飯の新境地に達したれいちゃんにお付き合いいただきありがとうございました~!
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