気が早いったらありゃしませんが、もうすぐクリスマスです。しかし、我がれいちゃん宅に昔よく来てくれていたサンタ様。なかなか現実的でした。
とまあなかなか型破りなサンタ様がれいちゃん宅には来ていたわけです。幼きれいちゃんは”なんで羽が作れないのか(というか届ける前にコントロール機能の不具合直してよ)””どうして可愛いラッピングなしのAmazon剥き出しなのか”と怒り狂っていましたが(そうでもない)今ならどんとこい、と寛大な気持ちで受け止められる気がします。
”常識は破ってこそ文明開化のなんのその”
そんなビールが飲めないから将来子供には『サンタさんはミルクが好きなんだよ』と教えようと企むれいちゃん。本日れいちゃんがご紹介するのは…『秋野菜のラタトゥユ』でございます~!
あまりにも”夏野菜”のイメージが先行して残暑の季節にはたじたじの【ラタトゥユ】くん。そんな謙虚でシャイな彼らを…秋野菜でリメイクして作ってみようではないか~という企画です。
〇秋野菜さん全員集合~!ですが。主役さつまいも不在
常識に縛られるナ!ラタトィイユが夏野菜のイメージだからと言って!レミーのおいしいレストラン世代だからと言って!(同じ世代の方いらっしゃいますか?)もっと型破りに生きよ!
なんて大口をたたいては見たものの。秋野菜を集合する時にはなかなか点呼が難しかったれいちゃん校長。
かぼちゃに蓮根…キノコも入れたいし…。など考えていたらいやはや。前日に正規のパートナーでもある”さつまいも”という秋野菜の代表格を使い切ってしまい仲間にするのを忘れてしまいました。
こんなミスもありつつ、今回集合してくれた仲間を紹介します。
〇具材と相談しながら変幻自在に切ってゆく生き様。
ここからはCMタイムと言ったところでしょうか。画角はなんら変わりません。ただ、出てくる野菜達が一思いにラタトゥイユサイズに切られていく。そんな在り様をご覧になりたい方は是非。
あ、”つまらないじゃん”というクレームはナシですよ?それでは。
〇蓮根を穴ぼこだらけの”半月”に見立てていく。
〇かぼちゃに”さつまいも代わりになれよ”と圧をかける。
〇美術館団体料金量のしめじに”鑑賞中は個人で”と急に割く。
〇波平さんに4本の髪の毛があったらどうしよう、そう考える。
ヘアカットと言わんばかりに、ヘタを取りましょう。
〇たまねぎを半分に刻んでいく(玉ねぎだけ何故か真面目スタイル)
目に沁みちゃうおこちゃまEYESをお持ちの方はゴーグルをしましょう。
〇トマト缶を御用意。あなたは夏野菜だけど気にせず。と声掛け
選りすぐりの旬のトマトを。と書いてありますが本当かどうか。吟味の余地あります。私は決してそんな面倒くさいことをしませんが、暇な皆さんに託しました。
トマト缶の未来は今皆さんに託されたのです。
〇溢れそうになって途中でフライパンを変えたドタバタ工程
〇かぼちゃをいれました。なかなか良さそうです。
特に入れる順序等はありませんのでおまかせ、というか丸投げします。ドッジボール並みのパスを回します。
ドッジボールってれいちゃんのようなか弱い女の子にとっては”お楽しみイベント”と称される意味がさっぱり分かりませんでした。
〇ナスビを入れたところでおっと?違和感に気づきます。
スペースが…?
〇足りません、スペースが。急遽どデカフライパンを一丁
こんな困難にもれいちゃんは立ち向かってゆくのです。大丈夫です。蓮根を入れたのですから。未来は。明るいのです。
〇こうなったら思い切りしめじと玉ねぎをぶち込みましょう。
しめじが言います。
『僕ら団体行動を禁止されて刻まれたのに、こんなに具材がいたらむしろ団体すぎるよ』
ぐ、グサッ。れいちゃん痛いところを突かれます。
〇無添加白ワインを野菜達の1次会に持ってくる良い幹事を演じる
〇塩胡椒をさりげなく、それでいて存在を感じる量入れ込む。
あ、順番は塩→胡椒でも。胡椒→塩でもどちらでも構いませんよ。そこらへんよろしくです。
〇野菜の色味を全て無視して赤く染める存在投入★
〇お、味噌でも入れてみるか。という気まぐれも許される世界
見すぎて目がチカチカしてきた頃に完成です。お疲れ様でした。
なかなか洒落たお皿があったんで、入れてみることにしたれいちゃん。
しかしですね。いつも作る料理があまりにも和食ですのでなんだがちぐはぐな組み合わせになってしまいまして。気恥ずかしいのですがお写真をお送りしますね。
自信を持つんだ。ラタトゥイユ。堂々とするんだ。そう声を掛けたくなりました。きっとれいちゃんのお家に来たサンタも恥を忍んでビールを完飲したのでしょう。堂々とAmazonで注文したのでしょう。
それでよいのです。決まりきった人生などつまらないのですから。
本日もお読みいただきありがとうございました。
〇れいちゃんのinstagram
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