初心を忘れない事と新たな気づき

あなたは映画「SING」をご覧になったことは
ありますか？

「SING」は私にとって1作目からとても感動したアニメーション作品です。これは私が過去に単独でアメリカ旅行に行った時に行きの飛行機の中でみた作品です。

軽い気持ちで見始めたものの、世界的に偉大なアーティストが実際に吹き替えをしていたり有名な楽曲をそのまま使用していて、音楽のクオリティの高さにも感動した作品でした。

しかもその時はこれから私のことを誰も知らない世界にたった一人で向かう時だったのでワクワクソワソワしていた私に更に勢いと勇気を与えてくれた思い出の作品となりました。

私はそれまでは人間が演じる作品の方が一番感動が伝わると思い込んでいたのですが、SINGを観た時にその私の固定概念が一気に打ち砕かれました。

ストーリーは複雑ではないので色々考えたり混乱することもなく、すっと心に響く感動的な作品です。まさに夢と希望を与えてくれる作品で、素晴らしい音楽と相まってさらに勇気をもらえる作品です。

ついこの前、その続編ともいえるSINGの最新作、「SING ネクストステージ」を観てきました。前回同様素晴らしい楽曲、吹き替えをしている豪華なキャスト、そして前回も感じた初心を思い出す大切さを学べた作品で、泣いたり笑ったりとても感動した時間になりました。

今回はもう１つの気づきがありました。
それは相手の言葉に対して反応してしまうことについてです。
主人公がある人物から負け犬といわれ、ひどく落ち込み夢を手放そうとしてしまいます。その様子をみた人から「そうするということはその相手が言うようにあなたは負け犬だという事だね」と声をかけられます。

主人公はその言葉にハッとして、そこから本来の自分の目的や意思を思い出し、新たな挑戦に立ち向かうようになります。　

「相手の言葉に反応する」「間に受ける」というのは心のどこかで自分もそうだと思っているということなのです。自分で自分を信じている人は他人から何を言われても動じたりしません。つまり反応しないのです。

優柔不断で相手の言葉に振り回されたり、傷ついていちいち反応してしまう人は、相手が悪いというよりまずは自分が自分に対してどう思っているのかをどうぞ見直してみてください。

相手の言動にカチンときたりするのも図星である事がほとんどです。その怒りを相手にぶつける前に反応した自分を分析してみてください。

その湧き上がっている感情の裏には相手への思いではなく、実は自分に対する思いかもしれませんよ？

今回最新作を見たことで、初回と同じく初心を忘れない大切さと共に「反応してしまうこと」について良い気づきを得る事が出来ました。

私の発信でもあなたにとって良い気づきが少しでもあれば嬉しいです。

なんだか気持ちが晴れない時、今日みたいな雨の日などに是非「SING」をみて頂くことをオススメします。
昔諦めてしまった夢への思いが再度湧き上がってくるかもしれませんし、今何か壁にぶちあたっている人はきっと大きなパワーを貰えると思います。

素敵な音楽と共に心沸き踊る時間を味わう事が出来るので、その感情を繰り返し味わうことであなたがやりたいことや楽しい事がどんどん引き寄せられてくると思います。

あなたの感情、思っている事、信念が現実を作っていきます。
素敵な作品からあなたも素晴らしい気づきを得るのも良いと思います。

風羽　玲亜