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【100冊】小説『Message』の手売り進捗状況
――やっぱりオフラインで届けることが確実だし、体温が伴っているので満足度が上がるんですよね。それは読者にとっても、作者にとっても同じことです。お互い顔が見えるので、安心して買えるし、安心して売れます。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「小説『Message』の手売り進捗状況」というテーマで話していこうと思います。
📚手売り100冊達成!
先日のことです。
ついに僕の初書籍、小説『Message』を100冊手売りすることができました。出版からおよそ5カ月、長いようで短い日々でした。
自分の作品を口実にして、いろんな人に会うことができました。小中高の旧友、お世話になった先生、行きつけの飲み屋の店主、noteで知り合った方……本当に様々です。以下にこれまでの手売りの記録の写真を載せておきますね。
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📚小説『Message』とは?
100冊手売りしたのは分かったけど、一体それってどんな物語なの?面白いの?と疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。改めて、紹介させてください。僕の大切な大切な作品です。
成人の日の夜、1人の青年が亡くなった。
「110」というダイイングメッセージを遺して……。
小説『Message』とは、僕が20歳最後の日に出版した作品です。成人の日の出来事や、僕の20年間の経験をベースにしたヒューマンミステリーです。
僕は兼ねてから疑問を持っていました。
ダイイングメッセージって、どうして犯人の名前を書くんだろう?
世に溢れるミステリー小説では、被害者が死に際に犯人の名前を遺すという文化が根付いています。しかし、人生最後なんだから、この世で最も憎い人の名前を書くよりも、伝えたい人に伝えたいことを伝えるべきなんじゃないの?と僕は考えたのです。
ちょっとネタバレのような形になってしまいましたが、小説『Message』で取り扱っている「110」というダイイングメッセージは犯人の名前を書き表したものではないのです。死に際の青年が、本当に伝えたいことを遺したメッセージなのです。
「110」とは何なのか?
彼が遺したかった思いは何なのか?
事件の真相は?
最後の1行、全ての謎が明らかになります。
興味を持ってくださった方は、是非、以下の記事をご覧ください。試し読みできます。良いところで有料になってしまうので、その際はAmazonか、あるいは僕から直接お買い求めくださればなと思います。基本、僕はフットワークが軽いので可能な限り飛んでいきます(笑)
📚これからも1冊ずつ
良い作品は作れたけれど、届けないことには意味がありません。これまでにいろいろな届け方を探ってきました。
手売りもその方法の1つです。Amazonに放置していたままでは誰も見つけてくれないのです。noteで告知してもたかが知れています。やっぱりオフラインで届けることが確実だし、体温が伴っているので満足度が上がるんですよね。
それは読者にとっても、作者にとっても同じことです。お互い顔が見えるので、安心して買えるし、安心して売れます。
ちなみに、今朝、高校時代の文芸部の先輩から久しぶりに連絡が来て、今度会う約束をしました。本を買ってくれるそうです。一応Amazonで買えると案内したけれど、直接会って買いたいと申し出てくれました。作品を届けて終わりではなく、そこから新しく、あるいは再び関係が始まる経験は、本当に尊く、嬉しいものです。思い出話に花を咲かせ、現在地を共有して、未来の話もできたらなと思います。
また、先日開催された文学フリマ東京35も届け方の1つです。期待するほど届けることはできなかったけど、お客さん1人1人と丁寧に向き合って、届けることができました。僕のことを全く知らない人に届けるってこんなに難しいんだ、そう痛感したイベントでもありました。
来年に開催される文学フリマ京都、広島にも参加するつもりです。また自分の知らない場所で、1冊ずつ丁寧に届けにいってきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20221124 横山黎
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