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人との繋がりは、夢の命綱

――もっといろんな人に会いたい。自分の作品を届けたい。心を動かしたい。そんな風に思えるから、僕は夢を死なせずに済んでいるんです。人とのつながりは、夢の命綱なんです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「人とのつながりは、夢の命綱」というテーマで話していこうと思います。


📚ラジオに出ました!

はじめにお知らせさせてください。

先日ラジオに出演しました。

僕が去年出版した小説『Message』や、それを届ける活動について20分ほど物語ってきました。僕の創作の原点や『Message』の裏話など、盛りだくさんの内容となっております。

「radiko」のアプリで1週間(6月2日まで!)は聴けるので、是非、聴いてみてください。1時間後くらいから出演しています!



さて、本題に入りますが、人とのつながりの大切さついて綴っていこうと思います。今紹介したラジオの出演も、人とのつながりがあったからこそ実現できたんです。

実は、去年の11月頃に大学の広報室の方と知り合うことができたんです。その方にインタビューされて、その様子が記事になって大学のホームページに載ったりしました。その後、茨城新聞の方につないでくれたり、イベント宣伝に関わってくれたり、お世話になっていました。そして、ちょっと前に、ラジオの出演依頼の連絡が届いたんです。広報室の方は放送局の方とつながっていて、僕のことを紹介してくれたみたいです。

「ラジオ出てみない?」

出ないわけがありません。僕はすぐに承諾して、ラジオ出演が実現したのです。

前々からラジオにすごい出たかったわけではありませんが、公共の電波を使って自分の作品や自分の活動を発信できる機会などめったにないので喜んだものです。人並みにラジオに出てみたいという欲はあったし、小さな夢が叶ったような感覚でした。

それもこれも、縁。

人とのつながりが、夢までつなげてくれたんです。


📚夢に必要な「つながり」

夢の種類にもよりますが、たいていの夢は応援してくれる仲間の存在が必要であることを、最近は思うようになりました。

夢なんてちょっとやそっとの努力で叶えることはできませんから、叶えるまでに時間がかかります。時間がかかるということは、それまで努力するための体力、精神力も必要です。その長い時間をひとりで背負い込むのは苦しいものです。その痛みが、夢を追いかける、叶えるための代償と捉えることができれば割り切れるかもしれませんが、あきらめるという選択肢がどうしてもちらつくことでしょう。

そのときにもう一度頑張ろう、もう少し追いかけてみようと、夢を断ち切らない選択をするために拠り所になるのは、人とのつながりなのではないでしょうか。


僕自身、小説にまつわる活動を中心にしていますが、筆を折らずにここまでやってこれたのは人とのつながりがあったからです。小説とは基本的にひとりで書くものです。孤独と戦っているともいえます。それを乗り越えるためもあって、小説『Message』は共同創作という形でつくってみました。ひとりでやる作業に、誰かを巻きこんでみたんです。

みんなで一緒につくることのメリットはたくさんありました。作者のひとりよがりな文章にならずに済むし、いろんな角度から指摘をもらえる。一番大きかったのは、みんなでつくっているという環境ですね。ひとりじゃない、みんながいるから頑張れる。そんな風に思うことで、僕は筆を走らせ続けることができたんです。

本をつくっても、読まれなきゃ意味がありません。読まれるためには、読んでもらえるように届けなきゃいけません。したがって、手売りしたり、イベントを開催したりして、届ける作業を続けてきました。

やってみると面白いものです。つくっているときよりも、届けているときの方が人とのつながりを感じることができました。面白がってくれるし、応援してくれる。ひとつの出逢いが、また別の出逢いを呼び、つながりの輪が広がっていったんです。

もっといろんな人に会いたい。

自分の作品を届けたい。

心を動かしたい。

そんな風に思えるから、僕は夢を死なせずに済んでいるんです。人とのつながりは、夢の命綱なんです。


📚夢の命綱

昨日、学科の友達ふたりと呑みにいってきました。僕以外のふたりは恋人がいるから、彼氏がどうとか、彼女がどうとか、そんな話をしていました。

そういえば、友達それぞれの恋愛関係が破滅の危機に陥ったとき、すかさず手を差し伸べたことを思い出します。元々仲が良かったけれど、その頃から3人で定期的に会うようになったんですよね。

恋の話だけでなく、人間関係の話、将来の話を飲みながら語っていたんですが、僕の話になることも何度かあって、ふたりとも僕が日々活動している姿に感銘を受けてくれたんです。だからこそ、「頑張ってほしい」「絶対有名になってほしい」という言葉をくれたんです。

もちろん利益とか見返りとかを求めて手を差し伸べたわけじゃないけれど、あのとき手を差し伸べてよかった、時間をかけてよかった、このふたりとつながれてよかった、と心の底から思えたんですよね。そして、これからも頑張ろうと思えたので、結果的に自分のためにもなっている。

そんなことを思ったとき、僕のなかで動くものがありました。かけがえのないつながりに、命が武者震いしたんだと思います。

もう少し、がんばろう。

やるしかない。


やっぱり、つながりは夢の命綱、ですね。


今夜も、経営者の方と会ってきます。また別の出逢いが生まれるかもしれないし、人生のヒントをくれるかもしれません。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20230529 横山黎



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