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何故、僕は夢を聴くのか。

――夢を叶えようと思ったら、より多くの人にその夢を聴いてもらった方が良いんですよね。聴いてもらった人の数だけ、喜んでもらいたい人の数が増えるわけで、自分の活力も大きくなっていくのだから。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「何故、僕は夢を聴くのか。」というテーマで話していこうと思います。


📚夢を持ち寄る日

5月8日の夜、「夢会議」と呼ばれる飲み会がありました。その飲みの席にはたくさんの夢が集まります。

4月から木の家ゲストハウスのマネージャーとして働き始めた僕ですが、他にもいろいろと手広く活動しています。僕はあくまで作家で在り続ける意志を持っているから、本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催することもしていきます。

また、FMぱるるんのラジオ番組「Dream Dream Dream」のラジオパーソナリティーとしても活動しているんです。ゲストの方に「夢」について語ってもらう番組。だから、僕らパーソナリティーの仕事は「夢を聴く仕事」と言えますね。

ラジオパーソナリティーは他にも何人かスタッフがいて、そのスタッフ同士で月に1回、夢を語り合う飲み会「夢会議」が開かれているんです。「Dream Dream Dream」のスポンサーの共栄通信工業株式会社がお金を出してくれるので参加費はタダ。代わりに持ち寄るのは、お互いが口にした「夢」です。前月に宣言した夢を1カ月で追いかけてみて、その結果を報告し合うのが定番となっているんです。

今月の夢会議に参加して思ったことは、「聴いてもらうからこそ夢って叶えたくなるよなあ」ってことでした。


📚聴いてもらうからこそ

僕が前回の夢会議で宣言したのは、「ゲストハウスの宿泊者に夢を聴いてラジオを録る」というものでした。ゲストハウスのマネージャーとして仕事をするようになるんだから、申し分ない夢だなと考えたわけです。

ただ、普通に仕事は忙しかったし、GWを乗り越えることだけにエネルギーを使っていた4、5月だったから、正直ラジオを録る余裕が生まれなかったんですよね。

でもどうにか夢を叶えたい。夢会議で夢を聴いてもらったからには、ちゃんと報告できるような成果を持ち寄りたいと思い、苦肉の策ではありますが、現在木の家ゲストハウスにヘルパーとしてお手伝いにきてくれている伯井さんという方に夢を聴くことにしたんです。

40年間寿司屋を経営していた伯井さんは、1年くらい前からお手伝いをしながら全国を旅しているんです。去年、木の家ゲストハウスにも宿泊しにきてくれて、その縁で今、ヘルパーとして関わってもらっているんです。

先日木の家ゲストハウスで
開催した寿司パーティ

御年65歳、元寿司職人の人生の大先輩に夢について語ってもらう機会なんてなかなかないからコンテンツに成り得ると思ったし、一応、ゲストハウスの宿泊者に夢を聴くことになるから、姑息な逃げ道ではあるけれど夢を叶えることはできる。そんな思いから、伯井さんにラジオの出演を依頼しました。

結果的には、めちゃくちゃ良かったです。仕事をやめて、おてつたびを続ける伯井さんが、今どんな夢を語るのでしょうか。事前収録制なので僕は既に知っているわけですが、伯井さんの夢を聴いたとき、僕はすごく考えさせられました。人生の真理をつくような、そんな夢を語ってくれました。

興味を持たれた方は、是非、今度の放送をお聴きください。5月15日(水)の16:00~17:00です。「Listen Radio」というアプリで聴くことができます。あと、最近知ったけど、webでも一応聴けるみたいです。


📚何故、僕は夢を聴くのか。

さて、結局姑息な逃げ道を使って夢を叶えた(実質夢を叶えていない)人間が偉そうに言う筋合いはありませんが、最後に「夢を聴いてもらう意義」について語っていきますね。

僕は意識的にやりたいことやいつか実現したい夢を人に話すようにしているんです。それは、聴いてもらうことが自分の活力になるから。まだ種の状態の夢が、やがて芽吹き、蔓を伸ばし、蕾を膨らませ、いつか花を咲かせたとき、きっと聴いてくれた人は喜んでもらえる。驚いてくれるし、拍手を送ってくれると信じているんですよね。

その景色を見にいきたいから、僕は夢を叶えにいきます。だから、夢を叶えようと思ったら、より多くの人にその夢を聴いてもらった方が良いんですよね。聴いてもらった人の数だけ、喜んでもらいたい人の数が増えるわけで、自分の活力も大きくなっていくわけですから。

それは、僕が「夢を聴く仕事」をしている動機にもなっていて、多くの人に自分の夢を聴いてもらって夢を追いかける活力をつけてほしいという思いがあるのです。

夢を語る環境を整備する。

それが夢を叶えるための第一歩だと思うので、より多くの人が自然と気軽に夢を語れる世界になるように、これからも「夢を聴く仕事」を続けていこうと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240509 横山黎



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