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大学生作家がラジオパーソナリティになった話。

――世の中には今も夢を追いかけている人はいるわけで、そういった人たちの声に耳を澄ませることは意味のあることだなと思いました。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「大学生作家がラジオパーソナリティになった話。」というテーマで話していこうと思います。

📚ラジオパーソナリティに⁉︎

僕は教育学部の大学生でありながら、日々作家として本を書いたり、本を届けたり、届けるためにイベントを開催したりしています。そんなことを1年も繰り返していると、意図せずとも縁の輪が広がっていくもので、ありがたいお誘いやお仕事のお話をいただくようにもなりました。

去年出版した初書籍『Message』は僕の20年分の人生を閉じこめた、とっても個人的な物語でした。いざ出版したはいいものの、僕の名前は広く知られているわけじゃないし、流行りに乗っかったわけでもない。自分で届けなければ、この作品は報われないと思ったんです。

届けよう届けようといろんな経験をしていくうちに、逆に作品が、僕を面白い未来へ連れてきてくれていると思うようになりました。本があるから、今の僕がある。本のおかげで、ドキドキすることができているんです。

今朝、新しいドキドキがまた生まれました。僕がラジオパーソナリティに就任することになったんです。



📚ラジオ番組「Dream Dream Dream」

はじまりは、僕にラジオ出演のオファーが来たことでした。

僕は今茨城県に住んでいるんです。みなさんどんなイメージを持たれているか分かりませんが、魅力度ランキングで底辺争いをしている印象が強いでしょうか。ちなみに、少し前から長年最下位の呪いは解けました(笑)

そんな茨城をイケにしたい。もっと魅力的な県にしたいという思いを胸に、TikTokを中心に活動している茨城ギャルというインフルエンサーがいます。今年の春から活動を始め、既にフォロワー7000人を抱えています。

その茨城ギャルによるトークイベントが5月にあって、そこで一緒に登壇されていた方が星野由季菜さんという方でした。

その頃は地域おこし協力隊として街づくりに貢献していて、今はまちむすび合同会社の代表として新しい角度から街を盛り上げています。その一環として行っているのが、FMぱるるんのラジオ番組「Dream Dream Dream」。夢を追いかける人の姿を届けているんです。

トークイベントの後に打ち上げ兼交流会がありまして、僕の隣の席にいたのが星野さんでした。話の流れで僕の本の話題になり、その場で買ってくれたんです。とても嬉しかったんですが、それだけではなくて「ラジオに出てみませんか?」とラジオ番組出演のオファーまで。



改めて連絡しますねとその場では話はそれきりだったんですが、後日ちゃんと連絡をくださいまして、晴れてラジオ出演することができたというわけです。まさか自分がラジオに出るなんて思いもよりませんでしたが、憧れをひとつ叶えることができました。

そして、この度、その「Dream Dream Dream」のラジオパーソナリティーに就任することが決まったのです。



📚夢を聴いていく

つい数日前、星野さんからまた連絡がありまして、インタビューする方に興味がありませんか?とお誘いを受けたんです。「Dream Dream Dream」のコーナーを盛り上げるパーソナリティーとしてお仕事を依頼していただいたんです。僕は二つ返事でOKしました。

このnoteでも共有していましたが、1カ月くらい前からいろんな人にインタビューしていたんです。最近お世話になっている住み開きシェアハウス「はちとご」の関係者に、はちとごの魅力やはちとごでのエピソードについて取材していたんです。

僕自身、はちとごには空間としての魅力をひしひしと感じていて、それは多くの人にとってそうだと思いました。今度はちとごが引っ越しをする予定もあるので、このタイミングでこれまではちとごに関わってくれた人の目から、はちとごを見つめ直して、魅力を掘り下げていく企画を始めようと思い至ったわけです。

2週間くらいで20人くらいにインタビューしたんですが、やっぱり魅力的な場所だなと再認識できたし、魅力的な人が集まっているんだなと気付きました。また、インタビューという機会を設けることで、インタビュイーが日々を振り返り、自分の思いや思い出を物語る価値に気付くともできました。

「人の話を聴くって面白いな」「もっといろんな人にやっていきたいな」そう思っていた矢先、星野さんからインタビュアーの依頼が来たので、「波が来てる」とにやにやしちゃいました。



はちとご界隈も然ることながら、世の中には今も夢を追いかけている人はいるわけで、そういった人たちの声に耳を澄ませることは意味のあることだなと思いました。夢は宣言するところから始まるし、人に聞いてもらうことで責任感が生まれ、是が非でも叶えようとモチベーションも高まる。また、いつか叶ったときのための伏線として、どんな形であれ残しておくことは大切です。

作家という観点からも、人の話を聴く、人生に触れることができる点はメリットといえるので、長い目でみたとき、良いことしかありません。もちろんパーソナリティーを本業にしようなんて思ってないけれど、副業として続けていくことは悪くないなと思いました。

たくさんの人に、夢を聴きにいってきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20230830 横山黎



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