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最近、恋と愛の違いがわかってきた。


・自分の幸せを優先する
・一時的


・相手の幸せを優先する
・永続的


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「恋と愛の違い」というテーマで話していこうと思います。


◆恋と愛の違い


普段は創作に関する記事を投稿しているんですが、たまにはこういうのもいいよね!ということで、今回は恋愛に関する記事です。

そしてこれまでに語り古された話題です。

恋と愛の違いは何か。


一度は誰かと議論したことがあるでしょう。日本語とは難しいもので、一見似ているように思える対象が、全く別の言葉で表現されることが多々あるのです。

恋は英語に訳せないといいます。きっと「love」という大きな枠組みに内包されている概念なのでしょう。

日本語が難しいのは、繊細な国民性の国の言語だからでしょう。僅かな違いがあれば別の名前で呼びたくなるのです。

恋と愛はその代表格といえるものですが、その違いをはっきりさせることは難しいし、明確な正解はないように思えます。結局、自分の考えた定義を信じるしかないのです。

僕も長いこと頭を悩ませてきましたが、最近、その答えが分かったような気がします。なんとなくこっ恥ずかしいですが、せっかくですし、共有することにします。

結論から最初に述べますね。

僕の考える、恋と愛の違いは次の通りです。


・自分の幸せを優先する
・一時的


・相手の幸せを優先する
・永続的


◆誰の幸せを優先するか?


手をつなぎたいな。

話したいな。

そばにいたいな。

好きって言われたいな。

いちゃいちゃしたいな。

これらは全部、恋です。自分が主体の欲求だからです。すべて、自分が幸せになることが最終目標になっています。自分の中の満たされない欲求を満たしてくれたとき、恋の幸せを感じるわけです。


一方、愛はどうでしょうか。

愛は相手が主体の欲求です。

そこに自分が関わる必要は、必ずしもありません。相手が幸せならそれでいい。それが愛の正体だと思うのです。

笑顔でいてほしい。

悲しい思いをしないでほしい。

幸せになってほしい。

たとえそこに自分の存在がなくとも、これらの願いが叶ったことが分かれば、自分は愛の幸せを感じるのです。


親が子どもに向けるのは、愛、ですよね。子どもが元気に育ってほしい。子どもが幸せな生活を送ってほしい。相手が主体の欲求ですから、愛なのです。


恋っぽい愛もあります。だから、面倒くさいんです。そして、自分は今相手に対してどういう感情を持っているのか分からなくなるんです。混ざっていることもありますしね。

僕は一昨日、久しぶりに元カノに会いました。彼女の相談に乗っていたんです。別れてはいるけど、今でもなお仲良しです。


で、恋と愛の話に戻りますが、彼女に恋はしていないけど、愛してはいるんですよね。恋愛的に好きじゃないけど、愛してるんです。

それは、彼女の過去や思想を知っていて、是が非でも幸せになってほしいという思いがあるからです。その気持ちはずっとずっとあります。振り返れば、付き合う前から持っていました。彼女の物語を知った日から、今にいたるまでずっと持っている思いなんです。

それが、愛なんです。

だから、距離を置こうが、別れようが、別に関係ないんですよ。別れるという選択が彼女の幸せにつながるのなら、僕はそれを受け入れるし、相談に乗ることで彼女の心の負担が減るのなら、僕は喜んで実行するのです。


◆愛は変わらない


2つ目の違いは、一時的か、永続的か。

恋とか好きって、一瞬だと思うんです。一時的な幸せ。

かっこいい、かわいいを理由に相手のことを好きになると、それらが打ち消されたときに好きが下降するんですよね。

人間、特に男なんて単純だから、好きになる瞬間なんていくらでもあるわけです。その度合いが違うだけで、無意識のうちにいろんな人に好意を向けているのではないでしょうか。

人間として、異性として、その区別はさておき、僕らは普段、いろんな人を好きになっているんです。「話しかけてくれたな」「ステキな笑顔だな」「色気があるな」「話が合うな」……スイッチは様々です。

だから、そのときによって、好きな人は変わってきます。初対面の人、知り合い、友達、恋人、家族……いろんな間柄の相手に好意を向けているんです。

極端なことをいえば、人は常に浮気をしているんです。過度なものを、僕らは「浮気」と呼んで騒いでいるだけで、小さな浮気なんて日常茶飯事です。

それは恋(好き)が一時的なものであるからです。


しかし、愛は違います。

何があっても、基本的には変わることがありません。


そもそも、愛するためには時間が必要です。時間をかけて手にしたものは、手放そうと思っても時間がかかるし、大切にしようとするのが自然です。

外見なんて時が経てば変わりゆくものだけど、内面はそう変わるものではありません。実際、元カノは金髪になったし、ピアスの数は増えているけど、本質は何も変わっていませんでした。

誰かの本質を他人が偉そうに語るなんておこがましいですが、確かなことは、僕は彼女の内面に秘められた魅力を知り、愛するにいたったのです。その内面の魅力は廃れゆくものではありません。

ゆっくりとした変化を辿って、熟していくものです。

つまり、全く変わらないわけじゃないけど、本質は変わらないから、どれだけ時を超えようと、愛する気持ちに変わりはないよねってことです。

どれだけ老けても子が親を愛する気持ちに変化は来ないし、どんな見た目をしようと何をしようと親が子を愛する気持ちに変化は来ないじゃないですか。

愛は、変わらないのです。


今回は恋と愛の違いについて話してきました。熱くなっちゃって、気付けば2000字を超えちゃっていました(笑)

みなさんはどんな定義づけをしていますか?是非教えてください。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20221030 横山黎




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