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『ありがとう』と言われた文章。

――大学卒業を果たした今、僕は自分の言葉で、文章で、仕事をもらっています。「ありがとう」と言われる文章を綴ることができています。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「『ありがとう』と言われた文章。」というテーマで話していこうと思います。


📚やっと活動報告を公開!

昨日、友達のむらたゆうき君の活動報告の記事を公開しました。4月の活動を振り返りながら、2024年度の活動を報告してもらい、その内容を記事にしたものです。

ゆうき君はカメラマン、動画クリエイターとして活動しているクリエイターです。その傍ら、地域からクリエイターを育てるプロジェクト「クリエイターの予備校」の運営、デジタルコンテンツ「いい匂いのするおじさん(公式)」のプロデュースなど、幅広く活動されています。

クリエイターの予備校のイベント
「いい匂いのするおじさん(公式)」

多忙な日々を送るものですから、自分の活動を文章化して残しておきたいけれど、全然手が付けられないという状況になってしまったらしく、そこで僕に活動報告の記事の作成を依頼することに思い至ったそうです。

お話をいただいたときは、「ああ、noteを続けてきてよかったな」と思えるし、「ついに仕事を受注する地点まで来たか」と自分の現在地を確かめることにもつながりました。

4月の終わりごろ、1時間程度ヒヤリングして、それをインタビュー記事の形式で文章に起こしました。書き上がった初稿をゆうき君に共有して、指摘や要望を聴いて、手直しをする。再度共有して、最終確認をした後、ついに昨夜リリースすることが叶いました。

ゆうき君の活動と人柄を知られる記事になったと思います。是非、以下の記事をのぞいてみてください!


📚手直しのときに感動したこと

ひとつの案件を受注して、それを遂行した今、その過程をゆっくり振り返っていくと、僕の心がすごく動かされた瞬間がありました。それは、僕の共有した初稿に指摘や要望を提示してくれたゆうき君の手直し動画を視聴しているときでした。

今回、初稿を共有して指摘や要望を聞く手段として、デスクトップで記事を開き、文章に対してコメントしていったものを画面録画してもらって、それを共有するというやりかたを試してみました。

今後その方法を続けていくかどうかはさておき、ゆうき君がひとつひとつの文章をみつめて、それぞれにコメントしていくのを聴いていったときに、僕は胸に来るものがあったんです。

なぜなら、ゆうき君が、僕の文章ひとつひとつに「ありがとうございます」と伝えてくれたから。

もちろん、指摘や要望があるときは、「ここをこうしてほしい」とか「事実と異なるから訂正してほしい」とか、そういう言葉もあったんですけど、何も指摘がなくそのままで十分な文章には、「ありがとうございます」と繰り返し伝えてくれたんです。

ここまで自分の文章に向き合ってくれたと感じられたことはないし、こんなにも感謝されるような瞬間もありませんでした。だからこそ、ぐっと来るものがあって、仕事を受注してよかったなと思うし、noteを続けてきてよかったなと思ったんですよね。


📚自分の文章に「ありがとう」

僕は昔から書くことが好きでした。

小学校の作文も人一倍強い思いを抱いて向き合って、どうすれば面白い文章が書けるのか模索しながら書いていました。そういえば、小学2年生のときには、「かわいそうなぞう」という絵本の読書感想文を書いて佳作を獲ったことがあったけ。

また、中学受験を控えた小6の頃は、とにかく文章を書いていました。僕がが受験するのは適性試験で、長文の作文問題が必ず出題されるからです。新聞やテレビのなかからネタを見つけて、それについて自分の考えを表現していったんです。それを学校の宿題の自主学習としていましたね。

中3のときには夏休みの宿題だった「税の作文」に真面目に向き合って、名前の長い賞をもらったこともありました。

中学時代は演劇部で脚本を書いて、高校時代は文芸部で小説を書いていました。高校2年のときは、自分の書いた小説が地元の文学賞の奨励賞を受賞しました。

大学生になってからはnoteを始めて、記事を毎日投稿してきました。Amazonのサービスをつかって初書籍『Message』を出版するにも至りました。少しずつ、自分の書きたいことを自分の書きたいように書くことができていて、それが自分の強みであることに気付きました。

大学卒業を果たした今、僕は自分の言葉で、文章で、仕事をもらっています。「ありがとう」と言われる文章を綴ることができています。まだまだ小さな仕事かもしれないけれど、これはいつかきっと大きな結果につながっているはず。そう信じて、これからも言葉の海を潜りにいきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240521 横山黎



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