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大人が本気になっている姿が好き

――何歳になっても青春のなかにいたい。そんな風に思うんです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「大人が本気になっている姿が好き」というテーマで話していこうと思います。


📚学校にフリーランス?

昨日、フリーランスの方とお話しする機会がありました。今日はその方に心震わされたという話をしていこうと思います。

昨日の記事で共有したように、みんな何かに挑戦している5人組でゲストハウスに泊まりました。BBQしたり、トランプしたり、いろいろ語り合ったり。僕は久しぶりに朝まで呑むという大学生ムーブをしていたんですが、きもちよーく潰れました。そしてちゃんと二日酔い。

ただ朝起きてみんなの顔を見ておはようを言い合えたあの瞬間、空間に、ほろり温かいものを胸に抱きました。

で、その足でとある学校に行ってきて、校長や副校長、その学校に従事している職員の方と話してきたんです。そこにフリーランスの方もいました。

学校に、フリーランスの方がいることに違和感を覚えた人がいるかもしれません。ちょっと軽く説明しますね。

僕が訪れた学校では、学校運営協議会という組織が存在しており、非常勤の公務員という形で学校運営に携わっている人が複数人いるのです。そのひとりが、フリーランスの方だったのです。


📚学校運営協議会って?

学校運営協議会はコミュニティ・スクールという考えから来ています。教員の人材不足の解消や児童生徒によりよい学びの場を提供することを目的としています。

教員と保護者と地域の方々が一体となって、子どもたちのために頑張ろうぜ!と肩を組み合うわけです。


普段は創作に関する記事を書いている僕ですが、実は教育学部の学生でもあります。この手の話は大学の授業でも学んでいたんですが、とらえきることができていなかったんです。そりゃそうですよね、講義型の授業では教授が一方的に情報を提示するだけ。自分の頭で考えよう、調べてみようという意識が生まれにくいシステムですから、仕方ありません。

興味を持ったら飛び込みがちな僕でさえ、教育に問題意識を持っている僕でさえ、その程度です。楽しいと思わなくても、面白いと思わなければ主体的に動こうとはしないわけで、今の教育は「主体的で深い学び」をうたっているんだから、いくら大学の講義といえども根本的な変革が必要だよね、と思っていたりします。


話はずれましたが、主体性を重んじる教育を目指すべきで、昔にも今にも未来にも通じる普遍的な考え方だと思っています。

学校運営協議会では、より良い学校づくりを実現するためにあれこれ議論し合う組織で、児童生徒たちが楽しく、面白く学校生活を送れるような場所を整えることが目的です。これからの教育を語る上でとても大切なシステムといえるのではないでしょうか。


📚大人が本気になっている姿が好き

学校の副校長や学校運営協議会に属しているフリーランスの方の話を聴くと、めちゃくちゃ面白くて、そういえば僕はこういうことをしたかったんだよな、と思いました。

本気で何かをする。

熱量をもって、みんなで創る。


大人になると新しいことにワクワクすることや、難しいことにドキドキすることが少なくなってくるじゃないですか。大人になりきれていない僕がいうから説得力のかけらもないけれど、うん、なんかそんな気がするんだ。

特に、まわりを見渡せば、折り合いをつけたり、楽な道を選んだり、安定と安心にすがる姿勢の同世代が多くなってきたような気がします。自分の選んだ道の先、本当に楽しいものが、本当にやりたいものが待っているのなら、安心安定であることに越したことはないけれど、そうじゃないならあきらめることはしたくありません。

何歳になっても青春のなかにいたい。

そんな風に思うんです。


昨日訪れた学校にいる大人たちはみんな輝いて見えました。やりたいことをやっている。子どもたちといることが、よりより学校づくりを目指すことが、本当に好きなんだなと実感したんです。

学校って子どもたちだけでなく教員たちも制約にしばれているイメージを持っていたんですが、そんなことはなくって、楽しいとか面白いを理由にやりたいことをやっても良い環境が用意されていたんです。もちろん最低限のルールはあるし、どこの学校もそうだとは限らないけれど、時代はちゃんと変わっています。よりよい方向へ進んでいる。そう確信しました。


学校運営協議会に誘われたので、僕はその場でyes。大した動機なんてありません。楽しそう、面白そう、それだけ。子どもたちと一緒に触れ合いながら、教員をはじめいろんな大人たちと関わり合いながら、刺激的な日々を過ごしたいと思います。

またやりたいことが増えちゃったな。ま、体力のある20代は無理をした方がいいよね、ってことで、頑張ります。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20230310 横山黎






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