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奇跡とは、努力の軌跡。

――この世に奇跡なんてものがあるとすれば、それは努力の軌跡。自分の日々の営みの成果なのではないでしょうか。


人生は物語。
ども横山黎です。

今回は「奇跡とは、努力の軌跡」というテーマで話していこうと思います。


📚一発逆転の奇跡なんて……

一発逆転の奇跡。

それに憧れる夢追い人は数知れないでしょう。いってしまえば、僕もそのうちのひとり。いつだって世界をひっくり返す未来を夢見て生きています。

20年以上生きてきて、さすがに分かってきました。一発逆転の奇跡なんてものは存在しないってことに。

どれだけ祈ったって、どれだけ願ったって、自分の目の前の世界が大きく変わることはありません。自分の想像とは別の色へ、形へ、世界は変化していくのです。

誰かが動かした分だけ、世界は変わっていきます。自分の手で動かさなければ、自分の思い通りの世界はそこに現れません。

ただ、夢がかなうとか、何かに勝つとか、奇跡と呼ばれるものはあるわけで、当の本人だけでなくそのまわりにいる人たちの心を大きく動かす力を持っているわけですから、その存在を認めたくなってしまいます。

この世に奇跡なんてものがあるとすれば、それは努力の軌跡。自分の日々の営みの成果なのではないでしょうか。


📚奇跡とは、努力の軌跡

この前のワールドカップで日本が強豪国に打ち勝てたのはその一瞬のために費やしてきた選手たちの練習や準備があります。歌手になる、とか、作家になる、とか、そういった夢を叶える類の奇跡も、それまでにどれだけの時間を費やせたかによるのです。

どこかで聞いたことがあります。その道のプロになろうと思ったら、1万時間が必要であると。1万時間……途方もなく永い時間です。1日10時間費やしたとて、1000日、つまり3年くらいかかります。

逆をいえばそれくらいの時間をかければ、夢を叶えることができる、奇跡を起こすことができるってことです。

とにもかくにも、奇跡を起こすためには、そのための準備が必要なのです。ただ努力をする、がんばる、続ける……あきれるほどにありふれた行動が求められるのです。

奇跡とは、努力の軌跡なのです。


📚毎日、刻む

奇跡なんて大層なものではないけれど、僕自身、眩しい未来に立つことは何度かありました。

高2のときに、第17回内田康夫ミステリー文学賞奨励賞に受賞したことはそのひとつ。小学5年生くらいから書き続けてきて、初めて確かに結果を得ることができた瞬間でした。

去年、小説『Message』を出版して、手売りという形でひたすら届ける作業をしていました。気が付けば、158冊。出版した頃には考えられなかった数です。手売りしてきたからこそ、新しい出逢いがありました。

作品を届ける過程で、また新しい届け先が見つかっていったんです。

大学広報室から取材を受けたのも、新聞社から取材を受けたのも、出版社を通していないのに『Message』が本屋さんに並んだのも、思えば、作品を届ける日々を繰り返していたからだったんだと思います。

僕が動いていなければ、世界を動かすことはできなかった。僕が動いたから、僕の思う世界の形に動かすことができたんですよね。その変化はほんの微々たるものだけれど、行動する意義を知るには十分すぎました。

あの手この手で小説『Message』の宣伝を続けてきたから、興味を持ってくれて購入してくれた方もいました。それは僕のまわりの友達だけでなく、このnoteのユーザーさんもそうです。

結局、動かないと何も始まらない。何も生まれないんですよね。


僕は小説『Message』を届けるために、また新しい挑戦を始めました。「BOOK TALK LIVE “Message”」というライブイベントを開催するんです。

ブックトークとは、ひとつのテーマのもと、本にまつわるエピソードを物語る企画。図書館や学校の図書室で行われるのが一般的ですが、僕はそれを会場を借りて、ライブイベントとしてやっちゃおうと考えているわけです。

テーマは「Message」、僕の初書籍のタイトルでもあります。小説『Message』にまつわるエピソードを物語り、この本の魅力を伝えにいきます。

ライブをやるといっても、宣伝するにも、集客するにも、よりよい演出をするにも、お金が必要になってきます。ということで、noteでクラファンという企画を始めました。500円から参加可能です。

少しでも興味を持たれた方は、是非、以下の記事をご覧になっていただければと思います。


挑戦を果たすという奇跡を起こすためには、それまでの準備が必要になってきます。日々の積み重ね方次第で、結果は大きく変わってきます。

もう逃げません。

毎日noteやインスタで発信していこうと思います。毎日、足跡を刻み、奇跡に辿り着こうと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20230317 横山黎


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