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藤田 淑子
2021年1月13日 23:40
あたたかい夢抱えつつ目の裏に写り込んでる湖の底銀色に輝く魚横切れば無視した後悔あぶくとなり消え悪い癖届く届かぬ五分五分のあなたへの手紙したため続けて裸足でも歩ける君の応援がここまで届く雪の上ならヒヤシンスその根はどこに繋がったあなたの足元その道の先過ぎし日を反芻しても進まないそれでも思い出として生き続け甘くても苦くてもいい君のそば居られるならば咲き乱れる花舌の上転がる球
2020年10月10日 09:23
醒めてなお消えること無き生き様がむしろ本番あとは走るだけ掴み取るその手はひとつじゃなくたって構わないだろ生きていればこそ見上げれば夜空に輝く一等星その先の景色観せたいから来てさかな釣り垂らして待つだけそれじゃ駄目工夫凝らした餌こそ決め手私にはネジがいくつか足りないのだから飽きないどこまでも行ける肩書きが分野が何だと言われてもいいえ私はそこにこだわる手のひらに星屑集めてガラス