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TANKA

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現代短歌。過去や現在や未来のことを文字にする。漫然とだらだら書きたくなかったので、「素材:キャンバスにアクリル絵具」のような括りを文字の表現にも設けたいと思った。
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#夢

現代短歌 《太陽が西からのぼる》

現代短歌 《太陽が西からのぼる》

あたたかい夢抱えつつ目の裏に写り込んでる湖の底

銀色に輝く魚横切れば無視した後悔あぶくとなり消え

悪い癖届く届かぬ五分五分のあなたへの手紙したため続けて

裸足でも歩ける君の応援がここまで届く雪の上なら

ヒヤシンスその根はどこに繋がったあなたの足元その道の先

過ぎし日を反芻しても進まないそれでも思い出として生き続け

甘くても苦くてもいい君のそば居られるならば咲き乱れる花

舌の上転がる球

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現代短歌《夢追い》

現代短歌《夢追い》

醒めてなお消えること無き生き様がむしろ本番あとは走るだけ

掴み取るその手はひとつじゃなくたって構わないだろ生きていればこそ

見上げれば夜空に輝く一等星その先の景色観せたいから来て

さかな釣り垂らして待つだけそれじゃ駄目工夫凝らした餌こそ決め手

私にはネジがいくつか足りないのだから飽きないどこまでも行ける

肩書きが分野が何だと言われてもいいえ私はそこにこだわる

手のひらに星屑集めてガラス

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