マガジンのカバー画像

小さな県から見た世界

27
日本で最も人口の少ない鳥取県に住みながら気づいた地方の暮らしや思い。日々つれづれに綴っています。
運営しているクリエイター

#ライフスタイル

「ゆたかさのしてん」を読んで得た、“暮らしのなかで働く”視点

「ゆたかさのしてん」を読んで得た、“暮らしのなかで働く”視点

鳥取は、なにもない?日本一人口が少ない都道府県、鳥取。

転勤してから、数えきれないほどの人に「鳥取はなにもないから、つまらないでしょ?」と言われた。その頃はまだ何も知らなくて、曖昧な返事しかできなかった気がする。

かけられた言葉は謙遜なのか、はたまた本気なのか。

どちらにしろ、なんだか悲しかった。

“鳥取はなにもない”と思っているのも、
“なにもないからつまらない”と思っているのも、
本気

もっとみる
無理をしない暮らし

無理をしない暮らし

昨日は、鳥取県智頭町にある「森のうまごやプレーパーク」という所に家族で行ってきた。

ここでは、かつて行われていた、馬を使った農業が行われている。

トラクターを使わず、馬によって田畑を耕す。

田畑に生える雑草は馬の餌になり、馬の糞尿は飼料になる。

石油も化学肥料も農薬も使わない、いわゆる自然農法と呼ばれるスタイルによって作物が育てられている。

時間も手間もかかるが、結局は何に価値を置くのか

もっとみる