yuko matsuki

ありたい世界を誰かと一緒に手を動かしてつくる人。きのこのこのこキャンプ発起人、算数教材…

yuko matsuki

ありたい世界を誰かと一緒に手を動かしてつくる人。きのこのこのこキャンプ発起人、算数教材a socca! 制作、その他学びに関わる場づくりなど。好きなものは、お酒と狩猟採集民。2児の母。

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大人も子どもも思いっきり楽しむキャンプ、始めます。

大人も子どもも、思いっきり遊ぶ。 大人も子どもも、一人でも、一緒にいてもいい。 大人も子どもも、本気で知恵を出し合って、新しいものを生み出していく。 異年齢の子どもが集まり、遊びながら育つ。 自然の中にある無限大の学びや、ちょっとしたことを大切にしながら。 そんなキャンプ、始めます。 このキャンプの必要性を切に感じているのは、運営する私達自身。 目の前の学力だけではなく、VUCAと呼ばれる予測困難な時代や、Society5.0とも呼ばれる創造社会でしなやかに生きる力をつけさ

    • 「ヒトの初心忘るべからず」。はじめます。

      ヒトとは、現生生物種としての人類を表す言葉。学名がホモ・サピエンス 和名がヒト。ある本がきっかけで、狩猟採集時代のヒトに、私は惚れています。 自由で自律していて、平等。足跡ひとつでその動物が何で、どのくらいの大きさで、次にいつ来るかが分かる。何もない原っぱのような場所を何キロも進んでも、石ころ一つの置き場所さえ正確に記憶し、また同じ場所に戻ってこれる。働く時間は短く、遊ぶように暮らし、大人も子どもも怒ることもない。人々は協力しあって生きていた原初の平和な時代。 そんな人々へ

      • 相模原市協働事業 第二回「Feel度Walkから学びを開く森の教室」

        2023年12月3日に相模原市「つちざわの森」で、相模原市協働事業第二回として、「Feel度Walkから学びを開く森の教室」が行われました。 Feel度Walkとは、なんとなく気になるもの・こと・ひとをあてもなく追いかけ、立ち止まってばかりで少ししか進まない歩き方をすること。発見する「感度」が上がるのでFeel度Walkと呼ばれています。 第一回の前回は親子を中心としたFeel度Walk。今回は子どもと教育関係者を対象とした一日となりました。この森を学びの場として開いたら

        • やっと自分にありがとうを言えるようになった話

          noteを書くぞと意気込んで、形にならないまま書いてみて、気付いたことは、もっと自分と繋がった言葉を書いていこうということでした。それは、誰か著名な人の後ろ盾がない言葉でもあり、自分のぐっと奥深いの願いとつながった言葉を、恐れず書きたいなと思ったのでした。 この夏は、行き詰ったことがあり、周りに話を聞いてもらい、本を読み、動画をみて勉強したり、動いたり、休んだりと、色々ともがきました。 そんな中で、U理論の訳者で、ザ・メンタルモデルの著者の由佐美加子さんが、色々な経営者の方

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        大人も子どもも思いっきり楽しむキャンプ、始めます。

          「ありのままvs成長」の問いに自分なりの解が出た

          「ありのままの自分を大切にすること」と「よりよい自分に成長すること」が、なんとなく相反するような気がしてしまっていました。 でも、どちらも大事。 それはその人が幸せに生きていくためにも、さらには人々みんなが幸せに生きていける世の中であるためにも。 そうは思いつつ、私は他者に対して、その人のありのままが美しいなぁと思うことが多い。好きなとこ、やりたいこと、イタズラっぽく話すこと、真剣なこと、一生懸命なこと、そんな素朴な内面が溢れるような場面に立ち会うと、子どもでも大人でもキ

          「ありのままvs成長」の問いに自分なりの解が出た

          世界一子どもが幸福な国オランダ「あなたには声がある」

          先日、「先生の学校」のYoutubeでオランダ視察をした際の動画を見ました。また、自分自身も2019年にオランダ視察にも行きました。 その時に感じたこと。 一人ひとりが社会をつくる当事者。一人ひとりが個人としても幸せで、そして社会を作ることにもしっかり関わる。「民主主義」をとても大切にしている。 だから、子ども達には、よりよい未来をつくる社会の一員になれるように、教育を届けていくのだ、ということ。 彼らが、「社会をよりよくしていく」という事に強い熱意をもっていることを

          世界一子どもが幸福な国オランダ「あなたには声がある」

          本当の自分はひとつではない。「分人主義」から子育てを想う。

          「中心に一つだけ本当の自分があるのではなく、色々な自分がすべて本当の自分」。 この考え方は、『日蝕』や『マチネの終わりに』等の著書の平野 啓一郎さんによる考え方で「分人主義」と呼ばれています。 本当の自分は何なのかを探してしまったり、自分の好きではない自分が自分の中心にいて、それ以外のものは偽りのように感じてしまったり。そんな時にこの考え方に出会って、私は救われました。 それでも、やっぱり中心に一つの自分がいる気がしてしまって捉われそうになる時があって、それを奮い立たせ

          本当の自分はひとつではない。「分人主義」から子育てを想う。

          30歳になる時に決めた人生の優先順位

          30歳になる時に、自分が幸せであることをイメージした時に必要な事を集めて、優先順位を付けました。現在、45歳だけれど、大事な事はそれからあまり変わっておらず、何か判断に迷う時はこれを基準に決めてきました。また、久しぶりに集めたものを見返して、ちょっとした発見もあり、久々に振り返ってみようと思います。 当時、30歳。色々ともがいている時期。母から一冊の本を渡されました。「夢の地図を描いてみたら、夢が叶うからやってみて」と。その本では、雑誌や写真など、自分の夢をあらわすものを切

          30歳になる時に決めた人生の優先順位

          コンビニで話かけられてほっこりした話

          今日、コンビニでいつものようにアイスコーヒーを淹れていました。 私は水筒にアイスコーヒーを入れるのが好きなのです。 いつまでも冷たくて、味もほぼ変わらなくて美味しい。古くなった水筒をコーヒー専用にしています。 が、そんな私がいつも手間取っていることがあります。それは、アイスコーヒーを水筒に移し変えること。氷がうまく入らなかったり、こぼれて手がコーヒーでびしょ濡れになったり。移し変えは外でやるけれど、外だとしてもこぼれるのもよろしくないし。 スタバとか、ローソンとかは最

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          片付けない。事前に料理しない。私なりのホームパーティーの真意。

          コロナ前の子どもが小さい頃は頻繁に、その後もたまに、ホームパーティーをしています。有難いことに、「この家、くつろぐわ~~。実家みたい。」という感想をよくいただきます(笑)。 そんな我が家のホームパーティーは、完璧には片付けない、障子はやぶれっぱなし、料理はみんなが来てから一緒につくる、キッチンの引き出しはどこでも明け放題、冷蔵庫も明け放題、食事が始まったら飲み物は自分で冷蔵庫へどうぞスタイル。 先日も遊びにきてくれた友人が「冷蔵庫あけていい?」と聞いてきたので、「もっちろ

          片付けない。事前に料理しない。私なりのホームパーティーの真意。

          落合陽一が提案する世界観「マタギドライブ」を自分なりに解釈してみる

          マタギドライブ?!なんじゃそれ?!ですよね。 先日、久しぶりにNEWSPICKSの動画を覗いてみたら、めちゃくちゃ気になるワードがあるではないですか! 「魔法の世紀、デジタルネイチャー、そしてマタギドライブへ」 デジタルネイチャーの次の世界が出来てる!しかも、マタギ?! マタギって、あの東北でクマを狩る狩猟採集系の方々ですよね?! 何を隠そう(隠してないけど)、私は大の狩猟採集民好き。彼らの「平等、自律、共有」の世界観から、個々人の持つ優れた知能や身体など、惚れ惚れ

          落合陽一が提案する世界観「マタギドライブ」を自分なりに解釈してみる

          洗濯機がズレるのを防ぎたい夫に言われてハッとしたこと

          夫は基本的に仕組みで解決したがって、私は力技で解決しようとする。例えば、エクセルでちょっとしたミスがあれば夫は数式で直し、私は手入力で上書きする。 そんな私たちが使う我が家の洗濯機は、ドラム式で、洗濯して回転しているうちに少しずつ動いてしまうのです。ドアのすぐ側にあるので、一気にものすごく動くと、ドアが開かなくなる危険性もある。 そんな洗濯機を夫はなんとか動かないようにしたくて、色々な素材、色々なサイズの滑り止めを買ってきては試し、そして完全にはうまくいかないことを繰り返

          洗濯機がズレるのを防ぎたい夫に言われてハッとしたこと

          一か月、書いてみる

          一か月、出来るだけnoteを書いてみる。という小さな目標を立ててみようと思います。毎日書いてらっしゃる方も多数いるなか、小さな目標ですが、自分的には結構大きな目標。 ぐおーーと書きたくなるほどの感動に出会う事もあるのに、言葉を飲み込んでしまって、考えすぎてしまって、書けない。ちょっと書き始めても、まとまらなくて、下書きに保存されてるnoteが数知れず。 なのですが、ちょっと「書く」ということを探求してみたいと思い、まずは小さく一カ月から。 ちなみに、一カ月トライというや

          一か月、書いてみる

          相模原市協働事業「森と学びとFeel度Walk」 

          そんな、ふんわりとした呼びかけに、相模原市「つちざわの森」に55名の大人と子どもが集まり、2023年5月20日(土)に相模原市協同事業として「森と学びとFeel度Walk」が開催されました。 講師は、「ジェネレーター」の市川力さん(おっちゃん)&伊藤恵子さん(KT)のお二人です。 「Feel度Walkって何?」という方も多数。今から何が起こるのかが分からない状況の中で、会はスタートしました。 はじまりの会 講師の伊藤恵子さん(KT)から開始の挨拶があった後、講師の市川力

          相模原市協働事業「森と学びとFeel度Walk」 

          「なんとなく」こそ、自分だけの感性かもしれない

          なんとなく、気になる。 その大切さを私は師から学びました。 最近、「なんとなく」の力を実感する場面が多々あり、noteに書いてみる事にしました。 胸がざわっとした時、ブルッと興奮する時。 それは「自分だけ」が感じている確かな何かなのかもしれない。 そう思ったのは、先日、ある方とお話をしていた時でした。 その方はとあるプレゼンのテーマを選ぶ必要があり、私はその時の経緯を聞いていました。 テーマは全くもって自由。何でも良かったそうです。でも逆に自由なことで何を選ぶのか迷われたそ

          「なんとなく」こそ、自分だけの感性かもしれない

          私たちのDNAは「自律と共有と平等」で出来ている ~遊びが学びに欠かせないわけ 読書レポ~

          昔から、好きな動物は「オランウータン」。マレー語で森の人の意味。映画ナウシカで気になるのも、「森の人」。全てを悟ったかのように、森と共に生きる人に、なんとなく憧れを感じていました。 そんな私に、民俗学を学んでいらっしゃった先輩が紹介してくださったのが「遊びが学びに欠かせないわけ」という本。 狩猟採集民がこんなにも豊かな気持ちで生きていたのだと感銘を受けました。それから狩猟採集民系の本を読み続け、彼らの持つ技術や知識、精神性にメロメロに惚れました(笑)。さらに彼らの子育ての

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