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片付けない。事前に料理しない。私なりのホームパーティーの真意。

コロナ前の子どもが小さい頃は頻繁に、その後もたまに、ホームパーティーをしています。有難いことに、「この家、くつろぐわ~~。実家みたい。」という感想をよくいただきます(笑)。

そんな我が家のホームパーティーは、完璧には片付けない、障子はやぶれっぱなし、料理はみんなが来てから一緒につくる、キッチンの引き出しはどこでも明け放題、冷蔵庫も明け放題、食事が始まったら飲み物は自分で冷蔵庫へどうぞスタイル。

先日も遊びにきてくれた友人が「冷蔵庫あけていい?」と聞いてきたので、「もっちろ~ん♪」と返事したら、「普通、みんな慌ててちょっと待ってというよ(笑)」と言っていました。そうかそうか、そういうものなのか、と改めて思いました。

引き出し明け放題で冷蔵庫明け放題だったら、さそがし普段から片付いているのだろうと思われるかもしれませんが、そうでもありません。

ただ面倒だから、というわけではなく。

そもそも、人は片付いている家に遊びにくることが、絶対的に好きなのだろうか、と思うのです。

特に小さい子ども、わんぱくな子どもを抱えて遊びにいったときに、一糸乱れぬ家で、真っ白な障子のお部屋があったとき、「よごさないでね~~、ずえったいに障子に穴をあけないでね!!」と思うかもしれません。

もちろん、お客様のことを想って、様々な配慮をして、気持ちいい空間に整えられる方はすごいと思うので、そういったことを出来る方のことを本当に尊敬しています。

一方で、ちょいちょい散らかってたとしたら、なんか共感を覚えて安心することもあると思うのです。

よって、片付いてても喜ばれるし、片付いてなくてもそれで良いと思うのです。

とはいえ、私もお客さんが来るときはある程度は片付けます。自分なりにこの程度にはしておきたいという基準はやっぱりあります。片付けきれない自分への言い訳かもしれませんが(笑)、でも、大事にしたいと思っているのは、来てもらった時間を出来るだけリラックスして、気を遣わずに過ごせてもらえればと思っています。

そんなわけで、お料理も、だいたい人が来てから一緒につくります。時にはお酒を飲みつつ、最近は子どもも大きくなってきたので、子どもも参加できる餃子作りやピザ作りをしたり。がっつりと料理をするときは、メニューを決めて材料だけ用意しておいて、レシピを渡して、それぞれが挑戦するスタイルにするときもあります。「えーー、こんなの作ったことない!」という人も、みんながいればなんとかなる。珍しい料理が何品も並ぶ圧巻のストイッククッキングパーティーです(笑)。

そんな時も、「失敗しても、それでいいよね~~」の雰囲気で。

なんとかなるさ。

大丈夫さ。

楽しく過ごそう。

そんな気持ちが、私なりのおもてなしです♪


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