やっと自分にありがとうを言えるようになった話
noteを書くぞと意気込んで、形にならないまま書いてみて、気付いたことは、もっと自分と繋がった言葉を書いていこうということでした。それは、誰か著名な人の後ろ盾がない言葉でもあり、自分のぐっと奥深いの願いとつながった言葉を、恐れず書きたいなと思ったのでした。
この夏は、行き詰ったことがあり、周りに話を聞いてもらい、本を読み、動画をみて勉強したり、動いたり、休んだりと、色々ともがきました。
そんな中で、U理論の訳者で、ザ・メンタルモデルの著者の由佐美加子さんが、色々な経営者の方の心の中を解きほぐす動画にハマりました。
人は昔に何らかの痛みを持って、その痛みから逃避したり逆に克服しようとして行動するという思考回路のシステムを作ってしまっているから、その痛みがあることを受け止めたら、ありのままの自分を愛せるようになり、つくりたい世界がつくっていけるというもの。
探求学舎の経営者の方をはじめ、色んな人がかなり深いところまで開示して公開してくれていて、一人ひとりの人生を垣間見させてもらいました。
どの痛みも共感するものばかりでしたが、時に涙が出るほど共感するところがありました。一緒にジャーニーをしていると、「あ、ここが痛いんだ」と気付かせてもらって、深く掘っていくと、開けていない箱があることに気付きました。
「そうだよね、それは痛かったよね。」と、数十年ぶりに自分に言ってあげることができました。
そして、それが痛かったのは、それが大好きだったからなんだとも気付きました。
ぽろぽろ、ぽろぽろといっぱい泣いた夏でした。
そして、友人や家族から、そのままで大丈夫だよの言葉をもらえて、その有難さを強く感じた夏でもありました。
私は、若い頃に一度身体を大きく壊してから、「まずは自分を大切にせねば」の想いが強く、自分がストレスを感じることや、辛いことがあったら、すぐさま環境を変えるように工夫をしてきました。
でもそれは、「自分を大切にする」というより、「自分に気を遣う」という感覚。「壊れはしないか、大丈夫か」と自分自身に冷や冷やするような気持ちでした。
でも、痛みがあったことを受け入れて、
誰もがみんな愛おしく素晴らしいと思える世界でありたいと思えて、
自分もそこに臆せずに挑戦したいと思えて、
まずは、自分もそのままでいいと思いたいと思って、
自分にありがとうを言おうと決めてみました。
すぐに反省して、
ああすれば良かった、こんなんじゃダメだという自分への厳しい言葉を
「ありがとう」に変えてみることにしました。
反省しはじめたら、よく頑張ったと言ってみる。
大丈夫、大丈夫と言ってみる。
そうこうしているうちに、
自分へありがとうを言う時に、
ふわりと、
「みんな、ありがとう」
の言葉が出てきました。
今、こうして命を授かって生きているということが、本当に素晴らしいことで、
奇跡のような一日一日を、
味わっていきたいと思います。
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