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らら
2020年6月5日 10:27
翌日。私は朝から落ち着かなかった。お昼に黄桃を食べて、部屋は隅から隅までピカピカにした。結婚祝いにもらった普段は使わない、高級カップを出して、紅茶を淹れる準備をした。そして14時を少し過ぎた頃に、インターフォンが鳴った。「お邪魔します、具合はどう?大丈夫?」「はい、昨日よりは具合はいいです。」「これお土産、ゼリーなんだけど、旦那さんと食べて。」「ありがとう
2020年1月16日 09:43
大きな駅に電車が止まると一気に人が降りて、私たちは開いてる席に座ることが出来た。私の顔はまだ熱かった、「大丈夫ですか?」と言って北沢は私の顔を触って来た。私が驚いた顔をすると、「あっごめんなさい!」そう言って北沢は急いで手を離して真っ赤な顔になった。私はそんな北沢のことがかわいいと思えて来た。北沢は家まで送ってくれると言ってくれたが、断った。今の家に6年以上住んでいる
2020年1月15日 11:50
楽しい時間はあっという間に過ぎる。時計を見ると9時半を過ぎていた。お店を出ると寒さで酔いが一気に醒めた。「今夜もご馳走様でした。」「いえいえ、寒いから早く行きましょう。」私たちは足早に駅に向かった。北沢は2ヵ月前に今の家に引っ越して来たばかりで、私の最寄りの駅の隣の駅が北沢の最寄りの駅だった。電車に乗ると席は空いていなかった。私と北沢が並んで立っていると、電車の
2020年1月11日 14:41
待ち合わせ場所に着いたのは、6時過ぎだった。心がざわざわして、モヤモヤして、落ち着かなくて、もう帰りたいと思ったが、今更断ることが出来る訳もないので、私は深呼吸を何度もして待ち合わせ場所に来た。北沢は噴水の前に立っていた、「ごめんなさい遅れて。」「いえいえ全然大丈夫です。行きましょうか?」「はい。」私は何か違和感を感じていた。江藤なら「かわいい洋服だね」の一言
2020年1月9日 11:44
火曜日の朝、私は新しい洋服を着て仕事に向かった。「おはようございます。」職場に入ると、江藤の視線を感じた、私はもちろん無視した。会社の後輩の中谷が、「あれ、川崎さん今日いつもと違くないですか?デートとかですか?」と聞いて来た。その後輩はそういうデリケートなこともズケズケと普通に聞いて来る、空気の読めない女の子だった。他人のことは色々と詮索するのに、自分のことは一切話さ
2020年1月5日 17:25
「今日の朝、電車の中で会いましたよね?」「えっ?」やっぱり泣いてたのを見られたんだ!!私は恥ずかしくなり知らない振りをした。「そうですか?」「僕の気のせいかな?今日はお一人ですか?」「はい。」「僕はこの近くで働いているんです、職場この近くなんですか?」「いえいえ、今日は買い物に来ただけです。」そんな話しをしていると、彼のサンドイッチをお姉さんが運んで来た、
2020年1月3日 12:31
今日の朝、会った人がなんでここにいるの?私、尾行されてた?頭の中でグルグルと考えていると、お店のドアが開いてお姉さんが私のサンドイッチを持って来た、「大丈夫ですか?寒くないですか?」「はい、大丈夫です。ありがとう。」お姉さんはサンドイッチと紅茶をテーブルに置いてお店の中に入った。私は早くサンドイッチを食べてお店を出ようと、すぐにサンドイッチを食べ始めた。その時、視線を感
2019年12月18日 11:06
私は重たい気持ちを引きずって、1人で家に帰った、家にいても、会社に行っても、私は孤独、このまま孤独死するのかな?私の心は底なし沼に沈んでしまった。次の日も私の心は沈んだままだった、底なし沼から這い上がるには時間がかかる。朝起きてカーテンを開けて、「会社行きたくない!」と独り言を言って見た。わかってる、生きる為に働かないといけない。私はがんばって仕事に行った。そして