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#古事記
🔶私の好きな奈良:鏡作坐天照御魂神社 三種の神器を造った鏡作職人の氏神
古代の鏡というと、どのようなものを思い浮かべますか?
弥生時代に、中国や朝鮮半島から青銅鏡がもたらされたのが、日本列島における鏡の始まりとされます。当時、鏡は祭祀の道具であり、古墳時代以降は副葬品となるなど、その後も特別なものとして大切に扱われてきました。
八咫鏡(やたのかがみ)が、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とともに三種の神器として皇室に伝わっていることはみな
🔶私の好きな奈良:夏の村屋神社に壬申の乱を想う
村屋神社ってどういう神社?
奈良県田原本町にあるこの村屋神社、もしかすると地元の方以外にはあまり知られていないかもしれません。
平安時代、律令の細則をまとめた法典である「延喜式」内に、官社として指定されている格式のある神社で、正式には、村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)です。主祭神は弥冨都比売(みふつひめ=三穂津姫命、みほつひめ)で、大神神社の祭神である大物主命の妃神にあた