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Miracle〜奇蹟のエンターテイメント
『三浦春馬』彼が役者として板に乗った最後の主演舞台『whistledowntheWind』日本初演、白井彰演出で自身初の全国ツアーが展開され各地でホイッスル旋風が起こるはずだった舞台。コロナ禍にさえならなければ…2020年という年はさまざまな業界,職業にとって世界的に暗黒のブラックホールに突入したのでは無いのか、と思わされた1年だったのでは無いでしょうか?ありとあらゆるものが可否では無くて必要性で
もっとみるオタクが進化するヅカオタ
昭和生まれの私にとって宝塚歌劇団とは既にもうそこに存在したものでした。
テレビドラマで見覚えのある有名な女優さんが宝塚出身だなんて話しは普通に聞いて知っていました。
だから興味を持つ以前に常識として存在していたのです。ですから退団されてから華やかに活躍される女優さんの群を抜いた華麗さに宝塚の人かな?なんて知らなくとも想像出来た程でした。
こんな事を言ったら年齢が知れてしまいますが(笑)鳳蘭さんが
タカラヅカ日記⑦ジャックとジャンヌ〜ピガール狂騒曲の楽しさ
シェークスピアと言えば誰もが知ってる(教科書に載ってる程度)ハムレットやリア王、真夏の夜の夢、ロミオとジュリエットとタイトルだけは直ぐに思い出せるけれど…中学時代に読んだ古典の様な物語はあらすじを覚えている程度です(笑)名作なのでひと通りは読みましたが全作品を読んでる訳ではありません^^;
『ピガール狂騒曲』のベースは「十二夜」と云うことですが戯曲なので題名を聞いた事がある程度で詳しくは知りません
タカラヅカ日記⑥穏やかな暖かさが魅力〜珠城りょう❷
配信で舞台挨拶の特集を見ながら想ったことです……
『本当にありがとうございました!』と最後に声を一層張り上げてお客様への感謝を伝えてくれる声音が、とても暖かくて大好きです。その声は誰よりも優しく心に響き…画面越しに過去の映像でしか知らないわたしの胸にも響いて来ます。劇場で直にその言葉を受け取られている方たちの胸に響かないわけがありません。
彼女が宝塚歌劇団を卒業してしまった後に好きになったわた
パフォーマー 〜表現者三浦春馬〜
「日本ではまだ、舞台に著名人を観にくる感覚の人も多いと思うんです。だからこそ、映像の仕事も頑張っていかないといけないと思っていて。 舞台やミュージカルという産業をもっと身近に感じていただくための、一つの歯車に僕がなっていけたら」 「CREA」 三浦春馬 インタビューより引用
幼い頃から身を置いてきた『エンターテイメント』という業界に対しての彼自身が考えるスタンスやスタイルについて述べた言
2019年〜円熟期の三浦春馬
『罪と罰』春馬くんの2019年はフィリップ・ブリーンの指名によるドストエフスキー『罪と罰』(ストレートプレイ)から始まった。宗教色の強い古典的で難解、道徳的な作品で独りよがりな狂気を表現するために減量して挑んだ舞台だ。ほぼ出ずっぱりの長台詞は作品の解釈も併せて大変なチャレンジだったと思われる。wowwow で再放送されたものを観たが何度も咀嚼するように観劇する舞台だと感じた。好きな役者の舞台だか
もっとみる平成を駆け抜けた男 三浦春馬
ミニシアターとはいえ、スクリーンで映画を鑑賞するのは…たぶん娘と観た『ハリーポッター』以来だと思う。ポケモン以来かと思っていたがハリポタの方が後だとつい先日気付いた(笑)にしても10年以上にはなるわけで久し振りにワクワクするものである。
『天外者』冒頭、あっ!このシーンから始まるのか…予告動画で幾度となく見なれた追い掛けられる シーン。除け、除け…と我先に前のめりに走る2人にニンマリする。竜馬
Japaneseエンターテイメント
昨日、最後のメッセージだと思って追悼サイトを訪れた。
そこを開くだけで溢れる涙と嗚咽に自分が我慢していた事に気付かされる。
しばらく動けなくなってしまった。
彼を見てきたと言っても、わたしは映像のTⅤオンリーでドラマの選択基準での好きな俳優さんの一人だった。何となく追い掛けて居たに過ぎなかった。映画の1本も見たことが無かったしTⅤで見ていて喜んでいたに過ぎなかった。それでも…故意に視聴しなか
ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド 〜汚れなき瞳〜
奇しくも新型コロナウィルスの感染拡大時期に重なり公演の大幅縮小の煽りを受けた演劇のひとつである。その時期には数多くの劇場が閉鎖され数多の上演作品が中止や延期または運良く上演にこぎ着けたとしても突然の千穐楽を迎えなければならないまでに追い込まれていた。それは1年経った今も余り変わらない様に思えるのは、もともと演劇に対して関心を持っていない生活を送って来たからその違いに気付けないだけなのだろうか?
劇