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子どもの反抗期が心配だったら、イヤイヤ期を楽しくしておこう

ワーママ保健師のまみちゃんです。
公務員の保健師をしていて、今はフリーランスで保健師をしています。


たくさんのママとお子さんを見てきた乳幼児健診

公務員で保健師をしていたときには、乳幼児健診を山ほどやってきました。

問診の場面から、診察の場面、健診終了時のフォローのお話まで。
私が勤めていた町は、4か月、10か月、1歳6か月、2歳、3歳と健診がありました。

一番ラクなのは、どの健診か?
それは、10か月児健診。
ここは、離乳食に行き詰ったりしていない限りは、ママが一番安定している時期だから。

一番大変なのは、どの健診か?
それは、1歳6か月児健診。
ここは、まさに「イヤイヤ期」に突入しているから、大変。
子どもたちも言うことを聞いてくれないし、ママも疲れている人も多い。
言葉の確認とか、積み木を積むとか、他の子はじっとしているのにうちの子は、じっとしていられないとか、子どもたちが試されているような気分になってしまうため、ママも精神的に大変。

保健師としては、言うことを聞いてくれないのは当たり前だし、動きまわるのも当たり前として、その場でできていないことで判断していることは何もありません。
ママの普段の生活の様子や、その子の表情、反応など、細部の細かいところを見て、健診としての発達について判断しています。
それでも、わからないなぁ…っていう場合は、2歳の健診でもう一度確認させていただく感じです。

なぜ、イヤイヤ期が大変なのか?

イヤイヤ期。
色んな呼び方がありますよね。
「やくざ期」
「魔の2歳」
「やりたい期」とか、マイナスの言葉だから、いい言い方に変えようという人もいらっしゃるようです。

このイヤイヤ期の正体は、そもそも何か。

1歳半〜4歳の間(※個人差があり)にある親に対する自己主張が活発になる時期です。
子どもの心が発達することにより“私はこうしたい!という「自我」が芽生え育っていきます。

「自我」が芽生えてくるから、イヤイヤ期が起こるんです。
だから、イヤイヤ期がないことの方が問題なんです。

どこからを、イヤイヤ期と捉えるかは、ママの対応しだいということもあるめので、ママの対応が上手でまったくイヤイヤ期に感じなかったならば、また別ですけど、やはりイヤイヤ期がない場合は、発達に遅れが生じている可能性が高く、神経発達症(発達障害)の可能性があります。

だから、イヤイヤ期がきたぁーーーー、ばんざーーーい!!
うちの子、成長しているーーーー!!と捉えられるくらいのママに余裕があるといいんです、本当は。


しかーーーーーし、現状は余裕がなくて、お子さんのイヤイヤに飲み込まれて、一緒にイライラして、イヤイヤしてしまうママが多いのも事実。

私も、2人目が産まれたときが、長女のイヤイヤ期だったので、泣いて人生の先輩保育士さんにヘルプで電話してました(泣)

それくらい、ママ1人では乗り越えられない時期なんですよ。
乗り越えてられないものを、そもそも1人で頑張っちゃだめなんですよ。
ここ大前提です。

ママもママとして成長するイヤイヤ期

花まる学習塾の高濱先生は、
「頼る」「甘える」「楽をする」
この3つが子育てには、大切だよと書籍に書かれています。

真面目なママは、まず頼れない人が多い。
ヘルプを出せないママが多いんです。
私がママに「頑張ってますね」と声をかけると、涙されるママって、結構いるんです。
そういうママは、本当に1人で頑張っていることが多い。

もっと頼って、甘えて、自分の荷を下ろした方がいい。
まぁ、それができないから困っているんです…というママもいらっしゃいます。
そういうママは、ちょっと根底に根深いものがあるので、一度ご相談いただけたらですが…。

子育てって、大変なお仕事なんです。
一大、大プロジェクト。
だから、この3種の神器?の「頼る」「甘える」「楽をする」ができないと、詰んでいくわけです。
3種の神器が使えるのが、子育てをするためのポイント。

甘えることが、自分が甘いからとか。
頼むことが、自分ができないと言っているみたいだからとか。
色々と、ママに想うところはあるかもしれないけど、子育てってそういうものなんですよ。

これが、使えないとイヤイヤ期は、楽しく乗り越えていけません。
ママの心に余裕がなくなってしまうので。
そうすると、子どもにも余裕がなくなる。

例えば、ちょっとご飯を食べたくないと子どもが思って、
「いやーーー、いらなーい」とか言われて、
余裕があるママだったら、
「いらないの―?お腹いっぱいなのー?遊びたかったの?」と子どもの気持ちを確認する余裕があります。

余裕のないママだったらどうでしょう。
「せっかく作ったのに、何てこと言うの。食べないなんて、あとからお腹空いてもしらないからねっ!!」とぴしっとママの気持ちを伝えがち。

イヤイヤ期というのは、子どもが自分の存在や気持ちに気づく時期。
だから、ママが自分の気持ちをわかってくれたりすると、納得できたりするんです。
ママが、子どもに寄り添うという練習をする時期です。
もうひとつが、ママと子どもは、価値観が違う、考え方が違ってもいい。というのをお互いに認める練習期間でもあります。

ここで、お互いをわかり合う、尊重するという練習ができないと、来る大きな2回目の反抗期(思春期)に、めちゃんこトラブルになります。
思春期は、正面から子どもたちが自分の意見を言ってこないからです。
余計にわかりにくくて、こじれます。

イヤイヤ期は、ママもお子さんも、発達段階の階段を登るときなんです。
ここを、うまくいかないまま苦しい子育てをすると、また次にはさらに大きな壁が立ちはだかり、超えるのに大変な思いをします。

変わろうと思ったら変わる子育て

この記事を「イヤイヤ期を楽しもう」という極端なタイトルにしてしまったわけですが、楽しめないにしても、ギスギス・ガミガミせずに、子どもかわいい~って思える気持ちで過ごしたいですよね。

・今、私ぜんぜん余裕ない。
・毎日、怒ってばかりいる。
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ママが変わりたい!こうなりたい!と思えは、変われますよ。
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