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ラクガキモデル
2023年4月22日 15:12
雪にまつわってトカゲはごぼう色月明かりに満たない絡まったカーテンとへし折ればなぞらう雲まで追いかけてくる笑みをきらきら落としてね傾いた体は走ってる捻じ込んだ染み込んだ繊維に滲んで、広がるインクまみれの蝶々幼くもなく大人びてもない今ならば尚、星を拾い上げる足の裏からジンジンと伝い渡る衝動に駆け抜けて笑みをきらきら落としてね空に舞う髪は引きずられて期待は、悲しみと欲のあ
2023年4月2日 17:04
風が吹いて涼しさを取り入れる水滴のあんかけが伝う下っ腹がなびいて膨らめば風邪を引いてしまいそう角度の悪いサビに掴まって落っこちそうギリギリとゆれて傷は同じ所へ響く重みを見ながら鳥の声が一定に鳴くビチビチと葉が拍手して笑ってる鉄にもたれて曲がる大木はすこしずつしなりを覚えてく純粋で順調な自分のキャパの広さにゆっくりと微笑む待望立ちっぱなしでカッコ悪い動けずに居れば存在は慣れ
2023年3月2日 13:33
濡れた地面に伸びるライト飛び跳ねる王冠目線を下げれば足下に花火誰もが愚痴を吐くとき私はスキップで駆け回るわ派手に打ち上げちゃいたいの太陽が月とハイタッチすると薄まった光に浮かぶハテナが1つ私の行き場所はどこ?入道雲を見誤って傘を忘れただってあんなに優しそうだったからおかげでヘアスタイルもシルクのシャツもびしょ濡れ惑わされただけめまぐるしく廻る納得のなか枝分かれする理解
2021年11月23日 07:53
よれたジーンズとカビたTシャツ禁じ得ない欲望にぐらついた世界は空中で溺れる生命体目線は哀しんで守らないでどうする他人じゃない囲いのなか願いごとはドロのなか巻き込んでは橙に灯る少なくとも人のユメと我のユメまだ先は努力の向こう哲学はみんなが忘れた心想像力を抑えるのは決め付ける心好き心を減らす澱んだ環境縮む心と暮らすため愛という肥料を風鈴になれたなら弓矢に嫉妬してどこかに刺さ
2021年7月19日 00:09
まごろみながらうずむく冷静に凍えたフルーツは完熟したって気付かれない緩やかなフリンジなびかせて刺繍に貫かれる華麗な妖幸せのハトは白いと限らず4つばのクローバーも悪魔を召喚するりんと伸びた茎の先は眩しい花びら岩がごろつく地面に飽きても水辺まではあと5日太陽に透ける花びらの上を目指して今日もあこがれを背負う汗も涙も鼻水も分からない自分で立って抱えなくちゃスープを一口いつもよ
2021年5月17日 22:49
素直のなかへたらし込んで流れのままに進めたら青い陽に塗られながら縁を描くフレアに悪寒ブロンドを掻き鳴らした気怠い陽射しに浴びさせて劣等と焦燥に刻まれてむやみやたらと執着していくくすぶる高揚をたぎらせて往生際に凝り固まったエゴは熱湯に浸した絹の模様衝迫した夜襲の角と彼は誰時の緩慢へ寝そべるルーズな見晴らしを馴れ合いの盲目へ
2021年5月4日 16:25
化石になった海水が掌の上空っぽだったお伽話無邪気な自分が遠のいていくその先仰いで許さない預けた息づかいから大地が耳打ちをこぼしたどうせ繰り返してなんとなく明日が足りなくて不確かな予報に眠らされる不機嫌な予防に惑わされる誇れるダミーのために伝線した硝子は合言葉繋ぎ止めたかすり傷も足取りから唱えた薄いグレーは最愛の為ヨレた美術館にバニラの口笛と夜の端こだわる2人のとぼけ
2021年5月1日 13:30
自由という名前を使ってワガママを生きてる今日もまた初めまして私のミスは横並びです空飛ぶ模様が夢を映してなぞるみたいに手繰り寄せる切り傷は壁紙へ私の代わりへ力加減もご機嫌に無邪気な罪へ澱んでいく見渡すと鋭い視線があちこちに私を嫌いと語りかける顔でうたって耳をわらって重ね続ける言葉は蓋も効かない青む佇まいから泳いだ決まりごとへ
2021年4月23日 10:05
青い春は要らない赤い花は散らない遠い未来も要らない近い存在も知らない慎ましく挑む眼差しと晴れやかな温情に油断する眼(まなこ)我々が緩やかな怒りを点して雪崩を起こしていく今を勇敢に見つめているはず毛並みを整えたって消えない爪痕からは血が滲み履き捨てたお気に入りの靴はとっくの昔へ買い直した邪魔をするなら脳を棄てろそちらの塗り絵と間違えないでまどろみの羽に怯えるなら絵空事
2021年3月29日 13:54
床に寝そべるカーテンが歪んだ光を引き寄せるラップに絡まった水滴にはもう行き場も無くてすべり落ちる居場所に待たれてるくたびれたカーペットにまた足を付けてあぁくたびれてんなって何度も見下ろす色褪せた小道具がまた視界に入ってあぁ色褪せてんなって何度も目を逸らすとっても怠いな動きたくない脳にも能にも触れたく無い今は紙とおしゃべりをしてペンと向き合うならば楽なのよ地中海もきっと雪が
2021年3月31日 00:08
揺るぎない青春をまやかしてわたしは今日も桜になる陽の光と同じそれさえもとろけるようなシャワーを浴びて雨の日の前日まで飛び越える美しくなくては意味が無いなんてとても哀しくて凄く残酷で誰が運んでくる言葉たちもそれはどんな言葉かによって摂取するべきかそうで無いかをよく聴いて感じ分けてね交わる視線は笑みを溢してムラのない空を広げていく小さな光の粒に鼻歌まじりで目を瞑ってアーモ
2021年4月4日 10:54
人と比べないように外から見た私より私の内を優先して中身の無いクレープみたいに私はとっても小さくて包まって身を潜めてしまうからうろこ雲の隙間が大きくなったら青より緑の隙間へ一緒に堕ちよう伝う黄色が緑に侵食されてく様子をティータイムに合わせて眺めよう湯がいていいよなびいていいよ赤より黄色はきっと楽になる考えなければもっと楽になる考えることを止める術は誰も教えてくれなかったね
2021年3月28日 20:38
ずっと子どもみたいな瞳すぐに大人みたいな眼気を抜くと生きるのを忘れる芽ほら臆病な目をしてるそんなわたしは誰に愛されるのいくつもの目を持つ私に面食らってしまえばいいほら貴方もあの人もその人もそれは作った瞳あれは空気を読んだ目これは臨む眼なのよどれも私をつくるただのアイテム普通をわからない私に仮面と知らせてくれるそんな人私の眼を操ろうとなんてしないで真心だとでも思ってる?
2021年3月19日 19:36
大人はまだ少し遠い赤い風船がときめくから何処に行って三角を探そう沈澱したホコリを泡に変えて急いで空に浮かべようマスクの隙間へ落ちる雨が頬を冷やしてくれるとどまったこの空気はどことなく進むような気がしたカップに浸かるコーヒーみたいに醒めていく温度を肌で感じて預けるものがある意味は帰る場所がある意味になったり振り返らない手立てかもしれないヒロインにならない私を愛して冒険は