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心のクレーター

素直のなかへたらし込んで
流れのままに進めたら
青い陽に塗られながら
縁を描くフレアに悪寒
ブロンドを掻き鳴らした
気怠い陽射しに浴びさせて
劣等と焦燥に刻まれて
むやみやたらと執着していく
くすぶる高揚をたぎらせて
往生際に凝り固まったエゴは
熱湯に浸した絹の模様
衝迫した夜襲の角と
彼は誰時の緩慢へ寝そべる
ルーズな見晴らしを
馴れ合いの盲目へ
 
 

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