記事一覧
中川 淳、山口 周「ビジョンとともに働くということ」読了
昨今、ビジョンやパーパスという言葉が世の中に溢れているけど、本当に“意味がある“ビジョンがつくられた事例は、ほとんど耳にしない。本書は、中川政七商店の中川淳 氏と『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で知られる山口周 氏の対話を通して、”意味がある“ビジョンの骨格を模索した一冊。
と本書は言う。
我が社もビジョンを作ってみよう、とハウ・ツー本を片手に始めるも担当者は本音と建前に挟まれ
エーリッヒ・フロム「悪について」読了
原題「The Heart of Man: Its Genius for Good and Evil」(人の心:善と悪の才能)にあるように、本書は悪のみを語るものではなく、悪を定義することを通して善を見つめる旅路とも言える。ドイツのユダヤ家庭に生まれたフロムは、第二次世界大戦を経験。本書は、フロムがナチスの蛮行を観察し「なぜ人は生を軽んじるのか」を考察した一冊。私にとっては非常に難解ではありましたが
もっとみる永守重信「成しとげる力」読了
『35歳までに起業する』ことを志ざし、28歳で日本電産を起業。永守さんは貧困農家の生まれで、ブランドと言える学歴もなく、信用もないところからの起業だったそうです。それでも兆円の売上高を稼ぐ世界一位の総合モーターメーカーに育て上げた根底に何があるのか。
日本電産には、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」・「知的ハードワーク」・「情熱、熱意、執念」という三大精神があり、永守会長の生い立ちや様々なエ
DAY0:自分軸の見つけ方を見つける
ビジネス書を読む方ならば山口周氏の名著「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を知らない人は恐らくはいないだろう。かくも私もその一人であり、最初に手に取ったのは2017年(初版1刷)だった。影響を受けやすい私は多分に漏れず、自分の美意識を探す旅に出かけたのである。
こんにちは、サトルです。あなたが明日を少しでも誇りを持って過ごすお手伝いができればと願って、ビールを片手に気になった情報を発信し