見出し画像

DAY0:自分軸の見つけ方を見つける

ビジネス書を読む方ならば山口周氏の名著「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を知らない人は恐らくはいないだろう。かくも私もその一人であり、最初に手に取ったのは2017年(初版1刷)だった。影響を受けやすい私は多分に漏れず、自分の美意識を探す旅に出かけたのである。

こんにちは、サトルです。あなたが明日を少しでも誇りを持って過ごすお手伝いができればと願って、ビールを片手に気になった情報を発信しています。よろしくお願い致します。

時は2021年、美意識という名の自分軸を探し始めてから4年が経ち、判断軸についてある考えが浮かぶように。それが本日のテーマ、この旅の最初の一歩は「判断軸を見つける」ではなく、「判断軸の見つけ方を見つける」です。ややこしいですね笑

これに気づかせてくれた本があります。それが本日ご紹介する、ジェームズ・W・ヤング著「アイデアのつくり方」。全6回に渡って紹介したいと思います。

なぜ、アイデアのつくり方を伝授するこの本が判断軸を見つけることにつながるのか?

皆さんは、前述の書籍に促されて美意識を鍛えようと美術館に行っても、判断軸を鍛えられている手応えが感じられなかった経験はないだろうか。何が美しいのか解らない、そんな思いをしたことはないだろうか。

まさにその状態が、判断軸の見つけ方を“見つけられていない”状態なのです。アイデアとは気付きです。この状態から脱するヒントに気づくための手法が、この本にあると感じたので、ぜひ皆さんにご紹介したいと思いました。

本日はDAY0ということで、本書の大前提である「アイデア発想には方程式がある」について見ていきます。

ヤングに言わせると、アイデア(=気付き)は唐突に湧いてくるものではなく、ある方程式にしたがって創出するものである、とのことです。

つまり、アイデア発想は再現性のある技術とのこと。これをそのまま飲み込むことができない方も多いかもしれませんが、もし仮に気づきを得ることに再現性を付与できるとするならば、再現性を得る技術の原理と方法を学ぶことで誰でも自分軸を見つける方法を手に入れられるのではないかと思いました。

さらにヤングは、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」であり、既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能に依存すると結論づけました。

この才能は、気づきの再現性という技術を訓練し、自在に操作できるようになった能力を指します。つまり、練習さえすれば誰でも手に入れられるスキルなのです。しかも、この技術はたった5つのステップを経るだけで良いのです。

なんだか楽しみになってきましたね。

さて、今日はここまで。今日は「自分軸の見つけ方を見つける」というテーマで話しました。次回のDAY1からはアイデアをつくる5つのステップを一つずつ確認していきます。あなたと一緒にあなたの自分軸を見つけていきましょう。

>>>DAY1につづく

〜以下、書籍紹介〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?