エーリッヒ・フロム「悪について」読了
原題「The Heart of Man: Its Genius for Good and Evil」(人の心:善と悪の才能)にあるように、本書は悪のみを語るものではなく、悪を定義することを通して善を見つめる旅路とも言える。ドイツのユダヤ家庭に生まれたフロムは、第二次世界大戦を経験。本書は、フロムがナチスの蛮行を観察し「なぜ人は生を軽んじるのか」を考察した一冊。私にとっては非常に難解ではありましたが、感じることもありましたのでここに残します。
私が得た学びは3つあります。
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