現場からは以上です。2nd

283

大学で一番力をいれるべきなのは「勉強」である

大学は勉強をする場所である。当たり前すぎるほど当たり前のことだが、私は一に遊び二にバイト、単位なにそれおいしいの?いう調子で大学生活を送った元気な不良大学生であった。そもそも田舎の高校生だった私は受験の時点で「学位」の概念を持ち合わせておらず、偏差値と照らし合わせて入学できるかどうかで大学を選んだと言っても過言ではない。
大学で勉強する意味もよく理解していなかったし、大卒の資格を得ることによって就

もっとみる
ありがとうございます。おかげさまで明日もnote更新がんばれます。
621

コントロールされる欲望

Netflixの「History101」というオリジナルシリーズにハマって最近よく観ている。

初回テーマがファストフードだったのだけど、一番驚いたのが「この50年でハンバーガーの平均サイズが3倍近く大きくなっている」ということだった。

In 1954, an average hamburger is 3.9 ounces. In 2006, on average, they're three

もっとみる
ありがとうございます!おかげさまで明日もnote更新がんばれます!
114

「批評家」という仕事への誤解

一般的に、批評家と実務家は真逆の対象として語られることが多い。そして大抵の場合、批評家は実務家のような苦労をすることなく好き勝手にものを言って暮らしている人、というイメージで語られがちだ。

さらにいえば、大学教授や研究者に対して「自分が実務家としてやってみたらいいのでは」という意見を耳にすることもある。

こうした言説に触れるたび、「考える」という知的労働の地位はまだまだ確立されていないのだなと

もっとみる
ありがとうございます!おかげさまで明日もnote更新がんばれます!
196

理念の優先順位

「うまい、やすい、はやい」。
誰もが一度は聞いたことがあるであろうこの吉野家のキャッチコピーがこの順番になったのは、ほんの20年ほど前のことだと知ったのは昨日のハフライブでのことだった。

吉野家はもともと魚河岸で働く人たち向けに、仕事の合間でもさっと食べられるメニューとして提供されていた。だから優先順位は「はやい」が一番にきていたのだという。

そこから高度経済成長期を経て「はやい」「やすい」と

もっとみる
ありがとうございます!おかげさまで明日もnote更新がんばれます〜!
187

発見の裏には、必ず伴走者がいる

毎日noteを書いたりツイートしたり、さらにはコミュニティのSlackでもまなびを投稿したりと常に何かしら発信しているので、そのネタ元を聞かれることがよくある。

これまではずっと「本を読んだり映画やYouTube、Podcastなどのインプットを増やすこと」と答えてきたけれど、自粛期間中に人と会う機会が激減してから、実は人と会うことが一番重要なのではないか、と思うようになった。

3月からの3ヶ

もっとみる
大吉!今日はとっても素敵な1日になるはず!
219

うまくいかなかったことは、文学になる

通常、歴史は勝者の視点から語られる。
現在支配している側の解釈が正史となり、それが「事実」として受け継がれていくのが世の常だ。

一方で、たとえば日本書紀に対する古事記のように、鎌倉正史に対する平家物語のように、歴史の裏には常に「文学」があった。
歴史書には描かれなかった悲喜交々を文学から読み取ることで、私たちはより立体的に過去を遡ることができる。

現代でも、書籍になったり漫画やドラマに描かれる

もっとみる
ありがとうございます!おかげさまで明日もnote更新がんばれます!!!
247

豊かさとは多くを得ることではなくたくさん「回す」こと

「戦争は資本主義が加熱し、奪うことで成長しようとしはじめたときに起きるのだ」

100分de平和論を見て一番印象的だったのは、経済のあり方について書かれた本が半分を占めていたことだった。

ブローデルの「地中海」と井原西鶴の「日本永代蔵」。

一見すると「平和」に直接関係のないように思えるこの二冊から読み解く平和のあり方は、私たちがこれから「成長」にどう向き合うかを考えさせるものだった。

二冊に

もっとみる
大吉!今日はとっても素敵な1日になるはず!
279

対話型ジャーナリズムを目指して

「ジャーナリズム」と聞くと、取材対象者を追求するイメージを持つ人も多いかもしれない。
そのイメージはあながち間違いではなく、報道の役割は本人が話したくないことすらも引き出して真実を伝えることにある。
話したいことを気持ちよく話してもらうだけでは、報道ではなく広報になってしまうからだ。
相手が隠したい、濁したいと思っていることにも切り込み、他の取材で得られた情報をもとに話しづらいことも話さざるをえな

もっとみる
ありがとうございます。おかげさまで明日もnote更新がんばれます。
146

私の発信は、「思考の補助線」でありたい

先日、とある打ち合わせの際に「最所さんのnoteは思考の補助線のような存在ですね」と言っていただいた。
私の発信スタンスは、まさにこの一言に集約されるのかもしれない。

noteでもTwitterでもイベント登壇でも、何か公に言葉を発する際に心がけているのは、小林秀雄が書いたこの一節だ。

私の発信哲学は、「批評の神様」と呼ばれた小林秀雄の考え方をベースにかたちづくられているといっても過言ではない

もっとみる
ありがとうございます!おかげさまで明日もnote更新がんばれます!
221

「大人のまなびなおし」に必要なこと

あらゆる活動がオンラインで完結できるようになったことで、「まなび」の選択肢も多様化している。

逆に、これまで通学が前提となっていた大学が強制的にオンライン講義に移行したことで、従来の教育機関の存在意義も問い直されているように思う。
働きながらまなぶための利便性が上がった一方で、オンライン講義を聞くだけならもっと安価に知識を得る方法はある。
学校だからこそ得られる知識と経験とは何か。
価値の再定義

もっとみる
ありがとうございます。おかげさまで明日もnote更新がんばれます。
281