うり坊

映像プロデューサー。TVでは主に情報提供番組、報道番組、ドキュメンタリーを制作。

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マガジン

  • 日向坂しか愛せない人へ

    日向坂46について書いてたらいつのまにか増えてました。

最近の記事

卒業ドミノはじまる

おそれていたことが始まった。卒業ドミノだ。 このパターンは乃木坂的でもある。どういう意味かというと4期、5期など一気に若返るために1期と2期が全員いなくなってしまい、もう白石麻衣や西野七瀬や生駒里奈や生田絵梨花や齋藤飛鳥などがいた時代ってもう歴史の教科書の世界ではないかというくらい遠い昔のように一気にしてしまったくらい急進的な世代交代(世代とは言うが年齢だけなら一期の和田や樋口なんて辞めた今でもまだ26歳で4期の弓木や田村とほとんど変わらないけどね)を進めて、まったく新しい

    • 健全な下剋上

      ジャイアンツが去年までとはまるで違う野球を展開している。 去年までの原政権では、とにかく打撃重視で、長打力のある外国人選手や日本人大砲を揃え、全員4番かよという重量級打線を組んでた。やたら打つけど必ず終盤で投手がつかまり逆転されたり、守備の下手な選手のボーンヘッドで失点したりとそんな大雑把な野球でこれじゃ優勝できるわけないよねという感じだった。その巨人でヘッドコーチをしてた阿部さんが監督になったのだから原野球を継承していくのかと思いきや、投手陣と守備陣の再整備から入った。打

      • ある日を境に見える世界が変わることはある

        前職は中途入社した当初だけいわゆるヒラのメンバーだったけど年齢も上の方だったこともありわりと早く管理職に昇進した。とはいえ当時の実態は管理するメンバーがいない無任所でいわば肩書きと報酬だけの管理職だったけど自分としては特にミッションではないものの他の部署の若手にアドバイスしたり、相談にのったり、時々食事に誘って本音や悩みを聞いたりなどそれなりに自覚をもって働いていた。 そんなこんなで2年位経った頃、社長に「ちょっと話がある」とカフェに誘われ、その席上「実はマネジャー職からは

        • 新生「日向坂46」と「ひなた坂46」

          楽器には愛着があるので、それこそ40年くらい使っているギターとか 10年以上使っているアンプやエフェクターなんてもう簡単には手放せないし そもそも手放そうと思ったことすらない。最近よくSNSの広告で「捨てる くらいならあなたの楽器を売ってください」という中古買取業者のをよく 見かけるが、捨てるわけないし売るわけもないさと思ってるアマチュア音楽家は 僕だけではないと思う。 そんな僕でもやはりメーカーのHPや広告やSNSなどで新機種など見ると少し気になって目移りすることはある。あ

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        • 日向坂しか愛せない人へ
          38本

        記事

          80年代初期のアリアプロⅡは最強でした

          最近ほぼ日向坂のことしか書いてない気がして(気じゃない。事実だ) 他の趣味のこともなんか書こうかと思ったらそれはやはり楽器なのです。 これなら多少は語れる気がするので書くことないときの埋め草にはなるだろうということでまずはギター。 語る価値のある最初のエレキギターはアリアプロⅡのLS400というレスポールのコピーモデル。正月の年賀状配達のアルバイトというのが短期で稼げるものとして田舎では定番で、肉体的にもきつかったけどギターを自分の金で買いたくて必死でやりとげてその報酬で買

          80年代初期のアリアプロⅡは最強でした

          おじさんおひさまは少し振り返って考えたのだ

          大人になるにつれ卒業していくものがある。なくて生涯ずっと追い続けられる人もいるのは知っているが、僕の場合は少なくともそうだ。 たとえばそれはアニメとか漫画。漫画は青年誌向けのものとかはたまに読んでたけどそれも買ってまでは読まずに評判になったものを単行本化のタイミングで電子文書で読むくらい。アニメにいたっては高校に入る頃には見なくなってたと思う。子供の頃は夢中でいろんなのを見てたけど。ジブリ作品もほとんど知らない。かまいたちのネタでトトロを見たことない人みたいなネタあったけど

          おじさんおひさまは少し振り返って考えたのだ

          連鎖反応

          ほら言ったじゃないか(誰にだよ?) 斎藤京子に続いて今度はおたけが卒業を発表した。2年前から考えていたとのことなので東京ドーム公演とかの目標を達成した喪失感などはあるだろうけど、やはり今回のシングルでメンバーからはずれたタイミングと卒業のタイミングが符合するのと「妄想する日向坂の未来に自分はいなかった」というコメントに対してなにか思う古参のおひさまは少なくないのではないだろうか。 前回、選抜制が始まったことで日向坂の牧歌的時代は終焉を迎えたと書いた。そして今後、乃木坂や櫻

          牧歌的な時代は今終わりを告げた

          ついに選抜制度が始まった。 小坂はフォーメーション発表の後の「ひなあい」でのコメントで、2023年が日向坂にとっては苦悩の1年だったので2024年は獲りに行く一年にするんだ、と決意を語っていたけど、今まで何度も書いてきたように僕自身は日向坂内部に何の競争原理も期待していないし、対外的にも何か格別な成果を上げてみせろとか、もっと緊張感を持って働け、とかの要望は一切持っておらず、いつまでもどこか牧歌的なアイドルグループでいてくれればいいなと思うどちらかというとマイノリティの方の

          牧歌的な時代は今終わりを告げた

          アンチが一番熱心なファンである

          テレビ番組をみてて「この人が嫌い」「あの人が嫌い」という人がいる。わかる。それはわかるよ、僕だって顔が写るだけでその声が聞こえるだけでチャンネルを変えたくなるタレントはいっぱいいる。 元テレビマンとしてそういう嫌いなタレントや文化人やMCがいるのであれば唯一アドバイスすることがあるとしたら「テレビを消すこと」だけだ。 苦情を言う人がいる。局に電話までしてくる人。僕も昔はつくるものが常に問題作ばかりだったからかオンエアするたびにほぼ毎回苦情電話をもらってた時期があった。テレ

          アンチが一番熱心なファンである

          「職業欄:アイドル」になるべくしてなった女子

          齊藤京子が卒業を発表した。実は一番最初に個人写真集を出すのではないか、一番最初にドラマの主役をやるのではないか、そして一番最初に卒業するのではないか、そう思っていたのが齊藤京子だった。このどれも実現しなかったが、そのルックス、歌唱力、バラエティ対応力、演技力、どれをとってもひらがなけやきや日向坂の中で抜きん出ていた。だから渡邉美穂が写真集をいちはやく出したことにも驚いたし、他のメンバーがドラマにどんどん出てるのに単独で齊藤京子に主演オファーがないのが不思議だったし、これだけな

          「職業欄:アイドル」になるべくしてなった女子

          正源司が見つかってしまった!

          ミュージックステーションで正源司が丹生ちゃんの代わりにセンターで歌った。 出番直前タモリに声をかけられ、声も震えるほど緊張してた彼女を後ろの小坂や隣にいたレジェが温かく見守っていたのが印象的だった。 なんて思う間もなく歌が始まったら圧巻のパフォーマンスだった。ひなあい初登場の時にカメラが近づいてきても特技だという空手の型を淀みなくやりとげた時にも思ったけど、彼女は本当に度胸がいい。16歳の時なんてもう何も思い出せないくらい昔だけど、少なくともあんなに堂々と大観衆の前で自分を出

          正源司が見つかってしまった!

          日向坂の外仕事にソワソワする人

          日向坂46が「キュン」で世間に飛び出していったまさにあの時、ひなあい以外の外仕事に出られる人はまだ限られていた。何名か選抜されてバラエティなどに呼ばれるというのはあったけどキャプテンやかとしなど地力のある選手ははずせないことも多く、若手がアピールするのはなかなか大変だった。主要メンバーがしゃべくりに出た時に「オタクが言うほど面白くない」「アイドル枠できちんと勝負せよ」とかいろいろ言われているのは見たし、小坂がゴチに出た時もきつかったな。またキャプテンが東野の隣で司会進行をやら

          日向坂の外仕事にソワソワする人

          「1期生」という存在の重さ

          乃木坂46にいま1期生が何人残ってるのか気になって調べてみたら なんと今年の秋元真夏の卒業でついに一人も残ってなかったのね。 欅坂46はデビュー時には20人くらいいたと思うけど1期生も今は 4人しか残ってないし、しかも小池は休養中、小林は来年2月には 卒業という状況で寂しい限りである。 そう考えると(歴史の長さが違うとはいえ)今年いっぱいで卒業する潮を入れるとまだ1期生が8人もいる日向坂46はいいほうだと言えるのかもしれない。 しかし。ここ数年の坂道グループの新陳代謝のスピ

          「1期生」という存在の重さ

          どうする日向坂

          次のカードが岸くんだとは思ってなかった。なぜなら失礼ながら浮ついたスキャンダルにはほど遠そうだし、そもそも4期生はまだそこまで個人仕事や外仕事がないだろうから心身ともに体調を崩したりするのはあってもまだ先だろうから、さすがにないだろうと高をくくっていたのだ。甘かった。 今までも何回かとりあげてきたテーマではあるし、なぜこうもバタバタとたおれたり辞めたりするのか、どうすればこうした事態を防げるのか、あるいはそもそも防げないものだと思ってどこかの不人気3K企業の新卒採用のように

          どうする日向坂

          野球界とはそういうもの・・なのか?

          YouTubeで元プロ野球の名選手の話を聞くのは楽しい。僕もいくつかチャンネル登録しているし、現役時代に好きだった選手の知られざるエピソードを聞けるのは貴重な機会で、時間の制約や視聴率に振り回されるテレビメディアではマニアックでなかなかできないこういうネタこそまさにネットには向いているのだと痛感する。 ただこれはあまり良くないなぁと昔から思っていることが1つあってそれは彼らが 高校時代の理不尽なしごきやイジメを笑い話として面白おかしく語ることだ。 たとえばPL出身の片岡氏

          野球界とはそういうもの・・なのか?

          人間万事塞翁が馬

          ダイアンの津田が相方ユースケから「高校に落ちるやつとかいます?こいつそうなんですよ」と突っ込まれるシーンを何度か見たけど、いやいや落ちる奴って普通にいるんすよ。かくいう僕がそうで、親が決めた進学校(というほど難関校ではないけども)を第一志望ということで半ば強制的に受けるはめになり、田舎の公立高校なんて大体内申点でうまく振り分けてくれて余程のことでもない限りみなどこかには受かるのが当たり前だった時代に、なんとうちの中学でその年もその前の年もずっと前の年にもいなかった「高校受験に

          人間万事塞翁が馬