見出し画像

TOEICとCASEC、何が違うのか比較してみた。




私の所属している会社では、毎年TOEICの試験を受けています。


正確には、2019年までは、TOEICテストでした。
が、方針が変わったのか2020年からはCASECという試験になりました。



CASECとは、株式会社教育測定研究所が運営する
英語コミュニケーション能力判定テストで、
皆さんよくご存知の英検を作ってる会社のテストです。


CASECの最大のメリットは、自宅からPCでオンラインで受験できること。
また、テスト終了後、結果がその場ですぐにわかること。
また、TOEICより安価に受験できること。


めっちゃ素晴らしいですよね。
コロナになってしまってから、集まることを
禁止されることが増えたため、ニーズにガッチリ
適していると思います。


実際、タイ語の試験も受けたいんですが、
バンコクは新規感染者も増えてて今年の春季テストも中止…。

同じようにテストのオンライン化を望みます。



話がズレましたが、このCASEC。
出題形式がTOEICとはどのように違うのかと言いますと、
以下の3点が大きく違う点となります。



(1)問題数が少なく、40〜50分で終わる。
(2)個人の正答状況に応じて、出題される問題が変わる。
(3)手元でメモを取って良い。



順番に見ていきましょう。


(1)問題数が少なく、40〜50分で終わる。

TOEICが、
リスニング 45分 100問 + リーディング 75分 100問

CASECが、
語彙 16問 + 表現 16問 + リスニング 17問 + 書き取り11問。


全然少ないんです。
しかも、1問あたり制限時間が45秒くらいあるので
じっくり考えることができます。

いくら早く解いても、得点には影響無いそうなので、
心と、頭に余裕がある状態で問題に取り掛かれます。


(2)個人の正答状況に応じて、出題される問題が変わる。

テストを解いている間、出題された問題への正解・不正解に合わせて
次の問題が変わるそうです。

なんか、視力検査みたいですね。


TOEICでは、時間との戦いの中、いかに集中力を落とさずに
沢山の問題を正解して得点を稼ぎますが、
CASECは目の前の問題に全集中して、正答精度を
常に上げていかなければならないようです。


ということは、最初の方でつまづきすぎると
後半をいかにクリアしても点数は伸び悩むのでしょうか。

正答を重ねた先にある、難易度の高いゾーンの問題は
おそらく得点が高くなっているんでしょうね。


この辺が知りたい方は是非株式会社教育測定研究所に
入社してみてください。私はそこまで知りません。。。



(3)手元でメモを取って良い。

回答は全てPCの画面上でのクリック、タイピングになるので
メモを取ったりすることが可能です。


特に、リスニングでは画面が切り替わり、問題文を読んでいるうちに
会話がダダッと流れるので、問題文の先読みがあまりできません。


きっちり内容を聞き取って、聞き終わった後に記憶の整理程度に
メモに書き出すことはできるかと思います。


とはいえ、実際やってみると何言ってるかわからん状態になるもので、
結局「エイや!」で回答している自分がいました。



CASECはテストが終わると、そのまま回答をwebで確認、
印刷もすることができます。


正直これだけでも、現地に行ってテストを受け
結果を待たなければならないTOEICより、
今のご時世、英語力チェックに向いているかもしれません。


さらに、CASECのスコアはTOEICと英検の目安スコアに
換算された点数も出してくれるので、
日系企業なら資格としても取り扱ってくれるかもしれません。


どうしても世界だとTOEFLとかIELTSの方が認知度高かったりしますし、
あくまで自身の参考として、英語力チェックに活用してみてはいかがでしょう。

#海外生活   #ビジネスマン #タイ #東南アジア #英語 #note  #スキしてみて #TOEIC #カルチャー #仕事 #TOEFL #駐在員 #異文化 #英会話 #CASEC #英検 #毎日更新 #毎日note #日記 #ひとりごと





この記事が参加している募集

サポート頂けますと、あなたのページをご紹介させて戴きます。