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研究者のメンタル維持ならぬ“自我の保ち方”講座! 他責思考のすすめ他

こんにちは、海外で現役ポスドク(生命科学系)をしておりますポス山毒太郎と申します。このnoteはあくまで毒太郎の体験を元に、偏見に基づいた感想を語っていく場です。ですのでほとんど統計値などは出てきませんので悪しからず。

さて、前記事はかなり毒強めの記事でしたがいかがでしたでしょうか?購入いただいた方には感謝いたします。少しでも共感いただければと思います!!


本題に移りますが、研究者の皆様、実験はうまくいってますでしょうか?また研究者以外の皆様も、勉強や仕事はうまくいっているでしょうか?

この記事に辿り着いたということは、もしかしたら悩んでいるかも知れません。今記事では筆者が培ってきたメンタル維持法を紹介したいと思います。

かなり長いので2記事に分ける事も考えましたが、「1分でも早く悩める研究者を救いたい!!」という事で1記事にぶち込みました。ビュー数が悪かったら前後半で出し直すかもしれません。

以下に目次がありますので「気になるところだけ」、もしくは「太字だけ」でも読んでいただければと思います。


前書き

ネットや本では、様々な気持ちの整え方、メンタルリセットの方法がすでに紹介されていると思います。しかしそれらのほとんどには決定的な欠点があります。

それは、彼ら彼女らは“実名”でそれらメソッドを紹介しているのです!!

ということは結局綺麗事しか言いません。今記事でも触れますが“日記を書いてみる”とか“相談できる人を探す”とか月並みなことしかあいつらは言えません。

そこで筆者は、匿名であることを極限まで活かして、かなり生々しいメンタルの保ち方を紹介したいと思います。逆にひいてしまう人もいるかも知れません。

というか書きながら、「ホントに筆者はどうしようもないやつだなぁ」と悲しくなりました。

こういうしょうもないやつもこじらせながら研究を続けてると皆さんを勇気付けることができれば幸いです。

ではどうぞ。筆者を特定しようとしないでね。

自我の保ち方 その1 他責思考のすすめ

この題名で皆さん、「あれっ?」と思いましたか?

よく啓発本やらで「他責思考のやつは成功しない!!もっと自分を鑑みて、努力するんだ」という言葉を聞いたことがあると思います。

一理どころか百理ありますが、あえて一言言わせてください、

綺麗事であると。

一方で筆者はめちゃくちゃ他責思考でここまできました。いや、来てしまったと言ってもいいでしょう。

自分の状況が悪いのは育ちのせい、環境のせいなどなど、「自分は悪くない」っていうやつです。ただし今思うと「自我を守る」には他責思考も重要であることを伝えたく思います。

下は例えばです。これは例えばであり、筆者の考えではありません。

*私立医学部(慶應レベルは除く)出に対して
あいつらは親が金持ちなだけ

*地方国立大出(旧帝大レベルは除く)に対して
あいつらは都会にいるほとんどの学生が味合うであろう挫折を田舎にいるから知らないだけ

*いい学術雑誌に論文を通した同年代に対して
あいつらはいいラボに入っただけ

*次世代シークエンスやプロテオミクスで患者サンプルを大量に使ってHigh IFの論文を出した人に対して
あいつらはカタログを作っただけ

と言った具合です。

繰り返しですが、これは“例えば”であり、筆者の考えではありません(念押し)。

また、もちろん他人を卑下しても自分の価値が上がるわけではありません。今講座はあくまで”自我の保ち方”に焦点を当てています。

伝えたいことは、「自責思考が強いと努力はできるかもしれないけど、いずれつぶれるよ。」ということです。

自分ははっきり言って血が滲むような努力なんて今までしたことないです。
ただ運がいいだけで米国に留学して研究できるところまできてしまいました。今になって圧倒的な能力不足でヒィヒィ言っているので筆者はもう少し自責思考が必要なのは認めます。

ただし「自分は悪くない」という謎の自信を持って、それなりに頑張ってあとは天運に任せることも大事だと考えます。

ただしここで注意点です。

自己評価が高いのに、他責思考に陥りすぎると、共○主義とか国○転覆とか考えかねないので、ほどほどにしましょう。こういった主張に、割と高学歴が多いのはそういうことだと筆者は勝手に考えます。あくまで大事なのはバランスです。この「他責思考」はこれから述べるこの“その2”と併用するのが大事です。


自我の保ち方 その2 自己評価を低くしておく

これはある程度、出身大学や育ちなどの気質として決まってしまい、自分でコントロールできないかもしれません。

筆者はお世辞にも育ちがいいとは言えませんし、出身大学もBランです(母校ごめん、流石にFランではないと思っています)。

ただし自己評価が低いのは決して悪いことではありません。自己評価より、他からの評価の方が高くなる可能性を秘めています。また「足るを知る」ことも容易となります。

逆に、自己評価がやたら高い場合、他からの評価に満足できないと不幸でしょう。大学までの勉強が出来てエリートで来ていたのに、研究では今までのようにトップ層となれず、自分と他からの評価の乖離に悩む方も多いと思われます。

特に生命系の研究は運要素が多めなので、勉強の出来不出来とは“必ずしも“評価が直結しません。
ですので、自我を保つためには自己評価は低い方がいいです。ただし当然筆者の様に捻くれます。


自我の保ち方 その3 格下を確認する

周りを見てください。あなたより格上の研究者はたくさんいるかも知れませんが、同様にあなたより格下もたくさんいるはずです。研究者の場合、あなたの同年代の知り合いのh-index(研究者の戦闘力)を調べて、「自分はまだ大丈夫」と思うことも大事です。

ただし、下だと思っていた知り合いから自分の業績を超えるいい論文が出て、逆にダメージを「喰らう」こともあるので気をつけてください。研究者の戦闘力であるH-indexがよくわからない方、また調べ方を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。


自我の保ち方 その4 格上の定義を狭める

上の項目では、格下を見つけて安心すると述べましたが、ある程度ポスドクを長くやっていると業績的な格上研究者がどんどん増えてきます。

そんな時は格上の定義を狭める事で対処することが出来ます笑。

筆者は自我を保つために、格上の定義を狭めすぎてしまいました。

そんな筆者が考える格上の定義は、、、、

複数ラボでCNS(片方では姉妹誌OK)を持ってることです(狭めすぎぃ!!)。

(CNSとは、、、Cell, Nature, Scienceという3雑誌の略称で、研究界におけるジャンプ、サンデー、マガジンです。研究者は全員これらの雑誌に論文を載せるために切磋琢磨しています。姉妹紙はヤンジャン等に値します。)

ちなみに筆者自身はCNS姉妹紙どころか良くて中堅雑誌の論文しか持ってません。h-indexもたかだか10を超える程度です。

それじゃCNS一本や、同一ラボでCNS複数本持ってたら筆者より十分格上じゃないかって?

ひとつのラボでCNSはラボパワー、教授パワーの可能性もあるから笑!!

何度も言うように、あくまで”自我の保ち方”講座なので、ご留意下さい。他の研究者を卑下する意図はありませんし、リアルで彼ら彼女らに会えば心から尊敬しています。


自我の保ち方 その5 仕事(ミーティング)をサボる、1人の時間を確保する

どうしても結果が出なくてラボに行きたくない、ラボミーティングに出たくない場合はサボってください。

子供がいる場合は、子供に熱が出たと嘘をつきましょう。ラボに戻った際に「子供は大丈夫か?」と言われて罪悪感が生じますが、自分を守るためには仕方ありません。その間は公園でふて寝したり、電車に乗って少し遠い場所に行くのもありです。

まるでやったことがあるかのような説明だって?、、、やっ、やったことないに決まってるじゃないですか汗!!

また早く帰れる時は平日昼間から帰りましょう。筆者は共働き子連れ研究者ですので、たまに早く家に帰ることで一人の時間を確保しています。外から見たらサボってるだけですが、一人の時間を確保することは筆者にとってはとても重要なことなのです!

共働き子連れの場合は、平日の昼しか家で安心して1人の時間を過ごせないんです!!

ちなみに上の項目全て行うとどうなると思いますか?




はい、ダメ人間の完成です。
筆者がいつも言っている様に、運だけでここまできたのがわかりますね。


自我の保ち方 その6 面白いと思った研究、仕事をやる

ここにきてようやくまともな事柄の登場です。

上では、散々他人と自分を比べてきましたが、自分が面白いと思った研究をしていれば、他人と比べる必要がなくなります。

よっぽど自分の研究分野と近くない限り、周りでCNSが出ても嫉妬する事もないでしょう。自分が遂行しているプロジェクトに満足しているか(上手くいってるかどうかは関係なし)が大事です。

自分が面白いと思った研究は、世間的にも評価されるし、面白いハズという謎の自信を持ちましょう。

この手法と、上のほとんどの研究者を格上と認めない姿勢を組み合わせることで、ほぼ(精神的に)無敵になれます!!


自我の保ち方 その7 研究はそもそもうまくいかないものだと考える

我々研究者はあくまで「世の中の誰もやったことがないこと」をやっているのでうまくいかないことがほとんどです。ですので研究はそもそもうまくいかないものだと考えましょう。

ラボが元々持ってるストーリーに乗っかれば、数年で論文もまとまるでしょう。通りやすい論文とは、その業界の常識にプラス1する仕事ですよね。

ですが、人によってはラボで誰もやってこなかった、ゼロから1を作るようなプロジェクトを遂行する事もあります。

そんな場合は良くも悪くも苦労することと思います。周りの人に比べて結果が出るのも遅くなるでしょう。なので上手くいかなくても、「自分は難しい、新しいプロジェクトをやっているんだ」と自分に言い聞かせましょう。

筆者は山中伸弥信者ではありませんが、「阿倍野区の犬」の話に通ずるものもあります。


自我の保ち方 その8 実験はうまくいかないものだと考えて、次の案を常に考える

上の項目と被りますが、実験はうまくいかないのが当然です。

大事なのは「そもそも初めてやる実験はうまくいかないのが当然だけど、その中で最大限うまくいくように善処しよう」の精神です。

当然うまくいく心意気でやるんですけどね。

そして、うまくいかなかったら「次にこの条件でやってみる」などと先に考えておきましょう。「この結果が出たら次はこの条件、別のこの結果が出たらこの条件」と次の策を複数個、常に考えましょう。

筆者は、学生から数えると研究を10年以上行っていますが、この「次の案」が途絶えたことはありません。一応そういう意味では詰んだことがありません。

というか上手くいってる間は研究者間であまり差が出ると思いません。研究者の能力、腕の見せ所はトラブル時にこそあると思っています。

ただし、そんな大袈裟なことではありません。プロジェクトを変える、実験手法を大きく変えることから細かい条件変更でもいいので、常に「次の案」を複数個、考えておきましょう。たまに予想外のデータが出て面食らいますが、その時はその時です、楽しみましょう。


自我の保ち方 その9 素直にボス(上司)に相談する

筆者はデータが出ない時、自分の中で溜め込んで、自分だけで解決しようとしてしまいますが、それは悪いとことばかりではありません。

自分の研究は、世界広しといえども自分が一番わかっているからです。ですので同じ研究室で他人に相談しても、いい意見をもらえることなんてほとんどないです。

ですが、溜め込み過ぎると、精神衛生上良くありませんし、また博士課程の筆者のように手遅れになる可能性もあります(深刻!!)。

逆に出たデータ、出たデータをすぐにボスに報告しに行くのは、筆者の苦手なテク(テクニシャン)型研究者なので、個人的にはやめた方がいいと思います。大学院はテクニシャン養成学校ではありません、あくまで研究者養成機関です。

テク型研究者について語った記事はこちら!!


ですのである程度悩んで、自分の「次の案」を持った上で相談しに行くのがいいと筆者は思います。するとボスやディスカッションの相手から自分の考え方とは全く違う、新しい角度の知見を得られること“も”あります。

ですがここで注意点です。相談する時に、自分で考えた「次の案」を先に言ってしまうと「それでやってみたら?」で終わる場合もあります。ですので、出来たら先にボスの意見を聞き、その後で自分の意見を言うようにしましょう。

自分の「次の案」が途切れてしまったら精神を病む可能性が高いので、ある程度自分で悩んでから素直に相談するといいこと言ってくれるかもしれません。もしくは別のプロジェクトをくれることもあります。

そして上司と自分の意見が違かった場合は、、、、個人的には両方やる事をお勧めします(お金と時間と要相談)。

経験の差があるとはいえ、あなたが考え抜いた案とボスのその場の案ではそこまで差はないでしょう。「2つの案をゲット出来た、ラッキー」位に思って下さい。

学生時代の筆者は、ボスと意見が違った時に自分の案のみをやりすぎて教授と距離ができた記憶があります。

あくまで義務(ボスの案)を果たした上での権利(自分の案)でなので要注意です。ちなみにボスとはいい関係ですのでご心配なく。

また上司の気質を掴むことも重要です。全て報告しろ系の上司の場合は、筆者のように自分の中で溜め込み過ぎると関係性が悪くなる可能性があります。

ボスのタイプ分類はこちらで説明しています!!

何事も塩梅です!


自我の保ち方 その10 論文を投稿したら、次の投稿雑誌用のフォーマットに書き換え始める

急にかなり実践的になりますが、これは筆者のボスから受けたアドバイスです。論文を投稿したら、次に投稿する雑誌を決めて、それに合わせてフォーマットを書き換え始めましょう。

リジェクトのメールが来たらすぐに次の雑誌に出すことができます。また論文を投稿したら、結果が気になって気になってしょうがなくなると思いますが、自分に作業を与えることで、はやる気持ちを抑えることができます。

論文を学術雑誌に投稿しても、通らないことが多いです。特に投稿しはじめは挑戦的な雑誌に投稿することになるのでリジェクトの傾向が高いです。何度もリジェクトを喰らうと慣れてしまいますが、最初は「自分の人格」まで否定された気になると思います。

筆者も学生時代に初めて論文投稿した際は、「記念受験的な学術雑誌に投稿したからリジェクトに決まっている」と覚悟していましたが、いざリジェクトになると泣きそうになったのを今でも覚えています。ですので少しでも気を紛らわすためにも自分に作業を課しましょう。


下の項目は他の本やサイトでもありそうなことなので、短めにいきます。


自我の保ち方 その11 日記を書く

パソコンにwordファイルを常にひとつ開いておいてください。そこに今日あったことから、愚痴まで思ったことをそのまま書き込んでみましょう。また実験の感想や考察などを書いてみてもいいです。考えを吐き出すことで整理されます。数年後読むと「こんなこともあったなぁ」とほっこりできるのも良い点です。


自我の保ち方 その12 独り言を言う

これも自分の考えを吐き出して、整理する方法といえます。研究のことや、プライベートのことも思うがままに独り言でしゃべりましょう。筆者は一時期、下手な友達と話すより独り言の方が盛り上がるという謎の時期がありました。


自我の保ち方 その13 散歩する(自転車でもOK)

これも自分の考えを整理する方法です。独り言とコンボで散歩しながら独り言はとても良い方法ですが、ふとしたときに知り合いに出会ってしまうと、とても気まずいので注意しましょう。

できれば自転車に乗りながら、独り言をブツブツ唱えるのが良いでしょう。米国では日本語で独り言は言い放題です。特にイヤホンをつけていれば、誰かと電話していると思われることでしょう。


自我の保ち方 その14 信頼できるパートナーを見つける

上で筆者は一人の時間が必要であると言いましたが、信頼できるパートナーを見つけることも大事です。以前の記事で言いましたが、夫婦はこのタフな世界を共に生きる戦友と言えます。

あなたが強烈な個、能力を持っていて、パートナーは代わりのきく相手に過ぎないと思っているなら必要ないですが、そうでない方も多いと思います。

まあ最悪自分がうまくいかなくても、パートナーが上手くいけばいいかくらいに思えるパートナーを見つけましょう。筆者は主婦、主夫になる気満々です!

ただし依存しすぎると逆に捨てられる可能性もあるのでご注意を!!


自我の保ち方 その15 運動する

研究や仕事がどうしても上手くいかない時、昼や夜は何も感じなくても、朝起きた瞬間に鬱々しい気持ちが押し寄せてくることもあると思います。そんな時は、すぐに飛び起きて運動してください。

ジョギングでも筋トレでもいいです。筆者は鬱々しい朝が続いた時、毎朝強制的に朝にジムに通うことで、朝の鬱々しい気持ちを払拭できました。筋トレ中は何も考えなくても良いし、続けていれば目に見えて筋肉もつくし、それによって食事や睡眠も気にするようになるので良いことづくめです。今はやってませんがね。。。

また始めようかなぁ、、、。


自我の保ち方 その16 自分の過去の決断に満足する

ようやくまともな内容になってきたと思ったら急にスピリチュアルです笑。

筆者は、人生長い目で見れば皆パズルのピースのようにハマるところにハマる、化学反応のように結局エネルギーの低いところに落ち着くと思ってます。

もちろんその時その時はベストを尽くすし、背伸びはしますが、その上で自分が行けた場所がその時のあなたにとっては最良の場所と言っても良いでしょう。

筆者は今のラボはちょっと失敗したなぁと思ってますが、当時の自分にとっては最良の判断だっただろうし、後悔はありません。以前の記事でも述べましたが、今では"自分"にとってはベスト位に思っています(対外的に見たら微妙ラボかも。。。)。

また筆者は育ちがよろしくないと自認していますが、それすら今となっては他の人にはない特徴だと思ってます。そのおかげで他では決して読めないこんなnote記事を書けているとも言えるでしょう!

筆者の座右の銘は「人生塞翁が馬」です。要は、「人生山あり谷ありだけどなるようになる」って事です。

まあ、、、その、、、、なんだ、、何とかなるってよ(なげやり)!

これは特に筆者の考えです。筆者は今までのラボにはある程度恵まれてきたので言えるのかもしれません。運だけはいいんだよなぁ。。。
逆に明らかなパワハララボ、ブラックラボに入ってしまった方もいるでしょう。その場合は、環境を変える事も考えてください。あくまで、その場その場でストラグル、ベストを尽くす、背伸びする事は大事です。ポスドク以下だったらあなたの思ってる10倍くらいは世界中どこでも移動しやすいと思いますよ(ポスドクだったらね)!!

留学を考えている方はこちらもご一読ください!!

そして最後にとっておきの裏技をお教えしましょう!!







自我の保ち方 その17 筆者のとっておき!!

Berryz工房を聴く

「好きな音楽を聞く」ではありません。Berryz工房を聞くです。

なんなら聞くではなく聴くです。

映像を見る、いや、観るのも効果的でしょう。

ここでBerryz工房について語り出すと、ただでさえ長い今記事が2倍とかになりかねないので、こちらのBerryz工房導入記事をご覧ください。一言で言うならアイドルは手軽な現実逃避が出来ます。ただし根本的な解決にはならないので、沼りすぎないように気をつけましょう。


最後に

いかがでしたでしょうか?

最後はちょっとふざけましたが、どれかが皆さんの役に立てばと思います。

メンタル維持法は無限に出てきますね。ちょっとした自己啓発本みたいになりました。ひねればまだまだ出る気もします。

何よりも皆様には無数のメンタル維持法を駆使しながらなんとか生きながらえている筆者のようなギリギリの研究者もいると思っていただければ幸いです!!

筆者のスタンスは『人生塞翁が馬と信じてあとは上の方法で自我(メンタル)を保ちながらそれなりに頑張ってあとは天運に任せる』ことです。

続けていれば、きっといいことがあるかもしれませんし、ないかもしれません。

今"自我の保ち方"講座が全く足しにならなかったと感じた方は、「持ってる」側の人間ですので安心してください。


誰かは言うかもしれません。

「そこまでメンタルボロボロで研究やる意味あるのか」と。

まず第一に、筆者は能力が低いまま、運と上記のメンタル維持法でここまで来てしまったので、今更別の道を考える事ができません。アカデミアにスティックするしかないのです。将来老害になりそうで悲しい。

老害研究者について語った記事はこちら!!

あと研究やめようと思った時にこそ良い結果が出るんだよなぁ。

なんという地獄みたいなシステム!!

研究の神様はケチでしみったれなんだ。あれもこれもどれも全て差し出すものにしか本物はくれねぇよ」

「この良い結果が何度でもよ、俺を蘇らせる!!」

ただし、筆者は最近いい結果が出なすぎて下のような悟りを開きつつあります。

「そもそも私という個人の矮小な頭脳で自然現象をどうこうしようとかおこがましいと思いませんか?」

全部の元ネタわかりますか?

一個でも分かったら”いいね”お願いします!!

かなり長かったと思いますが、最後まで来ていただいたことを感謝します!!現場からポス山毒太郎でした!!

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この記事に出てきたリンクと関連記事まとめ

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