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Pono#11 不眠・頭痛③

頭痛・不眠の改善には生活習慣の見直し、特にストレス環境を整えるだったり、食事、睡眠と規則正しい生活を送ること
また自律神経を整える観点から運動を取り入れることなどを挙げてきました


次は身体に対して何をやってあげればいいのでしょうか?


頭や首周りの筋肉を緩める


大後頭神経

側頭部から後頭部、首にかけて頭痛に関連する神経がいくつかあります
このため、後頭部の筋肉が強張る(緊張する)ことで神経が圧迫されて後頭部や側頭部で頭痛が起きてしまいます

猫背

また、猫背になると頭が前方に落っこちる形になるので後頭部の筋肉が過度に引き延ばされて硬く強張っていってしまいます
なので猫背で頭痛が生じていることもありますので、猫背を治していくことも頭痛の治療のひとつになります



ストレートネック


左がストレートネック、右は生理的前弯(正常)

骨格の問題に「ストレートネック」もあげられます
ストレートネックとは、頚椎の生理的前弯(正常なカーブ)が失われ、頚椎が真っ直ぐの状態で固まってしまうことです
デスクワークやスマホを見続ける姿勢が続くと、胸周りが縮こまり、腰や背中が丸まって自然と頭を前方に突き出した姿勢になってしまいます
この時、背中から首にかけて背骨はストレートな状態になっています

これを長期間続けていると姿勢を戻しても背骨のカーブが真っ直ぐなまま戻らなくなってしまい、ストレートネックの原因となります
特に首の前側の筋肉が硬くなってしまうと、頚動脈などが圧迫されて頭痛を引き起こしてしまいます
このため、後頭部の筋肉を緩めるだけでなく、胸や首の前側の筋肉も緩めてケアしてあげることが必要になります



咀嚼筋


咀嚼筋(そしゃくきん)とは「噛む」ために必要な筋肉です
スマホ操作など長時間下を向く姿勢、噛み合わせの悪さ、歯ぎしりなどによって咀嚼筋が強張り、その結果三叉神経や血管の圧迫が起きて頭痛を引き起こしてしまったりします
このため、咀嚼筋を緩めることや頚椎の動きの調整、猫背の改善などが必要になってきます

下を見続けると、顎の筋肉や側頭筋が硬くなってデカ顔になっちゃいますよ~
女性の皆さんは真っすぐ前!できれば水平より+5度目線をあげて日々生活してみましょう
凛とした美しい女性に見えるはず😊



頭痛をケアする上で理解しておいてほしいこと


頭痛を改善させるためには、体に対する取り組みだけでなく、生活習慣の改善にも取り組んでいくことが重要です

ストレス環境、生活リズムの崩れ(就寝時間の遅れ→ソーシャルジェットラグ、食生活の乱れ、運動不足など)、腸内環境の影響などによりセロトニンやメラトニンといったホルモンの内分泌異常をきたし、頭痛や不眠を引き起こします

このため、頭痛や不眠を根本から改善していくためには、まず生活習慣や腸内環境を改善させることが最も重要であり、その上で体のハリやコリの改善、姿勢の調整をしていくことが望ましいです


生活習慣 + 身体へのケア ⇒ 頭痛・不眠の改善





ストレスをため込みすぎないようにして日々を過ごしていきたいものですね


今回も読んでいただきありがとうございました😊

どうぞよろしくお願いいたします