マガジンのカバー画像

ヨーロッパ一人旅

37
旅には何があるのか、いや何もないのか。そんなことを日々振り返りながら綴っていきます。
運営しているクリエイター

#パリ

ルーブル美術館、再訪(フランス・パリ)

ルーブル美術館、再訪(フランス・パリ)

グラナダから25時間かけて急いでパリに戻った。その理由は、2019/10/24〜2020/2/24にルーブル美術館にて開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に行くため。それだけ。

わざわざそこまでしてこの展示会に行きたかった理由は2つある。

1つ目は、アンボワーズでたまたまレオナルドが眠る城と出会ったことで、ある種の運命を感じ、彼に対する興味が湧き出でてきたため。
レオナルドが晩年住ん

もっとみる
ルーブルのすゝめ(フランス・パリ)

ルーブルのすゝめ(フランス・パリ)

フランス パリ3日目**ルーブル美術館 **

とにかく圧倒的な所蔵数に加えて、世界的に名の知れた作品が次々と目に飛び込んで来る。とてもじゃないが、情報処理が追いつかない。基本的には相当な芸術嫌いではない限り、万人に勧められる施設だと思う。

館内は3つのエリアに分かれており、しかも階層ごとにテーマも違う。時間がある人、ない人で見学スタイルも変わるだろう。

時間がある人

事前に見たい作品だ

もっとみる
机上の限界(フランス・パリ)

机上の限界(フランス・パリ)

フランス パリ5日目

コンシェルジュリーここはマリー・アントワネットが処刑まで投獄されていた場所であり、彼女の遺品や独房が公開されている。

実は革命だからと言ってすぐに王や王女を死刑にするのではなく、裁判が行われる。
被告マリーアントワネットの抗いと、死刑判決の文書がこちら。

こちらはマリー・アントワネットがコンシェルジュリーで書いた手紙。

非常に生々しい。

これらは処刑台に連れて行

もっとみる
美との格闘(フランス・パリ)

美との格闘(フランス・パリ)

フランス パリ4日目

ピカソ美術館仮にピカソについてどう思うか誰かに聞いたら、「変な絵だし理解出来ない。強いて言えば『ゲルニカ』は知ってる」って人が大半ではないだろうか?

僕は大学で現代美術の授業をかじったこともあって、少し興味があったため勉強として訪れた。ただ、勉強不足で忘れてしまった部分も多いので、上記の疑問を払拭することは出来ないので悪しからず…。

まず印象としては、①所蔵作品が多い

もっとみる
華の都 パリ(フランス)

華の都 パリ(フランス)

フランス パリ編(軽く紹介)正直に言おう。僕はパリには全く期待していなかったし、世界から美化され過ぎていると批判的な態度をとっていた。書店の旅行コーナーには一面パリを賛美する本が並び、恐怖すら感じた。

都市に固執せず、その国の本質が見える郊外に重きを置き、広い視野を持って観光した方が有益だとすら思っていた。

次に治安の問題。宿を予約する時から治安を軸にしたレビューが多く見られた。特に中央駅付近

もっとみる
パリに飲まれる(フランス)

パリに飲まれる(フランス)

フランス パリ編(1日目)長くなってしまうが、今回は1日目に回った8つを紹介していこう。批判的に見ていたパリが楽しくて興味深い街だと気がつかせてくれた、導入として相応しい観光地だった。それぞれオススメ度も掲載しているので、一応参考までに☺️

①パンテオン

②バスティーユ広場

③国立中世美術館

④ドラクロワ美術館

⑤チュイルリー公園

⑥コンコルド広場

⑦オランジェリー美術館

⑧軍事

もっとみる