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自分の好きな音楽のことについて
みなさんは好きな歌手やミュージシャンはいますか?
私はいくつか好きなバンドがいます。「好き」を通り越して、尊敬の域に達しているバンドばかりです。
「そういえばなぜここで音楽の話をしていないのだろう?」と思ったので、今回は音楽のことについて語りたいと思います。
私の音楽遍歴
私は14歳頃から音楽を聴きはじめるようになりました。
出会いは本屋で、非常に派手な衣装とメイクを纏った方々が表紙を飾った雑誌が目についたことが音楽との出会いでした。
よほどのことがない限りは衝動買いはしない方だったのですが、その時はわかりもしないままその音楽雑誌を購入。
当時ギリギリパソコンを手に入れたばかりの頃だったので、雑誌に載っているバンド名を片っ端からネット検索しては「?」を思い浮かべ。
結局、バンドのデータベースサイトの50音順、あ行から順に全てのバンドを試聴しました。全部で何百種類のバンドがいたのかはおぼえていません。
その時に特に気に入ったバンドが2つありました。
バンドについて
バンド2種類のうち片方は活動休止中で、10年ほど前に活動していたアーティストであったということを知りました。
しかもミュージックステーションのような有名音楽番組に頻繁に出ていたというのだから驚きです。私もリアルタイムで生で聴きたかった。(最近は活動を再開し、音楽番組にもたまに出てくることがあります)
もうひとつのバンドが、おそらく私の世代のファンがちょうど多いのではないかといった「活動中」のバンドでした。
活動中のバンドがいる場合何が起こるのかというと、
CDや音楽雑誌をできる限り買い、聴き、読むということでした。
厨二病の悪化
元々14歳頃から厨二病は発症していたのですが、翌年の15歳にもなるとバンドにハマることで重症化していきました。
そこらへんの大人の言葉では効きません。ミュージシャンである彼らの言葉の方がよほど効能があり、音楽が神経に突き刺さることで常日頃薄ら笑いを浮かべることができ、私は毎日元気でした。
そう、
厨二病とはファッションではなく己の精神に語りかけてくることなのだということを無意識のうちに実感し始めたのもこの頃からであり、私の中で音楽は脳内麻薬でした。
(※地獄のような厨二病物語が続きそうなので気分を害しそうな方は他の方のページへお進みください。こちらへどうぞ⇒ #note )
脳内麻薬に溺れた結末
「活動中」のバンドについては約4年ほど本気で追っていました。
追っていたとはいってもライブには行ったことがなかったので、CDやライブDVDを買い、雑誌を読むなどメディアを追っていただけにはなります。
滅多にTVに出ることがないバンドだったのですが、年に1~2回程度は出ていたので全てビデオ録画をしていました。
※私の時代はビデオテープでした。
好きになり、4年目に差し掛かった頃の出来事だったと思います。
TVに出演する日だったので、出演時間に合わせビデオテープの録画をセットして、リアルタイムでも観ようと部屋を暗くして待っていました。
音楽が流れた途端わかりました。
「今日は口パクだ...」ということに。
勢いがない。いつもみたいに勢いがありすぎて、マイクをすぐに口元から離してしまい声を拾い切れていないような、振り切った様子がありませんでした。
そのバンドのヴォーカルはいつもCDの時の様子とライブの時では様子が異なったのですが、その日はCDの音そのままでした。
この時に「バンド熱」という部分で
心のどこかに穴が空いてしまったようです。
大人の事情
十代の心には重い出来事でした。
口パクがいけないことなのではなく、
これが「大人の事情」なのだなと。
喉の調子が悪かったのか、もしくは機材の調子が悪かったのかもしれない。この音楽番組は今はもう終了しているのですが、生放送でした。
本人の意向ではなく番組側から言い伝えられたのかもしれませんし、よくわかりません。
そしてこれはちょっと今の私から見て付け足しの内容になるのですが、このヴォーカルといえば、何かツラいことがあれば雑誌の紙面で悲しかった出来事について触れたり、メンバーから「最近このようなことがあって落ち込んでいたようです」といった文面がすぐに出るような繊細な方だったのです。
にも関わらず、私の中で大きかった出演映像の事に関してそれらしき内容がどこのメディアでも本当に一切触れられていなかったので疑問が残ります。
TV放送後、失礼ですが「バンド名」と「口パク」というキーワードで検索をしてみたのですが、一切ヒットしませんでした。
そもそも私が勘違いしていただけで、
単にそろそろそのバンドから離れる時だったのでは...なんてことも、冷静になった今では考えてしまいます。
本当はバンド名、番組名もここで出せたらよかったのですが、こんな一般人のページで現役のファンに嫌な影響、間違った情報を伝えてしまってはいけないので、ここでは一旦伏せておくことにします。
これら2つのバンド以外にも、数年後にハマり始めたバンドもいくつかあり、いずれも好きで尊敬しています。
そして今も聴いたりしています。
また何らかのタイミングでバンド名を出す機会があれば、その時にでもお話しできたらと思います。
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