見出し画像

音楽を聴きながら他の作業はできるか

みなさんは音楽を聴きながら他の作業はできますか。

私はできるものとできないものがあります。

今回はシングルタスク・マルチタスクの話です。


音楽×作業

昔、元東大生(卒)の知人男性がこんなことを言っていました。

勉強をする時は音楽を聴いてリズムをとりながら覚える」。

みなさんは音楽を聴きながら勉強はできますか。

ちなみに私にはこれは無理だなと思いました。


なぜできないのか

なぜできないのかということについて考えてみたのですが、組み合わせによる相性問題はあると思います。

私の場合、基本的に好きな曲が流れたら曲の世界観に浸ってしまう。
興味がない音楽でも考え事の邪魔になってしまう。

もしくは音楽を聴きながら全ての作業ができないというわけではなく、一部の作業なら可能です。

例えば音楽を聴きながらでもデザインの仕事なら可能です。
文字入力も、既に頭の中では図形になっているので大丈夫です(ただ、最後に見直しをする際にはやはり音楽は聴いていません)。

その他、洗濯や掃除、料理といった家事も大丈夫。※料理はイヤホンで聴きながらだとちょっと怪しい。

ですが勉強をはじめ、文章を書く、会話をしながら音楽を聴くということはできません。

どうやら私は、
言葉や文字を操りながら何かを聞くということができないようです。


そういえば

そういえばひとつ思い当たることがあります。
それは何かを言われながらメモを取るということが非常に難しいという悩みです。

これは外で仕事を始めた時に初めて自分自身うまくできないということに気付いたのですが、それはもう大変でした。

聞きながら書くのではなく、ある程度話してもらってから一旦「少々お待ちいただけますか」と言い、メモに書き起こすという作業を繰り返すことでメモを取っていました。
これでは非常に時間がかかりますし、人によっては怒り出します。

例えばサイ〇パスの例で言うと「僕と電話をしながら手元で自分のライターの仕事をすればいいでしょ?」ということを言っていましたが、
やりたい・やりたくない以前に「できない」という自分の無能さに私はショックを受けました(そもそも自分が電話をしたいという理由で人の時間を奪うこの人がどうかとは思いますが)。


シングルタスク・マルチタスク

ここで浮上するのがやはり「シングルタスク・マルチタスク」の話です。

どうやらシングルタスク脳の人は電話で聞きながらメモを取るという作業を苦手としている人が多いようです。

また、音楽も同様で音楽を聴きながら何かをするということを苦手としている人も多いとのこと。

参考⇒ マルチタスクが苦手マルチタスクとシングルタスクはどちらが効率的?

なるほど

やはりマルチタスク脳は最強だなと思った次第です。

私も音楽を聴きながら作業がしたい。

強いて言えば、メールというものが存在する現代に生まれて来れたことがせめてもの救いかもしれません。


高校生の頃に話を聞きながら綺麗に文字に起こすという書写検定を受けたことがあるのですが、今思えばその検定でもギリギリでしたね。
「なぜ文字を美しく書くという世界に、聞き取りがあるのか」と内心憤りました。

その検定自体が4年に1度しかないという窮地から、なんとか耐えたような気もします。






次の記事⇒ ピザを食べた話

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,262件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?