マガジンのカバー画像

新型コロナウイルス関連

10
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

#コロナエンブレムについて

 東京五輪エンブレムと新型コロナウイルスを掛け合わせたデザインが議論を呼んだ。
 問題となったデザインは、日本外国特派員協会の月刊会報誌「NUMBER1 SHIMBUN」の4月号表紙に掲載された。市松模様を丸く描いた五輪エンブレムを、ウイルスに見立てていくつもの突起をあしらったデザインである。

 デザインを手掛けた英国人デザイナー、ポセケリ・アンドリューは「五輪延期が決まった途端に国内感染者が急

もっとみる

#国会の会期延長について

 新型コロナウイルス対策を盛り込んだ総額32兆円に上る第二次補正予算案が成立した。10兆円の巨額予備費のうち、5兆円については政府が「大まかな使い道」を示した。

⑴ 雇用調整助成金など(1兆円)
⑵ 中小企業への持続化給付金や家賃支援など(2兆円)
⑶ 地方向けの医療・介護など(2兆円)
の3点が示された。残るは白紙の5兆円である。

 予算案は通常、政府が詳細な費目を積み上げたものを国会で審議

もっとみる

#9月入学について

 政府は新型コロナウイルスの流行を受けて検討していた9月入学の導入を見送る方針だ。

 コロナ禍で、学校は長期休校を余儀なくされた。緊急事態宣言解除で再開したが、感染拡大防止措置として短縮授業や分散登校などが続く。学習の遅れが出てしまうのは仕方のないことだ。

入学時期の変遷

1872年「学制」が公布されたとき、欧米に合わせて高等教育では9月入学が主流であった。(https://nlab.itm

もっとみる

#持続化給付金について

 コロナ禍に苦しむ中小事業者に現金を支給する「持続化給付金」を巡り、経産省は給付事業を「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」に業務委託することになったが、入札の経緯が不透明である。業務委託に関して、官が民間の力を借りること自体は理解できるが、問題はやり方だ。

入札について

 今回の入札は、価格だけでなく、提案内容なども加味して決める総合評価方式で行われた。不正の温床になり得る仕組みなだけに

もっとみる

#昔から続く慣習(はんこ主義)

コロナ禍で、在宅勤務を推奨している会社も多いのではないか。

3密を防ぐ「新しい生活様式」が求められている中で、「はんこ主義」・「書面主義」・「対面主義」といった、古くさい商慣習を変えていく必要がある。

はんこの役割

 はんこは、本人であることを確認し、文書に信頼性を与える手段として使われてきた。しかし、海外では「手書きのサイン」が一般的で、はんこは東アジアの国・地域の一部に限られる。

 法

もっとみる