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海外放浪旅#12 カンボジアで英語を教える中で子ども達について考えたこと

こんにちは〜。

はじめに

カンボジアでのワークキャンプが終わりまして、その様子をnoteで綴れたらと思います。

私は今回、CYAという団体が運営しているCambodia Learning Center(以下略:CLC)というところでボランティアをしました。
実はこちら若干思い入れがありまして…というのも、3年前の2020年2月、モンゴルでのボランティアに参加した際に、その参加者の方から物凄くオススメされて。ぜっっったいに夏行く!って決めたのにコロナ禍となり行けなくなり……。本当に悔しくて堪らなかった。だからいつか絶対行きたいと決めて居たボランティアでした。3年越しにやっっっと行けることとなり、本当に楽しみでした。

ちなみにこれもNICEというNGOで仲介して頂き、赴きました。私のnoteではお馴染みとなりつつあるNICE。参加費も他の団体と比べて格安だし、何より信頼できる、NICEで出会った人には良い人しかいないので、めちゃくちゃお世話になって居ます。(他の団体に浮気した時期もあったけど結局NICEに戻ってきた!)
リンク貼っておきます↓

私は英語力が皆無なのでよくもまぁ応募したなと自分でも呆れましたが、やりたかったんだからしょうがない!できないからやらないのはもったいない!と思い応募しました。笑
そういう精神で生きてる✌️

どんなボランティア?

今回のボランティアはどんなものだったかと言いますと、簡潔に「放課後の無料学習支援センターで子ども達に英語を教える」というものでした。

授業は午後に2コマ、各60分毎で、授業間には2時間の休憩があったので、無理せず活動できました。
私は一番簡単なクラスを担当したのですがそこには6歳前後の子ども達が居ました。団体から何をして、との指示はなかったので英語力を問うと、アルファベットすら微妙とのことだったので、アルファベットを教えて居ました。


同じクラスの中でも学力に大差があるのが中々大変でした。小学校の先生とかの大変さが身に染みた、、、。

それと日本での児童養護施設等で子どもの相手は慣れているつもりではありましたが、相手も英語が喋れないし、私も英語が喋れないので、言語の壁はとても大きく。おちゃらかすこととかも簡単に出来ないのは自分にとって大きかったです(日本の子どもと接する時に割と距離を詰める方法として使って居た笑)

ボランティアで意識したこと


①子どもに寄り添った対応をすること

子どもにも意思があります。
子ども達が勉強どうしてもしたくない、といっている時は、まずは勉強を辞め、子ども達の話を聞くようにしました。
もちろん前提として勉強に惹きつける努力はします。それでもどうしても関心が向かない時は、ですね。

それは私が昔ボランティアしていた青少年自立支援センターでの「子どもの意思を何よりも尊重する」という教えを私も賛同するからです。
そこでは子どもが「勉強したくない」と言ったら強制はしませんでした。
そこは放課後居場所・学習支援センターでしかなく、学校ではないから、そして内発的動機を大切にしているからです。

ご存知かもしれませんが、内発的動機というのは自らの意思の元、何か物事をすることです。例えば「自分が踊りが上手くなりたいからダンスを始める。」これは、内発的動機になります。一方、外発的動機は外部からの影響によって、物事をすることです。例えば「親にダンスをやりなさいと言われたからダンスを始める。」これは外発的動機です。義務や賞罰もそれに当てはまります。

CLCでは何か指示があったわけでもなく自分のやり方でやって!といった形だったし、子ども達がCLCで勉強をすることは義務でもなかったから、内発的動機を大事に勉強を進めました。

例えばこのカンボジアのボランティア中に、どうしても気分が乗らなそうな顔の子どもがいて少人数だったこともあって、他の子には個人の課題をやって貰いながら話を聞いてみると「パパとママが恋しい。プノンペンへ働きに行っている。世話見てくれているおばあちゃんが虐待してくる。」とのことで。そんな環境で自ら「勉強したい!」という思いに至るとは確かに思えないですよね。
そこで無理やり「勉強しなさい!!!」とするのではなく、子ども達の本当の心の声を聞いて、子ども達が子どもたちが感じていることを尊重することが大事なのかなと思い、実践しました。

正直2週間もないボランティア期間で、彼女が抱えている問題に対応し切れたかと言われるとできなかったけれど、そこで何か子ども達が抱えている問題に触れることで、時間はかかってでも救えるかもしれない。そう思いました。
このワークキャンプは終わってしまったけど、何かアクションを起こす方法はあると思っているので模索していきたいと思います。

②明るく楽しく

やっぱり子どもはオーバーリアクションが大好き!
元々リアクションが多くていじられることも多い私ですが、子どもの前ではよりオーバーリアクションを意識しました😂
ちょっとしたことでも積極的に褒める、シャイな子にも積極的に明るく話しかける
私は昔人見知りが激しい子だったのですが、その中でも大人が派手な子と同様に接してくれることがすごく嬉しかったので、自分もそういう風にしたいと思いました。


⚠︎でもこれらの意識していることは自己満足でしかなくって。だから届いてくれたらいいな!程度に思うようにしてる🥲

大変だったこと

綺麗事ばかり書くつもりもなく、大変だったこと、苦悩も綴っていけたらと思います。

①子どもの問題に触れても実際にアクションを起こせなかったこと

上記にもありますが、2週間という短い期間では何も子ども達の力になってあげられなかった。
虐待を怖がっている子ども達を守ってあげたかったけど、自分の英語力じゃCLCのスタッフに上手く伝わらなかったみたいで見当違いな答えしか返ってこなかった。
そもそも子ども達への虐待が深刻なものなのか、それともちょっとおばあちゃんが怒っているのを極度に怖がっているフリなのか、そういうのも理解しきれなかった…。
そういうのは悔しさとして残りました。

②実際に子ども達の為になっているか目に見えた成果を得られなかったこと

そもそも英語を教えたけれど、英語力の向上に尽力できたかが微妙だったな〜と思いました。
2週間の中で多少アルファベットを覚えたなというのはあったけれどそれがちゃんと持続しているのか、そういうのは確認する術がない…。
そう思うと2週間ではとても足りなかったし、もっともっと深く向き合ってみたかったと後悔しました。

最後に

今回のボランティアは英語教えることがメインなのに、それよりやっぱり私は子ども達の心との向き合い方について考えちゃってた😂
やっぱり自分は人(特に子ども)と心から向き合う方法について、模索しているんだなぁ〜とこの記事を書きながら自己分析できた!!!

今回も長々と読んでくださり、ありがとうございました。
まだ言語化できてない今回のボランティアでの学びも沢山あると思うから。
またゆっくりあげていけたらと思います☺︎

書きたいand書くべきことが溜まってる、、!
よかったらまた来てください😊

😉💐

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