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【速読チャレンジ】読書#362「フリーランス、自営業のためのお金の超基本」@一年365冊挑戦

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2022年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪

【本日の書籍】

横山光昭著「ゼロからわかる! フリーランス、自営業のためのお金の超基本」(2020年・‎ アスコム)

【書籍を選んだ目的】

kindle出版の内容を考える

【ポイント(私が得たこと)】

家計再生コンサルタントの著者が、フリーランス・自営業者のためのお金を増やす方法を説明した一冊です。

お金の3箇条
●お金を管理する
●節税しながらお金をためる
●お金を増やす

この3つをしっかりするとお金が貯まるとのことでした。

◆お金を管理する

お金をしっかり管理することが重要です。
管理する方法として有効なのは、事業用のカードと家計用のカードを分けるといいということです。
支払いを入り口で分けると使ったお金が明確になります。

実際、事業主の方にもこの話をしていますが、ごちゃごちゃになるケースが多いと感じていますが、もう少ししっかり意識していただけるように説明すると結果が違ってくるのかもしれません。

所得が多くなることが予測できてくると、経費をいっぱい使おうとする人が多いです。

経費は結局使わない方が、お金が残ります。
この説明を何回しても、税金が発生して、イラっとしてできない経営者は多いです。

この経費は使わない方がお金が残るという言葉は、非常にいいことを言っていると感じました。

◆節税しながらお金を増やす

経費は使わない方が、お金が残ります。
では、節税とは何を示すのか?
著者は、次の3つが一番有効ということです。

●青色申告
青色申告をすることでいろいろな特典があります。
特に特典になるのは、複式簿記と電子申告の二つをすることで、65万円の青色申告特別控除です。
支出がなくても、65万円の概算経費が認められるので、約10万円以上の節税になります。

●小規模企業共済
個人事業主は、退職金がありません。
そのために、国が設計した退職金制度が、小規模企業共済です。
これは、支払った金額の全額が所得控除(経費みなたいなもの)になるので、とても節税効果が高いです。

●青色専従者給与
個人の場合は、配偶者に給与を支給しても、経費にならないのが原則です。
青色専従者給与とは、青色申告をする者が、税務署に、配偶者等の家族に給与を上限○○円まで支払いと宣言すると給与として認めてもらえる制度です。
青色専従者給与のメリットは、勤務実態があり、世間相場の妥当な給与を支払うことが必要ですが、同じ財布から経費を支払っているので、結果的に家計に現金が残るのが最大のメリットになります。

◆お金を増やす

つみたてNISAで、インデックスファンドに投資することで、お金を貯めるということです。
インデックスファンドは、そこまで利回りは良くないですが、長期投資をすることで、莫大な財産形成ができます。
著者は、世界株のインデックスファンドで20年以上の長期投資を勧めていました。

【感想】

税理士をして、お金がある程度儲かりだして、節税策の一つとして、勧めていた「小規模企業共済」でした。
生命保険に加入するよりも、小規模企業共済の方が節税になります。
あまり儲かってなくても、生命保険料を

読んだ日付:2022年12月16日
かかった時間:14分(256頁)
 

おわりに


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