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いきなりですけど、

授業とか仕事ってもうちょっと面白く出来るんじゃないか

と感じている人、多いんじゃないでしょうか?

けれども現実には学校だと、ただ教科書を読んで覚えるだけ、
とか、そんな感じで、自分で考えたり、
友達とシェアしたりする機会が少ないかもしれません。

ビジネスパーソンの場合、仕事に追われ日々のルーチンに囚われ、
新しいアイデアを生み出すどころじゃないかもしれません。

学校でも仕事でも、新しいアイデアを考え出したり、
ブレインストーミングをしたりすることありますよね。

でも普段あまり使わない脳の部分を駆使しなければならないので、
すぐに頭から蒸気が噴き出してしまう人も多いのではないでしょうか。

そんなとき、レゴ®を使うってのが結構いいみたいです。

その証拠に多くの学校やビジネス研修でレゴ®を活用したワークが
じわじわと増えてきているんですよね。
(正式にはレゴ®シリアスプレイ®って言います)

10年前からやっている私の実践例

例えば、最近になって聖光学院さんでの事例とか
ソフトバンクさんがレゴ®を取り入れた研修をしているってのが
ニュースになっていますよね。2つとも同一執筆者ですが・・・。

子供の頃、レゴ®で遊んだ方も多いとおもいます。

あのカラフルなブロックを使って、
自分だけの謎物体を作る楽しさを思い出しちゃいますよね。

今回はデンマークのオーフス大学の研究から
レゴ®を使った新しい学び方について、

視覚(illustration)、具体(elaboration)、探索(exploration)

という3つの効果を紹介します!

注)別にレゴ®に限ったことではないのですが、
「もの」(material presentation)を活用して学ぶって
実はかなり効果的だったりします。

ここらへんにビビッと来た人はA・クラークをどうぞ!

アイデアを視覚化する

まず、当たり前ですが、
アイデアを視覚化するのに非常に役立ちます。

アイデアをチームで共有したいとき、
ただ言葉で説明するとどうしても空中戦になったりします。

弁が立つ人だけがマウントをとり、
ゆっくり深く考える人にとっては
完全アウェーみたいな状況が生まれたりします。

でも、レゴ®を使ってアイデアを

「手で触れることの出来るモノ」とすることで、

全員が同じ思考を共有し、理解し、
活発な議論を行うことが可能になります。

このようにレゴ®は思考を視覚化する強力なツール
だったりします。

【別にレゴでなくても良いのですが・・・】

アイディアを具体化する


2つめのポイントは、
アイディアを深めることが出来るという点です。

どのように深めることができるのか?

実はそれは1点目の視覚化のところでちょっと触れたのですが
「手に触れることが出来る」という点だったりします。

アイディアを物質的な形にすることで、
同じアイデアについて異なる理解を持っているメンバーがいる場合、

「これは何を意味しているの」
「あの色は何のため」

のような対話が促進され、
じつはみんな意見が一致していないという事実が
明らかになることもあります。

レゴ®は、アイデアの詳細化、拡張、
そして理解の深化を促進にも役だったりします。

新しいアイディアを探索する

最後にレゴ®は、新しい意味や創造的な解決策を
見つけるための探索
に役立ちます。

レゴ®で表現したアイディアは物理的な属性を持っているため、
それを実際に手で触りながら、形を変えてみたり、
組み合わせてみたりすることで、
新たな視点や表現を見つけるのに便利です。

授業での例では、レゴ®を使って物語を作り出すことで、
新たな物語の可能性や、キャラクターの関係性などを
発見することもあるでしょう。

また、新しい製品のプロトタイプを作っているとしたら、
その製品がどのように機能するのか、
どのような改善点があるのかを具体的に理解することができますよね。

レゴ®で作った形あるモノは、
新たな発見や創造的な解決策を見つけるための強力なツールとなります。

まとめ

というわけで、レゴ®は、アイデアを形にしたり、
詳しく話し合ったり、新しいことを見つけたりするのに
かなりぴったりなツールなんですね。

しかし、そんなことより、とにかく楽しい

これが、みんなで一緒に何かするときの力になりますよね。

学校でも、仕事でも、レゴ®を使ってみると、
なぜか自然と新しいアイデアがもりもり出てきて、
それをみんなで共有したり、評価したり、
さらに良くしたりすることができます。

学びや仕事で、レゴ®をぜひ使ってみてください。

新しい発見や、イノベーティブな解決策が閃くかもしれませんよ。

注)私はレゴ社の回し者ではありません。

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