5-1-4掻きむしっていることがある、赤ちゃん手袋(ミトン)した方がいい?
こんにちは!生後1~3カ月前後の赤ちゃんからご相談がある内容です。(自己紹介はココ)
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適切に取り除いていきましょう
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なぜ掻きむしるのかな?
なぜ掻きむしっているのでしょうか。これも地域の母子訪問事業(0~3カ月)をやっていた時にご質問何度もいただきました。4~5か月ごろにもこのご質問を頂くこともあります。
掻きむしった後に傷ができるから対策をと考えることがごく一般的だと思うのですが、掻きむしっている理由を考えつつ、爪を2~3日に1回切るもしくは爪やすりをかけるなどすれば、ミトンは必要ないものかもしれません。
掻くは赤ちゃんのその時の気持ちがある
掻く=かゆいだけでなく
掻く=イライラした気持ちの消化
掻く=気になるものがある
赤ちゃんの手の届く範囲の話
赤ちゃんの何かしらのイライラした気持ちと、赤ちゃんが今行動起こせる範囲で何かつかめるものといことで、頬や顎下、鎖骨、頸など掻きむしっていることがあります。
手の届く範囲しか掻けないということ。実際はそこがかゆいかどうかなんてわかりません。気になる痒さを、手が届く範囲で気持ちを切り替えているかもしれないがあるかもしれない話。例えば背中は届きませんから。
傷ができてしまうことで、申し訳なさが先に立つのかもしれませんが、赤ちゃんが泣いたときにすぐに駆け付けたのに、時すでに遅しで、傷ができていたこともあるかもしれません。少々の傷であればそのまま様子見ているだけで数日後には綺麗になっていることが多いです。そんなこともあるということで気持ちを切り替えましょう。
気になるものを触りたいから
0~3カ月ごろは、イライラした気持ちで傷を作ってしまう、脂漏性湿疹の新陳代謝したあとの皮膚の汚れが付着している2パターンが多いのですが、4~5か月ごろになるとよだれかぶれにより唇の端あたり(口角)に赤いただれと共に書いていることがあります。
指しゃぶりやおもちゃ舐めをし始める4~5か月と連動しているので、原因はわかりやすいかと思います。清潔にすること、赤いただれの場合は、小児科・皮膚科で処方してもらうこと、ピンク色の場合はワセリンなどでスキンケアしながら爪のケアをすることです。
清潔といっても、「拭く」より「洗浄」です。洗い流すことのほうが清潔度がことなりますので、水で洗い流して保湿ケアです。
ただれているだけで気になり余計に触ってしまうこともありますので、なるべく早めに直してあげるように気を付けてあげてください。
なるべくならミトンはしないでほしい
赤ちゃんは『1-3五感を通して学び育つ』こともあり、手は赤ちゃんにとって大切な自己表現を獲得する手段です。
ですので、なるべくならミトンはしない方向で、普段の皮膚や爪のケアと、赤ちゃんのこころのケアなどを含め、手が自由になるようにしてほしいと願うところです。
▼よかったらご参照ください
この度は、「5-1-4掻きむしっていることがある、赤ちゃん用手袋(ミトン)した方がいいの」をご覧いただき、誠にありがとうございました。あなたの子育てライフを応援しています。
0歳の教科書の著者、ぴよままより
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