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3-7-1おすわりで、片足前、片足後ろこれでいいの?

 こんにちは!確かに座っているんだけど、この足の向きでいいの?という問い合わせもあります。(自己紹介はココ)




これが今の安定している姿勢ということ


総論:両足前もしくは両足後ろに揃えたところで転んで(傾いて)しまうからこの姿勢を決めているのです。

片足前、片足後ろのおすわり姿勢のワケ



 おすわり自体は、『3-7おすわりへの変化』に書いているのですが、赤ちゃんがこの姿勢の方が、おすわり姿勢が安定するからしている仕草に過ぎません。


 座位のうち、からだを支える学び「前と後」「左と右」「上と下」3方向の支えが必要なのですが、最後の土台になるのが座面、お尻と地面の接地面が安定していないとぐらぐらするのです


▼詳しくはこちらまで

片足前・片足後ろにする理由



 片足前で何をしているのか。それは前に転ばないようにストッパーの役割をしています。片足後ろは何をしているのか、それは後ろに転ばないようにストッパーの役割をしています。左右へ転ばないようにもこの姿勢だと都合が良いのです。


 つまりおすわりをするには、体力とバランス感覚が身についていないためしている仕草とも読み解けます。


 体力はからだをよく使う経験が必要で、それ以外には使いにくいからでないことが前提となります。バランス感覚は動きやすいからだをもとに平衡感覚・深部感覚をフルに使い、こうふるまった方が安定する、こうふるまった方がその先の行動へ役に立つなどの行動の始まりといち行動の終点としてのおすわり姿勢となっているわけです。

赤ちゃんの行動発達の4原則
◎体力が充分みなぎっている
◎動かしやすい体を持っている
◎動かし方を知っている
◎動いたときに楽しいを知っている

 これを満たせるようになると、おすわり姿勢も安定してくるという風にこれまでの私の経験上見ているものになります。


 この姿勢をするには、「姿勢を崩せない」緊張感があるのかもしれませんね。



今からできそうなことへ目を向けましょう



↓ヒントに良かったら

赤ちゃんの行動はノンストップ



 動き出している赤ちゃんは止まりません。赤ちゃん自身が気づいた瞬間、できると思った瞬間にはもう次の手を出し始めます。ダメダメも通用しません。だからといって


大人が先に匙を投げない
諦めないようにしましょう


 赤ちゃんは常に新規開拓者です。赤ちゃんの成長を「最前列で応援する人」であって欲しいのです。気になる部分だけを見るのではなく、「ここがうごきやすくなるといいね」と見守ってあげるのです。


 そして動きやすくなる瞬間を待つ、それでよいのです。

赤ちゃんを信じる・ご自分を信じる



 「できる」「できない」「ムリだろう」でひとくくりにしないこと。それは赤ちゃんへもご自分へも。すべては途中経過なのです。


 赤ちゃんは次の発達へむけてひたむきに努力し続けていますよ。傍にいらっしゃるあなたも日々何かしらの努力しているはずです。充分頑張っていらっしゃいます。


 最初からあきらめない
 赤ちゃん自身へもご自分へも


 「できたらいいね」は実現できるように進めながら望むことです。遠巻きで見ている場合ではありませんよ。不得手を1つでも減らしていくつもりです。

赤ちゃんの発達は宝物探しと同じ




今日は何を試しているのでしょうか



 赤ちゃんの視線の先や、試し行動などみていると、赤ちゃんの気持ちが丸わかりになり、「今日はこの発見をしたんですね」という小さな宝物を見つけることが可能になります。それが小さな宝探しが始まります。

 この度は「3-6-3片足ズリバイ、片足ハイハイ」記事ご閲覧いただき誠にありがとうございました。あなたの子育てライフ応援しています


0歳の教科書著者:ぴよままより



▼関連記事ひとまとめ、お好みのものを

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赤ちゃんの成長はノンストップ!勘付いた方向へ進むことがありますので、2人3脚でやり残しを最小限にしていきたいとタグを組める方どうぞお越しくださいませ


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