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第211号『じゃんけんを4回あいこにする能力』

『HUNTER×HUNTER』の念能力ってあるじゃないですか。

あの念能力って本人が自分でどういう能力にするか?ってことを決められるルールになっているんですよね。

ちょっと想像してみてください。

もし『じゃんけんを4回連続あいこにする能力』なんてものがあったら?

さぁいいですか?

イメージしてくださいね。

じゃんけんしますよ?

じゃんけん、ポン!×4回

はい、能力が発動しているので強制的に4回連続あいことなりました。

どう思います?

どう思いましたか?

“うん、なんか決着つかないから別の方法で決めようか”

なんかそんな気持ちになっていませんか?

正直うざいですよね。

なかなか決着がつかなかったりするのって。

もしコレを相手が能力を発動して強制的にあいこにしているってことに気づかずにいると、なんか根負けして“うん、別の方法で~”なんて考えてしまいますよね。

さて。

実はこーゆーことって日常的に結構“ある瞬間”だと私は思っています。

というか結構な頻度で感じる瞬間があります。

例えば打ち合わせ中にみんなで何かを決定しなきゃいけないって時に

“しかしそれだと○○が発生した時にはどうされるんですか?”

“○○のリスクのことって十分に考えられてますかね?”

“これってそもそも〇〇の段階から考えなきゃいけないことですよね?”

なんてことを発言してくる人っていませんか?

せっかくみんなで話し合って結論を導き出そうとしているのに“そもそも論”や“今さらリスク論”なんかをを持ち出してなかなかゴールに辿り着かせないように働きかけてくる目的がよくわからない変な奴、いませんか?

私は結構な頻度で遭遇します。

で、私は立場上会社の代表でもあり監督業を務めることが多いので総じて“決める側・決断する側”に立つことが多いので自ずと(みんなの手を止めないためにも)バシっと結論づけることが多いのですが。

その度に

“うーん、そんなに急いで決めてしまう必要ありますか?”

なんてことを言ってくる奴がいます。

だいたいそんな時は頭の中で、そっと

“(出たな、『じゃんけんを4回連続あいこにする能力(オールウェイズ・ラブ・ユー)』を持った敵念能力者め、お前だったのか、よし誰が能力者なのかわかった以上はこいつをまずは倒そう、はっ、バカめ、正体さえわかってしまえばいくらでもやりようがあるんだよ)”

なんてことを考え始めてその能力者を先に攻略することを頭の中で考えて更に戦略を練るようにします。

“(4回だ、4回連続相手はあいこに持ち込んでくるからとにかく4回は耐えるんだ、そうすれば5回目の提案で勝負に持ち込むことができる!)”

って考えてから話を進めると不思議と5回目くらいで

“わかりましたよ、では暫定的にでもその方向で一旦進めましょうか”

という発言が出てきたりします。

そうなるともちろん頭の中では

“(ふう、なんとかなったか、まぁ能力を晒した時点でお前の負けは確定してたんだけどな、さて、問題はここからだ、あとはどうやって進めた上でちゃんと目的を達成できるクオリティや成果を上げるかってことだ、そこをしっかりやらないとな、油断しないように気を付けよう)”

なんてことを考えているわけですが。

まぁ今回いったい何が言いたいのかというと

割と結構身の回りに意味も無く“あいこに持ち込んでダラダラと時間だけを経過させようとしてくる奴”っていませんか?

ってこと。

たぶんこーゆーのって人それぞれですから性格的な問題かもしれませんが、私が感じるにだいたい大手企業や儲かっていて余裕のある人ほど、この“(あいこにする)能力者”が多い感じがします。

だいたいは時間やお金に余裕があるから“今、決めてしまうリスク”のことばかり考えている人が多いって印象です。

要するに『暇』なんですよ、そーゆー奴らは。

だから問題を先送りにするし、今決めようとしない。

徹底的に逃げるし、それにコチラを付き合わせようとしてくる。

たまったもんじゃありません。

だから私はこういう能力者が現れると脳内で先ほどのような“敵念能力者が現れた”ということにして徹底的に闘って“今”決められるようにします。

結構身近にいるもんなんですよ、この手の能力者は。

皆さんの周りにもいるんじゃあないですか?

そういう時は脳内で“敵念能力者”だと定めて闘ってみてください。

不思議と5回目くらいで決着がつきますよ。

(4回目のあとに“ここから先は慎重に言葉を選べ”と自分自身に言い聞かせてから発言するようにすんのがコツです)

*****

さて、有料部分は物語の先――すなわち“第二部”です。

【5回目で決着がつかない敵が現れた時の対処法】です。

“え?だいたい5回目で決着がつくんじゃあないの?”って思われるかもしれませんが、世の中には不思議と上手くいかない想定外の敵がよく現れるものなのです。

なのでここからは“その先”の敵が現れた場合の分析と戦略についてお話しますので、よろしくお願いします。

闘いはより熾烈を極めていきます。

【5回目で決着がつかない敵が現れた時の対処法】

まず念能力にはルールが存在します。

それは“制約と誓約”によって縛られていますので基本的には絶対ルールのハズなのです。

それなのに“5回目で決着がつかない状態”とはどういう状態なのかを考えてみましょう。

そうです。

“4回まであいこにする能力のハズなのに5回目で決着がつかないということは、その敵は別の術者(だいたい操作系念能力者)によってすでに操作されていた”

ということです。

その術者とはだいたい敵の“上司”です。

打ち合わせに出向く前におおかた

“少なくとも今日全てを決めてしまうようなことはするなよ?”

と釘=『律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)』を刺されてここに来ているのです!

実はこのパターンは本当に多いのです。

というか、だいたい上司とはそういう性質(性格)を持っている人間が多いので、今目の前にいる敵はだいたいその上司によって鎖を心臓に撃たれてすでに操作された状態でテーブルについているということを常に想定しておきましょう。

議論が始まってから“ん?なんか話が全然決定方向に進まないな”と感じたらとりあえず4回まであいての“あいこ能力”を弾いた上で5回目の攻撃を繰り出しましょう。それで決着がつかなかった場合は思考を切り替えましょう。敵はすでに目の前の人間からその上司へと切り替わっているわけですから。

ではその上司への対処法は何か?考えていきましょう。

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私もそんなあなたが大好きです!ありがとうございます。
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株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役 ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ 『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメット』シリーズ 『ジョジョの奇妙な冒険』 著書『エンターテインメントという薬』『熱狂する現場の作り方』漫画『チェイサーゲーム』

コメント2件

定期購読者なのでガッツリ有料部分まで読んでしまいましたが笑笑
やはり、ぴろし社長のフットワークの軽さや懐の深さは、単なる人柄とかだけではなかったんだなぁと(当たり前ですけど)認識させられました。
しかしこう見てると、特殊能力者に対して特殊能力ではないところで勝っていく様は痛快ですね!マジで漫画みたいな人ですなーって思いました笑笑
なるほど、、、、たゆまぬ努力とはこの事なのか、、、
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