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第366号『バイオハザード』シリーズ146作品

『バイオハザード』シリーズを全く知らない人類は数少ないと思いますが、たぶん意外とピンと来ないのが作品数だと思います。

恐らく熱心なゲームファンであれば「何言ってんの?最新作は『ヴィレッジ』だから8作品だよ!」とおっしゃることでしょう。

確かにナンバリングタイトルとしては『ヴィレッジ』が8作品目です。

では、『バイオハザード』という商品名を冠する作品はいったい何作品あるかご存知ですか?

(記事タイトルで先に答えを言ってしまっていますが)なんと!シリーズ146作品も発売されているんですよ!

まぁ「信じられない!」と思う方は上のリンクからご確認ください。

実は『バイオハザード』は1996年にPlaystation版が発売されてからナンバリングタイトル以外にも様々なスピンオフ作品含めて物凄い数のラインナップが展開されてきています。

『ゼロ』『リベレーションズ』『ガンサバイバー』『アウトブレイク』『クロニクルズ』なども個別にシリーズ展開がなされていますが、こういった派生タイトル以上に多く展開されているのが、実はリメイクなんですよ。

単純な別ハードへの移植だけでなく完全なリメイク版を含めると『バイオハザード(1)』だけでもなんと18回(18作品)販売されているんです。

これって本当に凄いことだと思います。

だって“売れるから”作られて販売されているんですよ。

この世の全ての商品は必ずそうなんです。

売れる根拠と実績があって、間違いなく売れる勝算があるから何度だってリメイクされるんですよ、最新のテクノロジーと共に。

それだけ『バイオハザード』というシリーズが金字塔的なタイトルであるというのと同時に唯一無二性を兼ね備えた商品であるということです。

そして株式会社カプコンはそうやって『バイオハザード』というIP(知的財産)をブランド化していったわけですね。

思えばカプコンというゲーム企業は『ストリートファイター』シリーズを含めて様々な格闘ゲームや『逆転裁判』『ロックマン』のようなタイトルも何度も移植・リメイクを繰り返してビジネスをやっているように見えますよね。

これってやはり社風というか戦略だと思うんですよね。

こうやって繰り返して何度も売場に並べても常に最新のテクノロジーで色褪せない面白さと新しい臨場感や体験を提供し続けているからこそ、今のブランディング成果があるのだと思います。

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今回の記事は「本当にカプコンって会社はブランディングが上手いし戦略にも長けていて技術力も突出していて凄くてカッコいいよね」ということが言いたいだけの内容になってますね。

けど実際にそう思っているんだからいいでしょう、別に。

「……で?」って思われるかもしれませんが以上ですよ。

単純に「カプコン凄い」でいいじゃないですか。

これ以上いったい何を望むんですか?

え?本当に言いたいこと?いや、言いましたよ、ちゃんと言ったでしょ。

別に他意は無いですよ、だって凄いじゃないですか、カプコン!

だからこの話はこれで全てでこれで終わり!

そう、終わりなんです!

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……んー、なんでしょう、この感じ。

全然信用されていないというか、なんか「オマエ他に言いたいことがあるだろ?」的な視線を感じるのは気のせいなんでしょうか。

……えーっと、ですね、そうだな、ちょっと違う話でもしよーかなー。

せっかく『ブランディング』って言葉も出てきましたからね、そういう線でもう少しだけ業界の話でもしてみよっかなー。

けど、きっとあんまりタメになるような話では無いのでそのつもりで読んでくださいね、とだけ先に言っておこうかな。

ふう、一応、警告はしましたからね。

それでは、張り切らずにいきましょうか。

お前らはブランディングを何だと思ってるんだ

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