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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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2022年5月の記事一覧

良いパクリ、悪いパクリ

良いパクリ、悪いパクリ

モノマネ、コピー、ハック、パクリ、、、
色々呼び名はあるが、どれもこれも
あまり良い響きの言葉ではない。

オリジナルを生み出すことの方が尊く、
それをパクるのはあまり褒められたもの
ではない、それが一般的な認識と言って
良いだろう。

とはいえ、世の中に星の数ほどある
様々な製品、サービスを企画する際に、
全くのオリジナルを生み出すなどという
ことの方がむしろレアではなかろうか。
何かしら、どこ

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そろそろマスクをするのは息苦しい季節

そろそろマスクをするのは息苦しい季節

今日の関東地方は、午前中激しい風雨に
見舞われた。
昼頃から徐々に雨も止み、午後はうっすら
陽も差して、蒸し暑い陽気。

こんな蒸し暑い日に、マスクをして歩く
のは鬱陶しいことこの上ない。
ちょっと歩いただけでも汗をうっすらと
かくような湿度なので、肌に接している
部分がなんとなく湿っている感じがする。

ようやく政府が重い腰を上げ、
屋外ではマスク着用ほぼ不要という
内容の方針を発表した。

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失敗の寛容度を上げよう!

失敗の寛容度を上げよう!

昨日は、Next Society Forum(NSF)という
イベントに半日ほど入りびたっていた。

このイベントは、ドラッカー学会が
主催する、年に一度のお祭り。
大変魅力的な講演の数々が
全て無料で聴けてしまうという、
非常に太っ腹な企画。

本当ならば午前中から聴きたかったところ
だが、残念ながら所用があり断念。
午後のセッションからはずっとPCの前に
かじりついていた。

午後一のセッショ

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ダイバーシティの確保がなぜ必要か

ダイバーシティの確保がなぜ必要か

「ダイバーシティ」という言葉は、
ここ数年で大分浸透した感がある。
因みに、お台場の施設名のことではなく、
「多様性」の意味を持つ英語である。

一口に「多様性」と言っても、
文脈次第で異なる意味を帯び得る。

男性だけでなく女性も。
日本人だけでなく外人も。
東京出身者だけでなく地方出身者も。
ベテランだけでなく若手も。
といった具合に、個人個人の属性、
デモグラフィックに関する「多様性」
とい

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日本に迫る食糧危機

日本に迫る食糧危機

激しい円安が進行している。
円安が進むと、外国からモノを買うのに
より多くの日本円が必要だ。
食糧自給率が低い我が国は、
円安によって苦しい状況へと向かう。

もちろん、円安によってドルなどの外貨建て
資産価値が上がるので、一方的に悪いこと
ばかりではない。
しかし、昨今のメディアを見る限り、
「円安=悪」という図式の報道が圧倒的に
多いため、多くの人が不安に陥っている
のではなかろうか。

加え

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「ただの音波」とコミュニケーション

「ただの音波」とコミュニケーション

ぶつぶつと独り言を言う人がいる。
兄弟姉妹のいない一人っ子や、
独り暮らしの長い人に、
比較的独り言を言う人が多い、
そんな傾向が感じられる。

独り言を言われると、ドキッとしてしまう。
それが、ため息交じりだったり、
何となく不快な雰囲気をまとっていると
なおさらである。
自分が悪くなくても、何か自分のせいで
不快な思いをさせてしまっただろうか?
と要らぬ気遣いをしたりすることも。

独り言は、

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来た流れには乗ってみる

来た流れには乗ってみる

月刊『致知』で、平櫛田中(でんちゅう)の
記事を読んだのは2、3週間前のこと。
記事の内容を受けて、こちらのnoteでも
10日前に少しばかり書かせてもらった。

そのわずか数日後、Facebookを何気なく
眺めていると、田中の代表作である
『鏡獅子』を見たという友人の投稿が
流れてきた。
思わず、さすがの迫力!と唸ってしまう
もので、これは「生で見たい」との意を
強くしたのだ。

この『鏡獅子

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和気清麻呂と稲盛和夫の共通点

和気清麻呂と稲盛和夫の共通点

歴史に詳しい人なら、和気清麻呂と聞くと
すぐにどんな人かはピンとくるだろう。
銅像が、皇居のお堀端、気象庁前のところに
立っている。
大変に立派な銅像である。

皇居に立っているのは、当然ながら
確固とした理由がある。
「勤王の忠臣」
故である。

清麻呂が生きたのは、奈良時代から平安時代に
差し掛かる頃。
道鏡が、偽の神託を使って皇位簒奪を図った
際に、神託の真偽を確認すべく宇佐八幡宮に
派遣さ

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