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すこし春を感じた日に、春っぽい俳句を作ってみた。

3月になって少し春を感じた。
今日はさほど寒さを感じない。
まだ完全に春、という感じではないけれど、春っぽくなってきた。
まだ本格的な春ではないが、春を想像しやすい。
というわけで?、この記事では「宇宙杯模擬テスト」を行う。


青い空満開の下ニャンコロリ

→あおいそら/まんかいのした/にゃんころり

天気のよい、満開の桜が咲く頃、猫がゴロンとしたらかわいいだろうな。


梅が散りさくら散る頃終わり知る

→うめがちり/さくらちるころ/おわりしる

完全な妄想句。
卒業前、気持ちを寄せていた好きな人がいたが、梅が散ってもまだ間に合う気がしていた。しかし、桜が散って、もうお互いに別の道を歩み始めたことを自覚するのは、桜が散った頃だろう。


恋心さくらとともに散り果てぬ

こいごころ/さくらとともに/ちりはてぬ

②と同じ。


菜の花も桜の花も画面越し

→なのはなも/さくらのはなも/がめんごし

今年も某ウ○ルスのせいで、みんながワイワイ・ガヤガヤは出来ないのだろう。みんな画面上の映像で、ひとりひとり春を感じるのだろう。


「マスクやめ!」タイガーマスク現れて!

ますくやめ/たいがーますく/あらわれて

「もうマスクなんてしなくていいよ。俺が悪い奴やっつけておいたから」と言ってくれるタイガーマスクだけが、マスクをしたまま言ってくれたら、面白いでだうな。


今春もひとり佇む掲示板

こんしゅんも/ひとりたたずむ/けいじばん

合格発表がネット上だけになっている。合否はそれで分かるけど、達成感を感じることが難しいのではないだろうか?合格しても、落ちても、掲示板の前で流す涙は美しい。。はず。。。


ピカピカの一年生の泣き笑顔

ぴかぴかの/いちねんせいの/なきえがお

入学式の頃、笑顔いっぱいで学校に向かう子もいれば、お母さんに手を引かれて泣きながら登校する1年生もいる。
いずれにしても、1年生という希望を見ると、救われたような気持ちになる。


今考えていること(個人的展望)

 俳句に関して知っていることは、多くない。だから、ちゃんとそれなりに学んだほうがいいのかな、という思いはある。
 しかし、学んでしまうと、他人の影響を強く受けてしまうのではないか、という思いもあり、揺れている。

 季語や古語を多く知ることはよいことだと思うが、あまり普段使っていない言葉は、なるべく使いたくない。また、「けり、や、かな、なり」などの切れ字も使いたくない。
 
 それでは俳句が成り立たないのかもしれないが、普段使っていない言葉を使うと、嘘っぽく響くし、歯が浮くような感じがする。

 古語や切れ字を用いず、日常のことばで、なんとか「渾身の一句」を作りたい。ありふれた言葉でも、コンビネーション次第では、新鮮な響きを作れるのではないか?それを宇宙杯では試してみたい。
 「倒置法」「擬人法」「体言止め」「一語二想」「陽動作戦」「有言不実行」を考えてはいる。
 とか言って、無理っぽい感じもしている。一言でいうと「わからない」です。

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