【就活解説】①-3 自己分析って、何のためにするの?
前回までのおさらい
前回は、あなたにとって働く理由は何ですか?という問いかけと、私自身が15年前に言語化した働く理由についてお伝えしました。
参考リンク:前回note
https://note.com/petasan/n/nf21178b2f85c
本日の内容
①自己分析って、何のためにするの?の解説編の第3弾。
1、”働く”という結論から入らず、””働かない”という選択肢と天秤にかける2、”何のために働くのか?”を思考する
3、働く理由、目的を叶えられる会社とは?を思考する(★コチラ)
4、自分に合う会社=目的を叶えられる会社
5、就職活動は、合う会社を選び、合う企業から選ばれるための活動
なぜ働くか?の言語化から、就職先への接続
前回までのパートでは、なぜ働くのか?の理由を定める話をしました。
本日はそこを就職活動と結びつけるパートです。
また、私の理由を例に挙げて、解説します。
※私が就活したのは08卒世代で、2006年に思考した内容です。
やや古いですがあくまでいちサンプルとしてご参考まで…
●私の働く理由(再掲)
自分の大切な人(※特に家族)を守り続けられる存在になるため
この状態だとまだ抽象度が高く、どんな企業、環境がよいのか。どんな就職活動をすればよいのか、までは繋がりません。
そこで、この漠然として自分の思いを掘り下げていきます。
●自分にとって、大切な人って何だろう?
→頭に浮かぶのは自身の家族と、将来の家族。また、血の繋がりはなくとも大事にしたい人、友人でした。
私は自分自身の趣味に没頭というよりも、大切な人が笑っている、幸せでいることが、自分の喜びというタイプであることにも気づき、他者を頭に思い浮かべながら頑張るタイプであることがこのタイミングで整理されました。
辛い受験勉強の際には、祖父の期待を裏切りたくない、という想いで踏ん張れたこともありました。
●守り続ける存在って、どうなっていたらいいんだろう?
→大切な人たちが何かに困ったり、助けが必要な時に、経済的に安定しており、経験的にも、何かしらで支援をしてあげられる存在。
経験というのは漠然としていましたが、経済的には、苦労して自分を育ててくれた親への感謝の気持ちもあり、「車が趣味の親父にレクサスが欲しいなら買ってあげられるような余裕がある状態になりたい」と思っていたのを覚えています。
働く目的が叶っている状態の具現化、言語化
次に、この思いを具現化していきます。私の場合、
”安定して経済的に余裕のある状態(=親父にレクサスを変える状態)”になるのは?
というのが、考えるべき内容でした。そこで、いくつか思考を重ねます。
・安定するには、安定企業に入ればいいのか?
→いや、大企業にいれば安泰の時代は終わる。
→会社自体はリストラで生き延びれるが、そこで働く個人は安泰ではない。→だからこそ、どこでも通用する”市場価値”を高めることが重要
・市場価値とは?
→どこでも必要とされる職務能力。起業も見越しつつ、どの会社にもある 「マネジメント」と「営業」は汎用的であるとおき、そこを最短で学び、体得できる会社がよいみたいなことを考えていました。
最終的には、
起業を見越したマネジメント力と営業力の早期獲得と、一定水準の給与で働き続けられる”市場価値”の高さを意識し、若くして修羅場や大きな裁量を持てる環境、尊敬できるレベルのビジネスパーソンがいる環境が必要
くらいまで整理したのを覚えています。
ここまでくると、3万社の選択肢からかなり絞れてきそうですよね。
また、よく就活の軸として、●●業界志望などの「業界軸」がありますが、
私にとっては業界は最初の軸にならないことがおわかりになると思います。
次回に続きます。
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