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広島の採用支援奮闘記~第四弾~

こんにちは。ペルソナの中村です。

「人材紹介業を通じて、地元の支援や活性化に貢献したい!」と意気込んではじめた広島の採用支援。

前回の”広島の採用支援奮闘記”の第三弾では、私がどうしてもご支援をしたかった、「地方創生を目指す事業者に対して資金・経営支援を行っている企業」の、新規開拓から1人目のご支援事例を執筆させていただきました。

記事を読んでいただいた方々から、「頑張っているね!」と応援のお言葉をいただくことも増え、とても嬉しいです。

▼広島の採用支援奮闘記シリーズはこちらです

今回は、同社への2人目となるご支援事例を踏まえ、地方の中小企業のご支援の醍醐味・難しさなどを振り返ってみたいと思っています。
地方の中小企業様に読んでいただけたら嬉しいです。

中小企業の採用とは


中小企業における「採用」は、労働力を確保するという意味合い以上に、いろんな側面で大きなインパクトを与えます。

大企業よりも、従業員1名の存在が、ダイレクトに企業の成長、カルチャーや文化、周囲の社員、人件費など影響を与えます。そのため、「誰をバスに乗せるか」を、より慎重に決定される傾向が大企業よりも強いです。

選考の中で、「本当に、この方を採用するかどうか」をとても慎重に判断されるケースとして、例えば下記のようなことがありました。

■選考プロセスが変わる。
人事面接、役員面接、社長面接を経たあとに、当初の選考プロセスにはなかった「営業プレゼン」が追加となり、入社後に本当に活躍してくれるのか?をジャッジされるケース。

■選考を経る中で「お任せしたいこと」が変わる。
数度の面接を経て、最後の社長面接。今後の成長戦略についてのお話から、全く新設のポジションで採用を検討したいという、ミッションやポジションが変わるケース。

■雇用形態が変わる。
最終面接を終了したが、本当に活躍できるかどうかは、業務委託からスタートし、双方のフィット感を確認してから、役職者に上げたいというケース。

エージェント側の人間としては、エージェント泣かせの事例ではありますが、いずれも、採用に慎重だからこそ生じてくるプロセスです。

採用企業の真意を見極め、きちんと候補者へも説明をする。候補者側のご意向を踏まえながら、企業側の選考プロセスに対してエージェントとしてきちんと提案をする。双方に深く入り込むことがとても大事になってきます。

ご相談いただいた2人目の採用ニーズ


「地方創生を目指す事業者に対して資金・経営支援を行っている企業」へ、1人目の経理部長のご支援ができたあと、新たに採用のご依頼を頂きました。

次にご依頼いただいたのは、「事業プロデュース」のポジションです。

  • 地方創生を目指す事業者等に対して、事業立上げ、経営支援や事業再構築などのコンサルティングを行っていただきたい。

  • 案件によっては、ファイナンス回りの相談であったり、事業立上げの相談であったり、出口戦略が新会社設立であったり…とても幅が広いため、総合格闘技のように広くご対応できる方に来ていただきたい。

  • 現状では専任の部長お一人のみでご活躍されており、今後支援するエリアを広げていくために組織強化をしたい。

というご依頼でした。
エリア全体のダイナミックなプロデュースやコンサルティングに従事できるという稀有な案件でありましたが、地方勤務で、年収も地方の水準総合格闘技のようなご経験を持つ方がいらっしゃるだろうか。
なかなか難易度が高そうだな、というのが、最初の私の感想でした。

実際の採用支援の事例


なかなか他社にはない稀有なポジションであるため、ご興味を持っていただく方は多かったのですが、実際に候補者との面談ですり合わせをさせて頂く中で、ご紹介に結びつけることが難しく、とても苦労をしました。

その中で、ご経験やご経験、仕事のスタンス共にフィットされる方から応募意思をいただき、満を持して1人目をご紹介させて頂きました。結果としては、その方が内定を獲得され入社を承諾されました。会計の知識を持ち、幅広いコンサルティングを行っておられる方です。

「もっと社内外のリソースを活用できる環境で、広く・専門性の深さも求めながらコンサルをやりたい」というキャリアビジョンにとてもフィットするため、喜ばれての承諾となりました。

今回の選考も、途中のプロセスでは、企業側・候補者側への強いフォローが必要になるシーンがありました。
面接官によって、「お任せしたいこと」の考えが異なる等、色々とパワーが必要でしたが、企業側の意図や背景をきちんと理解した上でご説明し、候補者の方にも納得いただけたことが大きかったと思っています。

最後に


今回の事例を通じ、同社の代表にも「やるじゃん、ペルソナ中村さん」というとても嬉しいお言葉もいただき、やりがいを強く感じるご支援になりました。

地方の中小企業の採用支援は、案件の難易度、選考プロセスともに、難しい対応になりがちですが、ご縁を紡いだ後の介在価値の大きさは、なんとも言えない歓びがあり、それが私のエージェント生活における「やりがい」に繋がっていると思います。

今後も、少しでも日本が元気に、地方が活性化するお手伝いをしていきたいと思っています。

私の広島の採用支援の奮闘はまだまだ続きます。

ペルソナ株式会社 中村


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