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読んで作品に興味を持った記事

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#映画

韓国映画『鬼手』はホビー漫画×暴力の危険なPPAPだ。

韓国映画『鬼手』はホビー漫画×暴力の危険なPPAPだ。

 今年の秋は、エモの秋だった。

 『TENET』を観ては「美しい男と男の死をも厭わない強い結びつき…ロバート・パティンソン……」とうわ言を繰り返し、『ゆるキャン△』を観て初めて「エモい」という言葉の真の意味を知った。その上今は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の原作小説をまとめ買いし、夜な夜な枕を涙で濡らしている。触れた作品の一つ一つに感情を揺さぶられ、充実したエンタメライフを営むことができた

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まさに「Fine」の名にふさわしい劇場版「冴えカノ」を君はもう見たか。

まさに「Fine」の名にふさわしい劇場版「冴えカノ」を君はもう見たか。

劇場公開からすでに丸一年。先日映像ディスクが発売になった劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」

アマゾンプライムでもレンタル配信が始まっていますね。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08JHF9PPV/ref=atv_dp_share_cu_r

今日はそんな劇場版冴えカノは何が良かったのか、そしてなぜ私は劇場に8回も見に行ったのか。その

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かつて日本が通った道。ドキュメンタリー映画『女工哀歌(エレジー)』アメリカ、2005年。

かつて日本が通った道。ドキュメンタリー映画『女工哀歌(エレジー)』アメリカ、2005年。

先進国で売られるジーンズの多くが、中国の工場で作られていた2005年。安いジーンズがどうやってつくられているか、工場で働く女の子たちを追ったドキュメンタリー。その映像は、圧倒的な人件費の安さとコスト削減、技術力の向上で「世界の工場」になった中国の現実を突きつけます。

ドキュメンタリーの主人公ジャスミンは10代半ば。彼女の同僚たちもみんな同じ。中学校を出るか、でないかで農村から沿海部の大都市に出稼

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