見出し画像

カオスをワクワクできるチームビルディングとは?~失敗談から生まれた合言葉~『ピートラ』vol.32

イノベ乗組員ましもんです。
好奇心ドリブンで、ピープルのパーパス「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」を実現する新規事業のプロジェクトリーダーとして模索中です。
前回の記事(カオスを愛する挑戦者)をきっかけに、カオスに共感する新しい仲間との出会いもあり、カオスは自分は苦手だけど楽しく参加してますよ!とチームメンバーから感想をいただいたりと、身近な反響が多く嬉しかったです。

イノベーションは、多様なメンバーの力あってこそ!もちろん、プロジェクトには、カオスが好きな人もいれば苦手な人もいて、プロジェクトメンバーの個性もカオス
そのため、リーダーとして一番エネルギーを使いたい!と考えているのが、多様なメンバーに最大限力を発揮してもらえるチームビルディングです。
プロジェクト進行同様にチーム作りも、常にカオスの中トライ&エラーの連続で、失敗も多々。それでも、少しずつ関わってくれる仲間が集まり、カオスが苦手という私とは違う個性のメンバーも楽しく参加してもらえるようになってきました。
そこで、
私が仲間との関係性において困ったら常に立ち戻る、チームビルディングにおいて大事にしている[4つの合言葉]を、失敗談と共にお伝えします。

チームビルディング4つの合言葉

①     ワクワク最優先

AIサポートをお願いできてしまう時代、ワクワクからくる人の「情熱」は、新しいものを作り出す原動力。
特に、パーパスにつながる好奇心事業をつくるためには、多様なスキルや思考の人が集まり、それぞれが楽しんで関わる「情熱」があってこそ!!
個々人(会社)の強みや得意だけでなく、相手のやりたいこととマッチングしているか、一緒に進めることにお互いワクワクできるか、のコミュニケーションを最も重視しています。

「求められることは何?」「求められることができているか?」と聞かれたら、相手がワクワクできずもやもやしている合図。
私の想いを答えのように提示しても、相手と私のワクワクが違って更にもやもやさせてしまった経験から、
「楽しいか?」「このプロジェクトで得たいことが得られそうか?」をむしろ聞き返し、対話する時間を大事にするきっかけとしています。

チームビルディング 「失敗談①」

ワクワクする「情熱」は、スキルや経験を超えるパフォーマンスとして自然と結果につながるはず!
ちなみに私自身のワクワクは、多様な人との出会いによって新たな視点が広がること、コラボレーションが生まれる場に立ち会えること。なので、新規事業のリーダーとして、チームビルディングに最も時間を割くことは私自身の好奇心でもあるのです。

②     つっこまれビリティ

カオスなメンバーでワクワクで役割を分担するためには、自分の得意より苦手をオープンにし、率直につっこめる関係性づくりを大事にしています。
実はこれに関しては、リーダーの私自身が、仲間になってくれる人に頼るつもり全開で接しているからか、特に意識せずとも初対面から容赦なくつっこんでもらえることが多く、感謝しています(笑)

つっこまれる受身技として、うまくスルーするスキルも大事。全てのつっこみをまともに受けていると、真面目に考えすぎてしまうタイプの人にとってはストレスになっていることに気づいてから、セットで伝えることに!
つっこみをスルーして自分の想いを貫くこと選択も大歓迎!!負けずにしつこくつっこむ可能性大ですが(笑)

チームビルディング 「失敗談②」

先輩後輩、社内社外メンバー関わらず、つっこみ・つっこまれ合えることで、個々人では発想できない第3のアイデアがうまれ、その積み重ねがイノベーションになるはず!
新しい観点でのつっこみ(=人)との出会いがある度、ワクワクします♪

③     ときもどし

イノベーションにおいて答えはないので、違うと思ったら戻るべき場所から再度やり直す、トライ&エラーをスピーディに繰り返すことが重要。その判断を率先するのがリーダーの役割。
戻るきっかけとしては、ワクワクしなくなった時、つっこまれた時
自分にも人にもオープンマインドで、戻るべき些細なきっかけをも敏感に察知し、且つ、戻る判断を躊躇なくできるための「余白」を常に持っていられるよう心がけています。

「トライ&エラー」は「やり直し」の連続でもあるので、積み重ねが無駄になったように感じてモチベーションが下がるメンバーも。停滞する中、同じ「やり直し」でも、ポジティブに捉えられるようにと「ときもどし♪」とワクワクする合言葉をメンバーが提案してくれました。
行為は同じでも、モチベーションをあげる言葉選びの大事さを教えてもらい、今や、チームレジリエンスを高められる魔法の言葉です。

チームビルディング 「失敗談③」

④     疲れたら休もう

今、プロジェクトはほぼフルリモート進行で、1回もリアルで会ったことがないメンバーも多い上、社内兼務、プロボノ、副業、育休中、育児時短、介護時短、、等ダイバーシティなチーム。関わり度合い様々な、100人を超えるメンバーが参加してくれています。
だからこそ、それぞれが自分の働き方を自分で決める「わくわく最優先」はもちろん、疲れたらいったん休んだり抜けるのもあり!個人の選択を尊重できる関係性を大事にしています。

これは、リーダーの方に最も意識してほしいバリュー。
私自身、楽しいとのめりこみすぎることもあり、それによって、周りが見えなくなって、大事な「ときもどし」のきっかけを見失うことも多々!
なかなかできずにいますが(笑)、忙しい時ほど、勇気を出して休む予定を入れるべし!

チームビルディング 「失敗談④」

以上、4つの合言葉の効果は、集まったメンバー次第ですが、ぜひ参考にしてみてください!

育休中プロジェクトメンバーとして活動してくださったメンバーと💛

新規事業は中断・失敗の方が多い、と言われる中、それでもプロセスに関わってくれた人が、「参加してよかった」と、思える場にしていくことを目標に、少なくとも自分自身がワクワクできるチームづくりをこれからもトライ&エラーしていきたいです。(メンバーの皆さん、どんどんつっこんでください♪)

そして今!新たなチャレンジとして、子どもがチームメンバーの一員になる計画も進めています。
子どもにとって、4つの合言葉にこめる想いをどう伝えるとわかりやすいのか?
そのトライ&エラーで、より良いチーム作りのヒントや学びが子どもからいっぱいもらえそうで、楽しみです。
そのレポートもまたお伝えします!

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?